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ベッドで押しまくれッ!男子が興奮しちゃう「エッチなツボ」7つ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:恥じらい

沙耶:まず、みなさんよくご存じかもしれませんが、“恥じらい”は男子をいたく興奮させます。でも、心の中だけで恥ずかしがっていても相手には伝わらないので、ちゃんと表現しなければいけません。

ーー演技でもいいんですか?

沙耶:むしろ本気で恥ずかしいときって、無口で機嫌悪そうに黙っているように見えちゃうことも多いので、演技のほうがいいかもです。

ーー「恥ずかしい……ッ」と演技できるのって、本心では全然恥ずかしがってないんじゃないですか?

沙耶:恥ずかしいをどう表現するかですよね。小説だと「恥ずかしさのあまり、●●だった……」のように直接、「恥ずかしい」状態を書くこともできるのですが。リアルでは、しぐさなどで伝えるほうが効果的なのではないかと。

ーーどのようなしぐさが、恥じらいを表現できますか?

沙耶:胸を手で隠したり、スカートの裾を直したり伸ばしたり。いったん見つめて、うつむくように目をそらしたり。目は横じゃなくて、下にそらすといいでしょうね。

 

2:驚き

沙耶:続いて、「驚き」も男子の興奮を誘いますね。「…えっ……!」「ビクンっ」というやつです。

ーー確かに、女子が驚いているシーンって、個人的にはすごくソソるんですよ。恐怖が入っている感じですかね?

沙耶:そうですね。恐怖と期待が入り混じった感じに、自分で動揺しながら、ドキドキに耐えられなくなって、敏感になっていく……という描き方が多いのではないでしょうか。

ーービクンっと驚いた時点で、こう、なんか1回、越えてはいけない線を越えちゃった感じがいいですよね。

沙耶:確かに、一線を越えた臨界点がチラ見えするイメージがあります。エッチで、最初にソッと触られたときなど、上手にビクンっとできるといいですね。

 

3:戸惑い

沙耶:「驚き」に続いて「戸惑い」です。これも男子の興奮のツボを押しますよ。「まさか……なんで?」という緊張感と、「どうしよう……?」という不安。これが表現できると、一緒にいる男子は「安心させる」か「征服する」の二択を迫られますから。どちらもエッチになりますよね。

ーーこれは、触られたりしたことへの「戸惑い」なんですか?

沙耶:それとか、「自分が気持ちよくなってしまっていることへの戸惑い」ですね。

ーー「なんでこんなことされるんだろう……。でも、気持ち……いい……」みたいな?

沙耶:それだとふたつの戸惑いが絡み合っていて、とてもいいですよ。

 

4:順従

沙耶:「戸惑い」が入ると、ベッドで一緒にいる男子は、「安心させる」か「征服する」の2択しかなくなる……という話をしました。

ーー「大丈夫だよ……」と優しく撫でてくるか、「もう、我慢できねぇ。いいだろ?」とガバッとくるか……ということですか?

沙耶:そうですね。そのどちらがきても、「順従」、つまり素直に従う態度をとると、これまた男子のツボを押すことができます。

ーー「……うん。いいよ」と言えばいいのですか?

沙耶:言葉では、そうですね。本当は、よりていねいな言葉のほうが卑猥感が出るので、「は、はい……」のほうがいいのですが、仰々しくなりすぎてしまう恐れもあるので、自然のセリフでいいでしょう。言葉だけではなく、相手を抱きしめたり、キスしたり、態度であらわすのも効果的ですよ。

 

5:我慢失敗

沙耶:次の男を興奮させるツボは「我慢失敗」です。気持ちいいことをされても、気持ちよさを「我慢」している様子を見せる。だけど我慢できなくて、気持ちよくなってしまう……。この様子に、男子は興奮します。

ーーなかなか演技が難しそうですよ?

沙耶:これは演技じゃなくて大丈夫です。本当に「気持ちよくなっちゃダメ」と思ってみましょう。だいたい、そう思わないときよりも気持ちよくなってしまいます。そこで漏らすように声を出していくのがポイントですね。

ーーそうすると「我慢しきれてしまう」という人もいるのではないでしょうか?

沙耶:そういう人は、例えば触られているときに、「1mmも動いちゃダメ」とか、「呼吸を少しでも乱しちゃダメ」とか、心の中で我慢のハードルを上げてみましょう。動いちゃダメと思うと、ピクッとなっちゃったり、呼吸も、ハァ、ハァァとちょっと乱れたりが出やすくなります。

 

6:陶酔

沙耶:そして、「陶酔(とうすい)」ですね。これは簡単。何も考えずに、気持ち良さに身を委ねましょう。我慢から解放されて、何も考えず、頭を真っ白にして、体の快感だけを知覚し、その快感と一体化するつもりで。

ーーなんか難しそうですよ。

沙耶:単純に、いつも通り気持ちよくなればいいだけです。5までのツボを押していることで、6のツボがすごく効果的になります。6のツボだけ押すのでは、あまり効かないんですけどね。

ーーなるほど。1〜5まで押すことで、6のツボの効果が上がるわけですか。

沙耶:1〜5まで、脳内で自分でツボを押せる強者な男子もいるのですが、なかなかそういう妄想力豊かな相手はなかなかいないので、しっかりと押してあげましょう。

 

7:おねだり

沙耶:これも1〜6まで押してから……というツボなのですが、「おねだり」です。「快感に負けて、エッチが好きになってしまった……。もう、身も心もあなたのものです。好きにしてください」という、いやらしい思いが、1〜6まで押してあることによって伝わります。

ーー確かに、そういう思いが伝わってくると、興奮します。この「おねだり」は、具体的には、どんな感じですればいいのですか?

沙耶:力の抜けた状態で、トロンとした目で、裸で相手にくっついて、手や口などで相手を摩ることで、効果的に伝わりますね。愛情と従順とが合わさりながら、興奮を喚起します。

ーーいいですねー。なんか、話聞いてたらエッチしたい気分になっちゃいましたよ。さすがです。

 

「単純に演技だと考えると萎えるけど、これらを真剣に表現しようと頑張る姿にエロスが醸し出されます」と最後に語ってくれた小川沙耶(26)さん。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

【取材協力】

小川沙耶(26)<おがわさや(26)>・・・小説家、恋愛コラムニスト。女性のリアルな性と恋愛を描くためという名目で、現在も派遣OLとして週2回勤務中。いまいちやめどきがわからない。著作に『女性社員から「きもい」と言われない働き方』ほか、多数。漫画の原作も手掛けている。