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週に何回がベスト?希望の「エッチの頻度」カップルの男女に聞いた!

相川葵

相川葵A.Aikawa

目次

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1:彼氏とのエッチの頻度はどれくらいが最適?

(1)「エッチの頻度が少ない」と思ったら……

女子会などで友人と「エッチの頻度」について、話したりしたことはありますか? もし、自分たちカップルのエッチの頻度が少なめであると感じたのなら、彼氏に対してもう少しエッチを増やしていくよう、はたらきかけを行うことも大切です。

ちなみに、一般的に「セックスレス」と言われるのは、エッチ頻度が1か月に1回以下、と言われています。

とはいえ、どれくらいのエッチの頻度が適当なのか……ということについては、それぞれのカップルの感じ方や体質によって差が出るのも確かです。

今回の記事では、恋愛心理カウンセラーの筆者が周囲のカップルのみなさんにお聞きしたエッチ頻度についてご紹介してまいります。あくまでも総論であることをお忘れなく。

(2)「エッチしよーよ」は逆効果?

エッチの頻度が少ないからといって、ストレートに女性の側から「エッチしよーよ!」と明るく言ってしまうと、かえって逆効果になることも。

これはもちろん、ストレートな言葉でストレートに誘ってしまっては……ということ。言い方、誘い方を工夫すれば、話はまったく別です。

女性から「エッチしよう」と言われるということは、男性にとっては、「エッチ少ない!」「やる気なさすぎ!」と言われているのと似たような感覚になるのです。

言っているほうにそんなつもりはなくても、男性はデリケート。

もしも、「どうやらうちのカップル、エッチの頻度が少ない!」となったとしても、「誘い方にはひと工夫が必要」と覚えておいてくださいね。

2:みんなは週にどれくらい?カップルのエッチの頻度ランキング

5位:週4回

カップルのエッチ頻度は様々ですが、筆者リサーチの結果、5位にランクインしたのは週4回です。

週4回というと、お休み(?)が週3回ですから、1週間の半分以上はエッチをできている優秀な頻度と言えますね。

4位:週3回

週3回のエッチは、週4回のお休みを挟んでほぼ隔日というイメージでしょうか。

これでも、未婚カップルの平均値より大きく上回る数字であると言えます。

3位:週1回未満

第3位にランクインは、週1回未満です。

ある意味、3位から1位くらいまでが、日本のエッチ事情を如実に表していると言えるかもしれません。

実は、日本のカップルのセックスの回数は、月に1回未満の人が非常に多いのです。週1回未満というのは月1回未満かもしれないというわけ。週1回のデートを重ねているカップルの中にも、「エッチは週1回未満になってしまう」という方がたくさんいます。

もちろん女性の体の都合ということもあるのかもしれませんが、中には、デートごとにエッチを要求すると、大事な彼女に「体目当てなんだ!」と思われてしまいそうで、なかなか言い出せないという男性も多いものです。

2位:週2回

とはいえやはりカップルですから、週2回程度のエッチ回数を確保している人もまだまだ多いようです。

エッチの回数というと、ないところはない、あるところはある……という現実もありそうですね。

1位:週1回

筆者調べで最も多かったのは、週1回のエッチという結果になりました。

実はこれ、日本の20~30代の平均値と言われている数値とほとんど同じです。週1、月4くらいを目安にエッチしている人は実に多いのですね。

平日は会社に行っている……というような方の場合、週末になるまでエッチのことは考えられない!と言う人も多くいます。

一方で、週末になると時間的な余裕と、精神的な余裕ができるために、彼女とエッチしようかな、彼氏とイチャイチャしたいな……という気持ちになるのです。

週末といっても、通常は土日の2日間があるわけですが、平日の疲れがあって土曜日はその気にならない。土曜日はからだを休めることに集中し、日曜日にやる気(?)を出す、とする意見も複数いただきました。

同棲カップルでは無い場合、そもそもデートが週1になるので、エッチも週1回……となる方は多いようでした。

3:エッチの頻度に関する悩み4つ

(1)もっとしたい

週1~週3回くらいという人が多いエッチの頻度ですが、実は多くの人が、「もっとしたいんだけど」という悩みを抱えています。

女性のお悩みは、もちろん「自分からはなかなか言えない……」というもの。

男性側のお悩みは、やはり「もっとなんて言ったら嫌われそうだから」というものが多いようです。

(2)多すぎる……

一方で、週3回、週4回という人に多いのが、「多すぎる!」というお悩みです。

女性には身体的なコンディションもありますし、性欲自体それほど……という人だって少なくはないですよね。男性の中にも、なんだかんだで求められすぎてちょっと疲れた、という意見を述べる人もいます。

(3)したいのにできない

「もっとしたい」の一環でもありますが、「したいのにできない!」というお悩みの原因には「キモチはしたいのだけど、カラダがついていかない……」なんて本音も隠されているようです。

「それはもっとしたいですよ! 彼女とイチャイチャしたほうが、関係ももっとよくなるんじゃないかという気もしています。

でも結局、仕事は忙しいし、毎日残業。休日出勤とかもあるし、日曜だって明日朝また会社かー、朝早いしなーとか思うと、ちょっともうやる気がね……」

と、現代の闇を感じるようなちょっと寂しい意見をくださる方も少なくはありませんでした。

(4)実家だから場所がない

家賃を支払うのももったいないという現代、彼氏彼女ともに実家暮らし……というケースも徐々に増えているようです。

そして、お互いに実家暮らしをしているためデートは常に外。

外でエッチとなればホテル代なんかもかかるし、やっぱりどうしても御無沙汰に……というお悩みも、実家同士の「あるある」ですよね。

4:男が思うベストな「エッチ頻度」

(1)週3回

男性がベストだと思っているエッチ頻度について、多い意見はなんといっても「週3くらい」。

心身ともに健康な若い男性の場合は、これくらいの欲求があって普通です。

お付き合いしている女性の立場からすると、週3回はちょっと多めに感じられることもあるかも……。

(2)週5回

こちらはとっても元気! 「週5回くらいエッチできたらいいなぁ」というご意見です。

しかし、週5回と答える男性の中にも、「相手がなかなかOKしてくれない」とか、「相手を気遣ってなかなか言い出せない」という男性は多く見られました。

エッチはひとりのものではないため、相手とどのように折り合いをつけるかも重要です。

しかし現実的に週5回のエッチをできているカップルは少ないことから、男性はかなり我慢しているのかも……。

(3)週1回

男性の中で多い意見のひとつに、「週1回……くらいはしないとまずいよね」というものがあります。

やはり現代人は仕事のストレスや疲れからか、男性であっても「それほどなー」という人はいるのです。

但し、相手との関係や、精神的なつながりを求めて、週1回くらいは続けたいと考えているもよう。

週に何回もしたい、という男性は性欲があるからエッチしたいというわけなのですが、週に1回でいいから……という男性の場合、性欲ももちろんありますが、それ以上に、しといたほうがいいよね!? などと考えているのかもしれません。

5:女が思うベストな「エッチ頻度」

(1)週1回

あなたは、どれくらいがベストなエッチ頻度だと考えていますか?

女性の中で多い意見は「週1回」というもの。

週1回と答える男性と同じ感覚で「週1回くらいは体の関係を持ち、心をつないでいきたい……」と考える女性が多くみられます。

週1回を下回ると、「付き合っている意味がなくなる」「愛情が薄れる」といった意見もありました。

(2)週3回

こちらは週1回に比べれば多いほうですが、半分以下はキープしたいな……などという気持ちも見え隠れ。

週3回なら、なんとかカラダはついていけそうかも、と考えている女性も多いようです。

一方で、20~30代であっても、家事育児が忙しい!というワーキングマザーのレベルになると、週3回は体力的に厳しいのでもっと下回って良いと思う人もたくさんいます。

(3)週1回未満

週1回を下回ると、相手からのエッチのお誘いを断る割合も増えてしまいます。

恋愛心理カウンセラーとしては、あまりオススメできませんが、「週1回未満が理想的」だという女性も現実的には少なくありません。

結局、エッチすることで性欲を処理したい男性とは違い、女性の場合は、忙しさや立場的な部分、あるいは精神的な原因で、エッチを遠ざけたいと考えてしまうこともあるためでしょう。

家事に、育児に、明日も早くから保育園に会社……と忙しくしていると、正直なところエッチどころではありません。

そんなときに、呑気に夫からエッチを求められてしまうと、仲良くするチャンスでも逆にイラッ……としてしまうかも!

6:エッチ頻度は相手を気遣って

エッチ頻度について調べたり、考えたりしていると、気になるのはやはり「もっとしたい」というカップルが一定数いることです。

中には彼氏、彼女がともに「もっとしたいけど言えない」とカミングアウトしているカップルなども。そんなの、もっとしちゃえばいいのに! でも、嫌われるかもと思うことから腹を割って話せないのですね。

エッチ頻度は、相手がどのように思っているのかを、時々でいいのですりあわせるといいのかもしれません。

そのうえで、その時その時の相手のコンディションをしっかり気遣ってあげると、「本当はしたくないのに応じる」、あるいはその逆のパターンも減っていくように思います。

日本では、性的なものは秘するべき、避けるべき、穢れたものとして扱われがち。

でも、付き合っている、あるいは結婚しているふたりの間では、情報を共有するべき重要事項であることも覚えておきましょう!