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バツイチ子持ち彼氏との関係に悩んだら…バツイチ子持ち男性の心理7つ
相川葵A.Aikawa
目次
隠す1:バツイチ子持ち彼氏の彼女になるのは大変でしょうか…?
(1)バツイチ子持ち男性の心理は?付き合い方を教えてください
バツイチ子持ち男性は、女性とのお付き合いに対して決して積極的ではありません。
もちろん全員が全員ではありませんが、離婚をしたことでたいてい女性そのもの、あるいは女性との関係についてトラウマを持っています。
「自分は女性としっかり付き合うことができなかった」
「夫として失格のレッテルを貼られた」
と、自分に対する自信を失った状態であることが多いでしょう。
離婚の原因が妻にあったとしても、男として妻をしっかりとコントロールできなかったり、満足させられなかったりした結果であることには違いありませんから、その点でまともな男性なら心に傷を必ず持っています。
むしろ、自分が離婚したことを全く意に介していない男性の場合、サイコパス的な人格を疑ったほうが良いかもしれません。
(2)バツイチ子持ち彼氏と結婚して大丈夫でしょうか?
バツイチ子持ちの彼氏と結婚しては、いけないということはありません。
ただ、いちがいに大丈夫とは言えないことも覚悟しておいたほうが良いでしょう。
1つにはやはり、お金の問題が絡みます。
新しく結婚した家族を大切にしてくれる男性ほど、前妻との子どもに養育費をきちんと支払っていることが多いものです。
養育費は男性の収入や、元妻の収入によって前後しますが、子ども1人につき、月に数万円。
子どもが複数ともなればそれなりの金額です。
当然、結婚すれば新生活を圧迫するだけに、新しい妻になる女性は、自分と彼の子どもを育てるにも共働きで苦労することが少なくないでしょう。
もう1つには、前妻との子ども、そして前妻との関係。
新しく婚姻しても、子どもとの縁を切れず、面会の権利を主張する男性もいます。
それは男性にとっては当然のことで、新しい妻に止める権利はないのですが、子どもの送迎などで、彼が元妻とも顔を合わせなくてはならないことも。
彼にとって、子どもが大切な存在であればあるほど、そんな彼の態度に嫌な顔を見せてしまうと、あなたが彼から嫌がられてしまうでしょう。
2:本音を知っておこう!バツイチ子持ち男性の心理
(1)女性不信
そもそも「女は信じられない」と思っている男性も多いでしょう。
婚姻時、家庭を顧みなかった等、男性自身に離婚の原因があったとしても、妻がそれを受け入れてくれなかったことで「裏切られた」と思っている男性は多いものです。
また、妻の浮気などが原因となった場合はもちろん女性に対する不信感は拭えません。
(2)恋愛・結婚は求めてない
恋愛をしても、もし頑張って結婚しても、「どうせダメになるだろう」
そんな気持ちでいることもあります。
要するに恋愛にも、結婚にも期待できません。
(3)自分に自信がない
冒頭でも少し触れましたが、「離婚を経験した男」「妻に捨てられた男」「家族を守れなかった男」など、自分に対してダメ人間のレッテルを貼っていることもよくあります。
良かれ悪しかれ、それは現実の一部ですので、彼女になりたいあなたも見つめていったほうが良いでしょう。
(4)高望みになる
バツイチ男性は、女性に対して、高望みになる傾向が見られます。
いったん、女性と共同生活をして、その嫌なところを目の当たりにしてしまったので、「こういうところのない女性がいい」という理想の女性像がハッキリしています。
ただ、実際にはどんな女性も、その理想にはあてはまらないことが多いのです。
(5)自分からアプローチできない
自分に自信がないことと、相手が確かに魅力的な女性ではないかもしれないという視点から、自分から女性に対してアプローチできないバツイチ男性はたくさんいます。
(6)恋愛する資格はないと考える
アプローチできないのは女性不信のせいばかりではなく、「自分に恋愛する資格はない」と考えているためでもあります。
離婚を切っ掛けにそう考えるようになった、自虐的になった男性もいますが、一方で、元から自虐的な精神状態の男性が、それが理由で離婚に至ったケースもありますので、女性は注意が必要でしょう。
(7)もう子どもはいらない
子どもがいるということは、幸せなことも多いですが、それよりも面倒なことが生じると考える人も。
自分の時間を削られますし、お金も持っていかれます。
妻が子どもを産んだら、イクメンとしての役割を押しつけられ、しかも満足できなかったら離婚と言われる可能性も……。
そうまでして、もう子どもはいらない! と思う男性はたくさんいます。
3:あなたにできる?バツイチ子持ち男性との付き合い方
(1)元妻のことは持ち出さない
あなたと彼との会話に、必要以上に元妻のことは持ち出す必要がありません。
彼がどのような生活をしていたのか、知りたいのかもしれませんが、彼が言わないのにあなたが聞くことは、彼を不快にさせるだけでしょう。
(2)子どものことを持ち出さない
同じく、子どものことを持ち出すのも極力NGです。
ただ、彼が言い出した場合は別です。彼も子どもについて、あなたに知ってもらいたいと考えている場合、彼は積極的に、子どもについてあなたに話すかもしれません。
(3)不快な話でもポーカーフェイスで聞く
元妻や子どもの話を、彼が言い出すときは、あなたにとって不快な話になることもあります。
ただ、彼が言い出したのなら、あなたは何事もないようにそれを聞いて、受け入れなくてはなりません。
そのような話題に不快な表情を見せる女性に対して、彼は心を開かないでしょう。
(4)貧乏デートを歓迎する
バツイチ子持ち男性が、余剰資金をあまり持っていないことは明らかです。
節目のプレゼントや、日常のデートが節約気味になることを不満に思うのであれば、お付き合いしていけません。
「ない袖は振れない」と言うとおり、養育費などをきちんと支払って、しかも自分自身の貯蓄もしているほど、彼にはお金がないのが当たり前。
(5)こっそり離婚理由を分析する
彼とお付き合いしながら、あなたは彼の離婚理由を、こっそり分析しなくてはいけません。
なぜなら、それは彼に積極的に聞けることではない上に、離婚の大きな原因が彼自身にあるかもしれないのですから。
彼が、「原因は元妻」と言ったからといって、それを全面的に信頼するのは危険です。
彼に浮気、ギャンブル、暴力などの原因があり、彼がそれを隠している可能性があることを考えて、言動をよく観察しましょう。
(6)自分の親に理解をもらう
お付き合いをしながら並行して工夫したいのが、自分の親に理解をもらうことです。
相手がバツイチ子持ちと聞いて、100%歓迎してくれる親はまずいません。
「あなたが選んだ相手なら」と、苦労を前提に賛成してくれるならまだしも、絶対反対!と頑として譲ってもらえない可能性も……。
4:バツイチ子持ち彼氏と結婚したいなら…
(1)全面的に相手を受け入れる
バツイチ子持ち男性は、包容力のある女性を希望します。
そもそも、バツイチ子持ちである時点で、その男性の包容力はそれほど多くはない、むしろ女性が包容しなくてはならない相手、と覚悟しておいたほうが良いと思います。
バツイチ子持ち男性が抱えている、元妻との関係、子どもとの関係、お金のこと……。
色々なことをすべて受け入れる覚悟で、結婚したいと望むようにしましょう。
(2)過去より今が大事だと思う
彼にとってはあなたは、2番目(あるいはそれ以降)の妻となります。
しかし! そのことについてクヨクヨ考えるようでは、彼と結婚はできません。
過去はともかく、今が大事だ! 今の本妻(古いですが)は私だ!と割り切ることができますか?
(3)結婚式は諦めなくてはいけないかも
バツイチ子持ち男性で、積極的に、結婚式をやりたい!という人はほとんどいません。
相手の女性のためを考えて、結婚式をする方向で考えてくれる人もいますが、むしろ2度目(以降)ということで、敬遠する男性のほうが多いでしょう。
当たり前ですが結婚式にかかるお金がどれほどのものかも、1度挙式を経験した男性なら知っています。
彼との妥協点を探し、身内だけの式のみ、写真等で手を打つ必要性もあるかもしれません。
5:「バツイチ子持ち彼氏と別れてよかった」というタイプの人も?
バツイチ子持ち男性と、いったんはお付き合いをしたけれど、別れて良かった! というタイプの人ももちろんいます。
その中で、カウンセラーとして一番よく話を聞くのが、
「実は問題のある男性だった」
というケースなので、皆さんよく相手の男性のことは、冷静になって観察していただきたいと思います。
具体的には、
「プロポーズをしてきたけれど、お金がなく、浪費癖がひどい」
「酒乱」
「口だけ男」
「借金を隠していた」
といった訴え(?)がよくあるケースです。
ひどい場合は、結婚する段階になって女性の両親に挨拶に行ったけれど、子どもや前妻とのことはすべてごまかし、共通の貯蓄口座からも使い込み……。
しかも、離婚原因については、彼女に「元妻の浮気」と話をしていることもよくありますよ!
6:バツイチ子持ち男性とのお付き合いは慎重に
バツイチ子持ち男性と付き合うこと自体は、決して悪いことではありません。
あなたが納得できれば、何も問題はないのです。
大切なのは、あなたが納得できるような付き合い方を彼がしてくれるのかどうか? という点です。
バツイチ子持ち男性とひとくちに言っても、彼自身が育児をしている場合や、元妻のもとに子どもがいて養育費を支払っている場合、元妻が子どもを引き取っているのに養育費を支払っていない場合……など色々なケースがあります。
そうしたもろもろに対応していくのが、彼女として、あるいは新しい妻としての役割でもあるのですから、あなたがそれを受け入れられるのか、納得できるのかを重要視してみてくださいね。