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サブカル男子のさぶ〜い特徴10個!もはやファッション化!?
月島もんもんM.Tsukishima
目次
隠す1:いまさら聞けない! サブカル男子とは?
ファッション化した「サブカル男子」
そもそも「サブカル」とはどんな意味なのでしょうか? 小学館のデジタル大辞泉を引くと、「サブカル」は「サブカルチャー」の略。ではサブカルチャーの意味は?
<社会の正統的、伝統的な文化に対し、その社会に属するある特定の集団だけがもつ独特の文化。大衆文化・若者文化など。下位文化。サブカル。→カウンターカルチャー>
「その社会に属するある特定の集団だけがもつ独特の文化」ですから、かなり広義。ある分野の「オタク」とも意味がかぶるところがありますね。というわけで「サブカル男子」といっても、範囲が広すぎて、なかなか限定しづらい。
ひとつ言うと、その昔、「サブカル」と「アングラ」は「サブカル・アングラ」として、書店の同じコーナーに置いてあることが多くありました。なので狭義では、「サブカル男子」を「ドラッグ、アブノーマル、猟奇、鬼畜などアングラ系を好む男子」と捉える向きもあります。
いずれにせよ、「オタク」「変な奴」「暗い奴」「危ない奴」……というイメージだった「サブカル男子」なのですが、インターネットが急速に発展し、世の陰にいた彼らの発言力が増大。ついには「カッコいい」イメージにまで発展。
芸能人やモデルなども「サブカル」なイメージのある人たちが増えました。
そして抽象的なファッションアイコンとして、「サブカル男子」っぽくなりたい……という男性が現れるようになったのです。
2:こんなヤツ!サブカル男子の特徴
というわけで、現代におけるサブカル男子の特徴を列挙していきましょう。基本「ファッション」的に存在しているため、やはり女子ウケ狙いの傾向がありますよ。
(1)「インテリアとか、そういうの好き」
本来、サブカルとはなんの関係もないですが、インスタなどで、なんか雰囲気よさげのインテリアとか、そういうのを紹介したがります。
(2)収集癖アピールする
童心を忘れていないのでしょうか。「大人買いっ」とかコメント入れてSNSにアップしつつ、オモチャとかシールとか、そういうのを集めがちです。
(3)『国語便覧』的な知識が豊富
「太宰とか三島とか。そういうのが好き」アピール。
とはいえ、なんとなくイメージで語ることはできますが、ひとつひとつの作品の深いところまで話すことはできません。聞いているほうもそんな話は求めてないので、それでOKなのですが、たまにガチのサブカル女子がいると、幻滅されることも。
(4)多肉植物が好き
サボテンとか、なんかそういう変わった植物を好む傾向があります。「これが俺の趣味なんですわ」というアピールなのでしょうか。
(5)お気に入りのキャラクターがいる
ディズニーとかサンリオとか、アニメとか。女子が持っているぶんにはまだいいのですが……。
「俺、これだけはどうしても好きなのよ」とわざとらしく照れながら身につけて、女子ウケを狙っています。
(6)趣味の時間よりSNSの時間のほうが長い
「サブカル」の定義からすると、自分が属している文化の活動くらいは、思いっきりのめり込んでいてもらいたいのです。しかし、どちらかというと、その趣味の活動をしている時間よりも、SNSでその活動をアピールしている時間のほうが長め。
(7)たまに物申す!
ふと思い立ったように、SNSで特定の人や団体を匂わせた形で、「これ……どうなのかな?」的な物申し方をします。
「ついに言っちゃった……。でも誰かが言わないと」など、なかなかの煽り上手なことも。
(8)プロレス好き
最近のプロレス好きは、「金返せ!」コールなどをしていたガチのころとはだいぶ違い、「ショーとわかってて好きなんですわ」的な発想で、プ女子と仲良し。そのミーハーなファン層は、サブカル男子とだいぶかぶるところがあります。
(9)「病んでる」アピール
頻繁に心や体が「痛い」「調子悪い」アピール。へこんだり、いじけたり、病んだりすることは、サブカル男子としてむしろカッコいいことなのです。
(10)思想は思いっきりメインストリーム
みんなに叩かれたり、女子に嫌われたりするのは嫌なので、「サブカル男子」といっても、じつは思想は思いっきりメインストリーム。
「ぽっちゃりを気にしている女子と付き合って、デブデブ言って思いっきりいじめて脂肪吸引させて、その脂肪を食って人肉の味を知りたいぜ。ゲハハハハ!」なんて鬼畜な発想は、口が裂けても言いません。というか、思いつきもしません。
まぁ、いいことですけどね!
3:サブカル男子がしがちなファッション
(1)基本、中性的な感じ
「サブカル男子」っぽくしたい男性のファッションは、基本、中性的な感じです。セーターの袖を伸ばしたり、ブカブカのカーディガンを身にまとったり、女性っぽい感じを匂わせます。
(2)キメキメ感・キラキラ感はダメ
それでいて「あまり格好を気にしていない」風にサラッと着こなすのがポイントです。キメキメだったり、キラキラしていたりする感じは出ないようにします。
時代遅れの「カッコつけてる」感じをいかに出さないようにするかが、いつの時代も「カッコつけ」のポイントですから。現代では、サブカルっぽいオタク感がそれなんですね。
(3)『国語便覧』っぽいメガネ
メガネもポイントですが、「サブカル男子」っぽさを出すには、『国語便覧』に出てくる文豪っぽい感じの古い形のメガネがGood。
バブルっぽいキラキラ系と、国語便覧っぽいサブカル系が、現代の2大メインストリームなんじゃないでしょうか?
4:サブカル男子がしがちな髪型
(1)前髪で目が見えない
前髪が長めで目がよく見えないような髪型、病んでる系サブカル男子に多いですね。年代的に考えると、故カート・コバーンに影響を受けた文化人の影響でしょうか。カート・コバーンに影響を受ける人を文化人と呼べるかどうかは別として。
(2)マッシュルームカット
もはや定番のマッシュルームカットもサブカル男子に大人気! もはやモッズがどうしたとか、そういった源流を気にするなんて古い、古い。なんとなく中性的、なんとなくフェミニン。なんとなくかわいいマッシュルーム♡という響きも好き。
(3)アンニュイな長髪
ちょっと乱れたアンニュイな長髪。決してちゃんとお手入れして、サラッとさせて。昔の宅八郎さんみたいになってはいけません。これも『国語便覧』的な文豪のイメージですね。
5:サブカル男子と出会うには?サブカル男子がいそうな場所
上記のような「サブカル男子」と出会うにはどこに行ったらいいのでしょうか? なんかどこにでもいそうですが、彼らが好んで棲息する場所をいくつかあげていきましょう。
(1)新宿ゴールデン街
今も昔もサブカルっぽい男子の聖地。ガチな人たちがいたのは、いつの時代のことでしょうか? 酒好きならば、ぜひ足を運んでみてね。
(2)単館系している映画館
作品によっては、ファッション的に「サブカル」ではなく、昔ながらの(?)サブカル男子に出会える可能性もアリなのが、単館上映をするミニシアター。ただ、そこで友達になるのはハードルが高いか?
(3)秋葉原・中野・神保町・下北沢……
地域で言うと、アニメ電脳系の秋葉原、フィギュア系の中野、古本系の神保町、ちょいオシャレ系の下北沢……などが「サブカル男子の聖地」とされています。自分の好みの「サブカル男子」を見つけてみるのもいいかもしれません。
6:サブカル男子っぽい芸能人
続いてサブカル男子っぽい芸能人をあげてみましょう。彼らが好きなら、きっと「サブカル男子」が好き!?
(1)にゃんこスター
コント人!おそるべき決勝効果!
ネタをファイナリストバージョンでやるけどいい?というと笑って了承アンゴラ娘。ネタ終わり中MCの時はあえて普通のネタの時の衣装に着替えて「え?なんかありましたか?」というおとぼけプランはにゃんこスター村発言の時ばりにクソ滑りました。私は元気です。 pic.twitter.com/6G29EqczqG— にゃんこスター スーパー3助 (@3Peaman) 2017年9月10日
最近ブレイクしたお笑いコンビ・にゃんこスター。上記にあげたサブカルっぽい雰囲気満載ですね。アンゴラ村長(女性)とスーパー3助(男性)コンビですが、ふたりともサブカルっぽい雰囲気。とくに3助さんのメガネと髪型がいいですね!
(2)星野 源
週末いかがお過ごしですか?まだ第2話を見ていない方はぜひTverでチェックして見て下さいね〜そしてこのあと『王様のブランチ』にチームコウノドリが出演します!お見逃しなく!写真は第2話で初登場だったしのりんの私服姿です!
#tbs #コウノドリ #星野源 #王様のブランチ pic.twitter.com/3nrsnPoU6m— 『コウノドリ』第6話11月17日 (@kounodori_tbs) 2017年10月20日
星野源さんは「サブカル男子」の星ですね。音楽ができて、小説も書けて。そして演技もコントもサイコー!
顔の造形が「たいしたことない」「俺でもいけそう」と思わせるところが実力派っぽいイメージと庶民派っぽいイメージを醸し出していて人気ですが、実はバランスを見るとかなりのイケメン。とても素人には真似できません。
(3)又吉直樹(ピース)
芥川賞受賞小説が書ける文豪系お笑い芸人。髪型といい服装といい、『国語便覧』っぽい雰囲気は、「サブカル男子」の憧れ……かと思いきや、あまりにも羨ましすぎる嫉妬からか、いまいちリスペクト対象にならないどころか、ディスり対象にもなってしまうという……。かわいそうな人でもあるのです……。
7:素敵な「サブカル男子」を落としちゃおう!
というわけで、現代におけるサブカル男子の特徴をご紹介していきましたが、いかがでしたか? 昔と違って、「暗くてアブない奴」というよりは「女ウケを追求したオシャレでかわいらしい男子」でしたね。
こういった男子を落とすには、ガチのサブカル女子になるよりも、同じように広く浅〜く、雰囲気で文化に触れるようにするといいでしょうね。『国語便覧』とか、オススメですっ!