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超ウケる…!「自覚なし自己中男」を撃退するダメ出しセリフ3つ

文平サチオ

文平サチオS.Fumihira

目次

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1:イクメンアピールで不倫を迫るダメ男

「社内の男性だと、誰が一番タイプ?」

「私は木村さん。木村さんってカッコいいよね~」

職場の同僚と食事に行ったり、飲みに行ったりすれば、自然とそんな話になりますよね。男の話は“酒の肴”にピッタリです。

そんなとき「じゃあ、あなたは?」と話を振られたならば、「誰もいません!」……なんて答えると“ノリが悪い女”だと思われちゃいます。

でも、下手に独身男性の名前を挙げてしまうと「狙ってるんだ~」なんて思われてめんどう。あえて“既婚者の名前を出す”という作戦をとる人も多いのでは?

「既婚者だけど、私、〇〇さんがいいと思うなぁ~」

名前を挙げた男性が既婚者で、さらに子持ちともなれば、“狙っている感”が出ませんし、その場の空気を乱すことなく会話は流れていきます。和を乱さない、大人の処世術ですね。

どこから話が漏れたのか……

しかし、会社というのは怖い場所です。どこから話が漏れたのか、あなたが名前を出した男性の耳にウワサが届き、その本人が勘違いして、あなたにアプローチを仕掛けてくる……なんてこともあるんです!

無理やり食事に誘われてしまい、

「こないだなんかヘトヘトで帰宅したら出てきた夕飯がレトルトでさぁ~。最悪だよね。子供が生まれて、もう奥さんに女を感じないんだよね」

延々と続く奥さんへの愚痴と、“子育てで疲れています”アピール。同情を買って女性の気持ちを引こうとしているのでしょう。

「その点、キミは清楚で女の子らしくていいよね。思いやりもあるし、優しいし」

……奥さんのことをサゲながら、不倫のお誘い? そう思ったら、こう言ってやりましょう。

「普段いったい何してんの? 奥さんは仕事に子育てに頑張ってるのに、お前は何もしてなくね?」

「……いや、だってオレ働いてるし」と彼が言い訳を始めたら追撃です。

そしてとどめの一撃はこれで。

ロクでもない父親を持つことになった、奥さんと子どもが可哀想ですね。

 

2:「浮気は本能」と開き直るダメ男

「ねぇ、浮気したでしょ!? なんでそんなことするの? あり得ないんだけど!」

浮気グセのある男、いますよね。その浮気が発覚した際に平謝りする男性であればまだマシなのですが、男の中には「浮気は男の本能だから」などと開き直るような態度をとる輩もいます。

「生物学上、本能でほかの雌も求めてしまう生き物なんだよ!」

“自分の欲望”と“生物の本能”の区別もできない男。そんな男は、いずれまた浮気を繰り返しますから、早いうちに別れるのが正解です。

しかし、浮気をされて、ただ別れるのはシャクですよね。別れを告げる前に、彼に対して“些細な復讐”をするのはどうでしょうか?

「だって仕方ないじゃん……(笑)」

STEP1

まずは「そうなんだ、しかたないね」と彼を許したようなふりをしましょう。腸が煮えくり返っていても、それを顔に出してはいけません。

「そろそろお腹空いてきたね。ご飯作るよ」

浮気について“一件落着した”と思っている彼は、安堵しながら彼女が作るご飯を心待ちにしているはず。

「今日は大好物を作ってあげるね」と言って、料理を作りましょう。

STEP2

そして、作った料理は彼のぶんも含めて全部自分で食べ切ります

“作った料理をすべて平らげる”という彼女の奇行を目にし、彼はうろたえることでしょう。

「……えっ、ちょっと待ってよ。オレのぶんは?」

「ごめんごめん、残すの忘れてたわー、でも仕方ないよね」

その後も、Hのときに「ヤダ退屈で寝ちゃった☆ これも本能が(以下略)」を繰り返し、彼の嫌いなところを「本能的に嫌い」と言い続ければ、彼に相当な精神的ダメージを与えることが可能です。

十分ダメージを与えて満足したら、ポイッと彼を捨てちゃいましょう。

 

 

3:亭主関白と言うけれど……

「この歳になると、“誰かオレのメシ作ってくれないかなぁ”って思うんだよね。それに親に孫の顔を見せたいから、オレの子供を生んでくれる子を探してるんだよね」

奥さんに料理・洗濯などの家事を全部やってもらう。結婚生活をそんなふうに捉えている男性はいまだに存在しています。時代錯誤の勘違い男ですね。

夫婦間での家事分業が当たり前のご時世ですから、そんな“亭主関白的思想”を持っている男は、当たり前ですがモテませんし、高い確率でロクな男ではないでしょう。

女は男の言いなりなの?

とある合コンで出会った男子との初デートでの会話、

「結婚相手は、同じ出身地の人がいいなぁ。そのほうがオレの親のめんどうを見てもらうときにも何かと都合がいいし。そう思わないかい?」

料理・洗濯だけでなく、子育ても奥さんに丸投げ、そして自分の親のめんどうまで奥さんに見てもらおうと考えてる……もうこれは“ダメ男”としか言えません。

そんな男性から「結婚を前提に付き合ってくれないか?」なんて言われたらどうしましょう。

「キミとなら上手くやれる気がするんだ。どう思う?」

「どう思う?」と聞かれたら、正直に答えるしかありませんよね。

結婚相手と下僕との区別がつかないような男は、願い下げです。

 

ときには厳しいダメ出しをして、男を追い払っておかないと、いつまで経っても“良縁”は舞い込みませんよ!

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もしもダメ男に遭遇したら、しっかりと準備をしておいて撃退しましょうね。

 

【出典】

深夜のダメ恋図鑑(著:尾崎衣良)