心理カウンセラーに聞く!「彼女とかいらない」という男性の落とし方

「恋愛とか面倒くさいし、俺、彼女とかいらないんだよね」気になる男性からそう宣告されてしまったら、あなたはどうする!? ここであきらめるなんてモッタイナイ。心理カウンセラーの眞田遊子先生に、恋愛に興味なさそうな彼を攻略する秘策を教えていただきました!
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「彼女とかいらない」宣言する男性の心理とは?

眞田「男性が“彼女とかいらない”と公言していても、それが彼の真意とは限りません。

もちろん、彼が恋愛に関して、何らかのトラウマを抱えていて、女性を拒絶していたり、あるいは“あなたとはお付き合いしたくない”とやんわりお断りしていたりする可能性もゼロではないでしょう。

しかし、その他の可能性として、“とりあえず重い関係は避けたい”という心理があるとも考えられます。

男女が恋人関係になるのは、普通のお友達づきあいよりも責任が生じてきますから、はるかに高いハードルを越えなくちゃいけないですよね。そうすると、どうしても慎重になると思います。

そのハードルを取っ払って、まずはフラットに関わりたいというのが彼の真意かもしれません」

ーーということは、気になる男性から「彼女いらない」発言されても、あきらめる必要はないんですね?

まずはカレの言い分を否定しないことが大事

眞田「好きな男性から“彼女とかいらない”なんて言われたら、つい“なにいってんの?”とか“えーっ、絶対彼女作ったほうがいいよ!”など、彼の言い分を否定したくなるかもしれません。

しかし、ここで彼の発言にダメ出しをすると、彼にとってあなたは価値観の合わない人となり、彼の警戒心を強めてしまいます。

これから距離をつめていきたいなら、彼の言い分をとりあえず否定しないこと。気持ちは必ず変化していくもの。“へーっ、あなたは今そう思っているんだね”くらいの反応でいったん受け入れてあげたらいいと思います。

無理に、彼の意見に同意する必要はありません。“私もそう思う”とまで言い切るとウソになりますし、お互いに“彼氏彼女いらない”関係になってしまいますからね」

ーーあくまで、「そういう考え方もあるんだね」くらいの感じで流しておけばよい、ということですね。

 

“彼女とかいらない”系男子を振り向かせる秘策はこれ!

ーーでは、「彼女とかいらない」「恋愛なんて面倒」という男性と距離を縮めるにはどうすればいいでしょうか?

眞田「そういう男性はおそらく“女性と一緒にいること”にあまりメリットを感じていないのでしょう。

逆に、“女性と一緒にいるとこんなにメリットがある”と彼に感じさせれば、“彼女とかいらない”が、“彼女欲しいかも”に変わる可能性があります」

「○○さんと会えて嬉しい、ラッキー!」

ーー“メリットを感じさせる”といいますと?

「方法はとてもシンプルです。それは、あなた自身が彼と一緒にいて“楽しい”と感じること!

たとえば、その彼が職場の同僚なら、給湯室やエレベーターなどでたまたま顔を合わせたときもチャンスです。“○○さんと会えて嬉しい、ラッキー!”という気持ちで話しかけたり、それが無理ならニコッと微笑んでみたりする。

わたしたちの心には共鳴の法則というのがあって、楽しそうな人を見ていると、自分も楽しくなる、というところがあるのです。

加えて、男性は“女性のお役に立ちたい”という思いもあるので、自分と一緒にいるだけで楽しそうにしているにしている女性を見ると、自分がその女性を喜ばせていると感じて自己重要感が高まります。

“あなたと一緒にいて楽しい”その気持ちを態度で示すだけで、彼の気持ちは“彼女とかいらない”から“彼女がいたら案外いいかも”にぐっと傾くと思いますよ」

ーー彼に何かしてあげるのではなく、自分自身が楽しいと感じるだけでOKなら簡単にできそうですよね。しかも、男性目線で想像してみると、自分と会った瞬間、ニコニコする女性ってなんかかわいいかも……。

押したらちょっと引いて待つ

ーー“あなたと一緒にいて楽しい”を伝えることによって、彼との距離が縮まってきたら、次はどうすればいいでしょうか?

眞田「心理学では“好意の返報性”といって、“人は自分に好意を示してくれた人に好意を抱くようになる”といわれています。

ですから、気になる相手には、さきほどお伝えしたように“○○さんに会えて嬉しい”という好意をアピールすることは大切です。

しかし、“彼女とかいらない”という消極的な男性に対して、好意を一方的に押し付けすぎるのは考えもの。

たとえば、ちょっといい雰囲気になってきたからといって、むやみに“私のこと本当はどう思っているの?”などと彼を追い詰めないようにしましょう」

決断を迫ると逆効果になるワケとは?

眞田「女性は自分の感情に素直で、“好きなものは好き”と感じることができます。ところが、男性は女性ほど感情に素直ではありません。

ですから、“私のこと本当はどう思っているの?”などと迫られるといろいろ考え込んでしまいます。

せっかくいい流れで来ていたのに“私のこと好きじゃないんでしょう?”なんていう、ほしくもない答えを求めるような誘導尋問はNG。“そうなのかな?”なんて考えてしまい、彼自身、自分の感情に自信がもてなくなるおそれがあるのです。

焦る気持ちはわかりますが、彼の自主性やペースも尊重してあげましょう」

 

カレがいなくても自分を充実させてあげる

ーーほかにも“彼女とかいらない”という男性への接し方として、注意すべき点はありますか?

眞田「女性の片思いでよくある失敗は、彼のことを思いすぎて、自分からチャンスを壊してしまうというパターン。

自分から彼に決断を迫り、彼が迷っていると怖くなって“もういい!”と自分から縁を切ってしまうなど、待っているときに感じる不安に負けてしまうんです。

男性は女性よりも気持ちがわかりませんから、考える時間が必要です。彼があなたへの気持ちを確かめようとしているときに、自分から関係を断ってしまうなんて実にもったいない!

このパターンに陥らないためには、女性が彼以外、恋愛以外のことで「自分を喜ばせてあげること」が大切です。

「わたしを喜ばせることができるのは彼しかいない!」なんて盲目的になった結果、自爆するパターンですからね。

たとえば、仕事でも趣味のことでも自分をケアすることでもいい。何かに一生懸命だったり、楽しそうに取り組む姿はキラキラしているものです。

男性から見ても、そのような女性のほうが魅力的に映り、“彼女はなんであんなに楽しそうなんだろう?”と気になる存在になります。

“彼女とかいらない”という男性を無理に振り向かせようとして、彼のことばかり思いつめるのではなく、彼以外のことでも自分を充実させましょう!」

 

好きな男性から「彼女とかいらない」と言われたらガッカリですが、考えようによってはチャンスかも……。彼はしばらくの間、自分以外の誰かの彼氏になっちゃう可能性も低いということですよね。

恋は焦らず! まずは、「あなたと一緒にいると私なんだかとっても楽しい!」という気持ちを彼に伝えて徐々に距離をつめていってはいかがでしょうか?

 

【取材協力】

眞田遊子・・・カウンセリングサービス所属カウンセラー。恋愛、家族関係、対人関係、子育て、介護などに関する問題から、自己実現に関するテーマまで幅広いジャンルを扱うカウンセラー。その明るく元気なキャラクターも人気の元で、お客様からは「楽しかった」「楽になった」「元気になった」「分かってもらえて安心した」などの声を多数頂いている。