恋のなやみに効くメディア

25歳の解剖学!平均年収や貯金額、恋愛・結婚、仕事・転職

大山奏

大山奏K.Ohyama

©gettyimages

目次

隠す

1:25歳は人生の転機…「25歳永遠説」って何?

25歳というのは、人生において、どのような年齢なのでしょうか。大学を卒業して就職しているのなら、社会人3年目。仕事に少し慣れてきて後輩もできる時期です。そして恋愛においては、最初の結婚ラッシュを経験する人が多いのも25歳あたりでしょう。若いうちから付き合っていた相手と結婚して、子供も生まれて人の親になった友達を見て、焦りを感じたりする人もいると思います。

アイドルグループ「Juice=Juice(ジュースジュース)」が歌う『25歳永遠説』は、そんな微妙な25歳の心情を表現した佳曲として、話題となりました。

2:25歳女性の平均、中央値の年収、貯金額は?

25歳ともなると、お金のことも気になってきますよね。『MENJOY』では6名の25歳女性を対象に、アンケート調査を実施。赤裸々なお金事情をリサーチしてみました。

(1)年収

年収は、「200~250万」と答えたのが2名(33.3%)で、その他、「100万未満」「100~150万未満」「150~200万未満」「400~500万未満」がそれぞれ1名ずつでした。150万くらいもらっていれば、平均的と言えそうですね。25歳以降、徐々にお給料も上がってくるでしょうから、着実に実績をつける時期と考えるのが良いでしょう。

(2)貯金額

貯金額は「10万以下」が3名(50.0%)と最も多く、「10~50万」が2名(33.3%)、「100~200万」が1名(16.7%)でした。年収が150万円の場合、所得税や住民税などを引いた手取りは約120万です。これを月々で割ると月10万円程度となります。

一人暮らしの場合、家賃や食費、その他生活費を10万以内におさめるのはかなり頑張らなければなりません。ですので、毎月決まった額を貯金する余裕がない人も多いでしょう。

(3)生活費

生活費は、5~9万が2名(33.3%)、10~14万が2名(33.3%)、5万未満が1名(16.7%)、25~29万が1名(16.7%)でした。大体10万くらいまでに抑えている人が多いんですね。これは先ほどの計算とも合致します。

3:結婚、転職事情は?

続いては25歳の結婚や転職事情を見ていきます。こちらも『MENJOY』で、25歳女性8名を対象に、アンケート調査をしました。

(1)既婚者の割合は?

8人中結婚している人は4人(50.0%)、していない人は4人(50.0%)。また、離婚経験がある人はいませんでした。

平成28年度の人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況(厚生労働省)を見てみると、平成27年に夫婦ともに初婚で結婚した人の平均年齢は夫が30.7歳、妻が29.0歳でした。25歳までの結婚というのは、平均よりも少し早いですが、特に早すぎるということはありません。

(2)新卒入社から転職している割合は?

転職経験についての質問では、転職経験がある人が3人(37.5%)、ない人が5人(62.5%)でした。新卒で入った会社が自分に合わなかった、他にやりたいことができたなどの理由で転職を考えることもありますよね。

(3)25歳の転職は厳しい?

25歳の転職について厳しいと思うかについても質問してみました。結果、8人全員が「厳しくないと思う」と答えています。転職は年齢が上がると厳しくなると言いますが、25歳なら、まだまだ新しい分野への転職を考えられそうです。

4:25歳で結婚は早い?メリット3つ

(1)若いうちに子育てができる

子どもが欲しいのであれば、25歳に結婚は全然早くはないでしょう。20代のうちに出産すれば、子育ても体力がある状態でできます。また、子どもが学校などに通い始めて少し手が離れるころに、職場復帰をすることも可能です。

25歳で出産したとすると、子どもが成人を迎えるときにはまだ45歳。子どもが手を離れてから夫婦で旅行に行くという趣味も楽しめそうです。

(2)結婚で経済的に余裕ができる

共働きの男女が結婚すると、家計が安定するというメリットもあります。同棲したことがある人ならわかるでしょうが、一緒に暮らすと家賃や水道光熱費などが、かなり割安になります。若いうちから将来の貯金について考えることができれば、それだけ精神的にも余裕が生まれるでしょう。

(3)婚活に悩まされない

アラサーになってから、結婚に焦りを感じて婚活を始める女性も多いですが、30歳を超えると婚活市場は途端に厳しいものに。25歳くらいで結婚しておけば、必死で良い男を探し続ける毎日を送らなくてもすみますね。

5:将来のために…25歳になったらやるべきこと、考えるべきこと3つ

(1)将来のためのお金

やはりお金は大事です。アンケートの結果、貯金が少額しかできていない女性が多いことがわかりましたが、少しずつでも将来のためのお金を貯めることを考え始めるべきでしょう。病気など、何かあったときに半年分の生活費があると安心できるはず。最初はそれを目標にしてみてはいかがでしょうか。

(2)キャリア

今後の仕事や将来やりたい仕事について、真剣に考える必要もあるでしょう。今の仕事のままで良いのか、キャリアアップするために何か資格を取ったほうが良いのかなど。25歳なら、まだまだ新しいチャレンジができます。

(3)結婚

結婚についても25歳くらいから本気で考えておいたほうが、後悔しなくて済むでしょう。今現在、相手がいる人もいない人も、どんな相手との結婚が理想なのかを一度、紙などに書き出してみるとグッと現実味がでてくるはず。

5:女性は25歳前後で人生が好転する?

筆者自身や筆者の友人に、25歳のころについて聞いてみると、かなりの確率で、25歳から27歳あたりに、人生の転機が訪れたと言っていました。

それが結果的に良いことに繋がるのか、悪いことに繋がるのかはわかりませんが、何か変化が起きることは自然な流れのようです。ぜひ転機をチャンスに変えられるように、積極的に行動してみてくださいね。

【参考】

「平成28年度の人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況」– 厚生労働省