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壊されちゃう…ッ!「愛情が1ミリも感じられない」彼氏のエッチ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

1:ユウコ(仮名)/24歳のケース

苦手だけど一生懸命にやりました

「付き合って半年くらいでのお話です。彼氏とはまだまだラブラブ……のつもりでした。その日までは。

その日、彼氏のことを気持ちよくさせてあげようと思って、あまりするのは好きじゃないんだけど、大好きな彼氏のだから、一生懸命、お口でしてあげたんです。

でも、あまり気持ちよさそうにしてくれなくて……。それが伝わってきて、悲しい気持ちになりました」

「は!? あなたはド下手なんじゃないのかい!?」

「付き合った最初のころは、すごくイイって言ってくれてたんですよ……。

心配になって、上目遣いで、“そういう気分じゃなかった?”と聞いたら、“んー。つーか、下手じゃね?”と言われてしまいました。

は!? 上手いとか下手とかで言うならば、あなたはド下手なんじゃないのかい!?

と、心の中では叫んだ私ですが、やはりそれを直接言う勇気はなく……」

彼は、自分でも気付いていないのだ

「その場は怒りおさめた帰り道、“自分だって下手なくせに! 自分だって下手なくせに!”と怒りながら空を見上げたとき、ふと悟ったんです。

“彼は下手だけど、私は彼のことが好きだから、まったく気にならなかった。きっと彼は自分でも気づいていないだろうけど、もう私のことが好きじゃないのだ”って」

 

2:ヨシカ(仮名)/25歳のケース

イヤなのにしてくる感じで、泣きそうに……

「彼氏とはもう3年目です。でも、やっぱり3年って、マンネリになる感じなんですね。

一応、会えばエッチをするけど、ダラダラ感は否めない状態が続いていました。私は別に、彼といられれば、しなくてもいいと思っていたのですが、彼のほうが、イヤイヤっぽいのに、なぜかしたがるんですよ。

そのイヤなのにしてくる感じが、毎回、本当に苦手で……。泣きそうになっちゃうんですよね。とくに途中で元気がなくなると。だから、して欲しくない気持ちもあったのですが」

私は彼の性処理のために存在する、無機質な道具ですか?

「ある日、いつものように彼の元気がなかったので、私は一生懸命にいろいろな場所をさわってあげていました。受け身になって、さわられる分には、元気になるんです、彼。

ところが、いざエッチを始めたとき、私の中で彼の元気がみるみるなくなっていくのがわかりました。とても悲しい気持ちになっていたそのとき、彼が、“ちょ、ビデオ観ていい?”と言い放ったんです……!

“いいじゃん。ビデオ観たら復活できるからさー”って。

なんなんですか? ビデオ観ながら、ビデオの中のほかの女性で興奮しながら、腰をふるんですか? 私はなんなのでしょうか? 彼の性処理のためだけに存在する、無機質な道具ですか?」

私は泣きながら抱かれました

「そういう思いが頭をぐるぐる回っていっぱいになって、知らずと涙がこぼれてきました。

すると、なんなのでしょうね? 私の涙を見たら、彼の元気がむくむくと、私の中で復活したんですよ。

“な、なんか、興奮してきた!”って息を荒くする彼に、私は泣きながら抱かれました」

この愛は、もう終わっているんだ

「泣いている私にその理由も聞かず、慰めもせず、腰を振り続ける彼。ただ自分の気持ちよさのためだけかもしれないけど、今は私のことを見て、興奮している。

そんな風に思うと、今度は、涙を流しながらも、“アハハ、アハハ、アハハ……”と乾いた笑いが、下腹部から込み上げてきました。

そのときの彼ですか? 笑い声が大きくなるほど、元気をなくしていきましたよ。私の中で、どんどんしぼんでいく彼の愛情。私ではない、知らない誰かの乾いた笑い声が響いている。

声の笑い主だけ知っているの。この愛は、もう終わっているんだってね」 

愛情が1ミリも感じられなくなった、彼氏のエッチエピソードをご紹介しました。「初めから愛のないエッチ」よりも「愛のなくなったエッチ」のほうが悲惨なのかもしれません。気付かずに続けていると心が壊れてしまいます。無理せず、別れてくださいね。