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「遠距離恋愛の名言集」辛さを乗り越えられた彼のメッセージ4選

大山奏

大山奏K.Ohyama

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1:「本当にヤバかったら5時間で行くから!」

「彼が地方に転勤になって、遠距離することになったんですけど、最初はすごく不安だったんです。電車とかすごく不便で、会うのも1か月か2か月に1回ぐらいになっちゃったから。それである日すごい寂しくて電話で泣いちゃったことがあって。

その時彼が“本当にヤバかったら、今から5時間で行くよ? ダメそう?”って聞いてくれて」(Eさん/29歳)

--5時間ってどうやって来るつもりだったんですか?

「彼が車を飛ばして来てくれるって。でも普通なら7時間くらいかかる距離なんですけどね。そのくらい急いできてくれるってことだったんでしょうね。だから“そんな無茶して事故とかあったら嫌だよ”って言って。しかも彼、次の日も仕事なのに、夜中まで私の不安をずっと電話で聞いてくれてたから」

--それで実際には我慢できたと。

「そうですね。本当に我慢できなくなったら5時間だけ待てばいいんだって思えるようになりましたね。寝ちゃえば5時間くらいあっという間だなって思ったら、ちょっと距離が短く感じるようになりました」

世の女性の意見は?

女性A:これ、私彼に言われたことある。東京→大阪の遠距離で「なんかあったら8時間で行くから!」って。

女性B:えー! まじで! 8時間ってちょうど寝て起きたら来てくれてる時間じゃん。

女性C:で? どうしたの?

女性A:それが……「寂しいから来て!」って本気で言ったら断られた(笑)。

女性B:爆笑。結局かよ(笑)。

女性C:まあ、それってあれだよね。大概の女子は本当に来て欲しいんじゃなくて、そういう安心させる言葉を求めてるだけの節あるよね。Aの場合は知らないけど(笑)。

女性A:うん(笑)。私も無理だろうな~と思いながらノリで言っちゃったから。でも「本当になんか大変なことがあった時は行くから! 寂しい時くらいは我慢しろ!」って言われて心強かった。結局はそういう言葉を求めてるんだよね。

2:「2年後の幸せのための貯金だと思って」

「ネットで知り合った彼と意気投合したんですけど、実は遠距離だってことに気付いて。でも、その時にはもう絶対に付き合いたいし、できれば結婚したいってくらいまで思っちゃってたから、遠距離でも付き合おうってことになったんです」(Iさん/29歳)

--で、彼からもらった言葉ってありますか?

「そうですね。付き合うって話になったときに彼が“じゃあ、俺はあと2年したらお前の近くにいけるようにする”って言ってくれたんですよ。で、“だから、2年間は、それから先の幸せのための我慢の貯金だと思って耐えてくれ”って」

--それはすごいですね。

「はい。でも最初からこんな風に言ってもらえてたから、我慢できたんだと思います。だって終わりが見えてないと苦しすぎるじゃないですか。だから彼には本当に感謝しています」

3:「離れてる時間の方が相手のことを深く知れる」

「付き合ってからしばらくして彼の転勤が決まって、最初は私も仕事やめて一緒についていくって言ったんです。そしたら彼がダメだって。で、“なんかの本に書いてあったんだけどさ、離れてる時間の方が相手のことを深く考えられるんだって”って。

“だから、俺たちは離れてお互いをよく知ることができるんだよ”って」(Nさん/30歳)

--ちょっと哲学的ですね。

「はい。最初は“そんなのウソだ”って思ってたけど、確かに会えない時間があればあるほど彼のことを前より考えている自分に気付くようになって。しかも、彼のいい所もどんどん発見して。だから言ってたことあってたなぁって」

世の女性の意見は?

女性A:これは分かるかも。「離れている時間」って本当にお互いが思い合うために必要だと思う。

女性B:そうかも~! 別れたカップルが、別れてから大事さに気付くっていうやつと似てるよね。

女性C:なるほど! 会えないからこそ会いたくて会いたくてふるえるやつ。

女性A:それね。だって会えるってわかってたら震える前に会えるじゃん。

女性C:いくら願っても会えないってわかってるからこそ、相手のことを思ってふるえるんだもんね。

女性B:もうその西野カナトークやめて(笑)。でもまさにその通り。会えないから彼のことばっかり考えてますます好きになっちゃう。

女性A:だからこそ会えた時の感動は大きいもんね。そう考えたら遠距離恋愛って悪くないかも!?

4:「何があっても誰よりも愛してるから」

「遠距離してたときは、本当に辛かったですね。私はそんな名言ってほどすごい言葉は聞いてないですけど、彼が“何があっても、誰よりも愛しているからね”って別れるたびに言ってくれてて、それが支えになってたと思います」(Wさん/33歳)

--それを言葉にしてくれるって素敵な彼ですね。

「はい。普通はこういうことハッキリ言ってくれないでしょ? でも彼はサラッと当たり前のように言ってくれて。しかも、たいてい私が寂しいなって思っているときに言ってくれるから心にしみてきて」

--だから我慢できたと。

「そうですね。遠距離だと不安なことも多いはずなんですけど、この言葉を聞くたびに安心してましたね。離れてても愛されてるって実感できてたのが大きかったんだと思います」

遠距離って辛いことばかりかと思っていましたが、こんな風に彼から優しい思いやりに溢れた言葉が聞けるんだったら、少しくらいは体験してみるのも悪くないかも。

そして離れていながら、お互いに相手を思い続けた結果、一緒になれたときの幸せは、普段からいつでも会えるカップルとは比べものにならないんでしょうね。