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すっごい気持ちいいケースも!? 「大嫌いな人とするエッチ」2選

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

1:気持ちよすぎた……

「会社の同期で、めちゃくちゃ嫌いなタイプの男がいたんですよ。仕事はバリバリこなすんだけど、人を貶(おとし)めるようなタイプで。いつもチームの輪を乱す。自分だけがよければ、それでいいと思っている。見るだけで嫌だから、席は近いけど、なるべく話はしないように避けまくっていました。

それが3年くらい続きましたかね……。その間、会話はほとんどなし。

その後、彼が異動することになり、送別会を開いたんですよ。女子はみんな嫌がってたけど、行かないわけにもいかず、結局全員参加。

送別会でも彼とは話をすることなく、女の子だけと盛り上がって解散。

帰ろうと思って、ひとりでタクシーを探していたところ後ろから“今日はありがとね。もう一軒付き合ってくれない? ちょい話そ”と、彼が……!?

……なんでかなー。OKしてしまったんですよ。そのときの私は。

それで、もうね、あまり思い出したくもない話なんて、話は端折りますけど、結局、その夜、キスして、エッチまでしちゃったんです……。

そのときの感想ですけど、まず、キスはめっちゃ気持ちよかった! 心とは裏腹に、めちゃくちゃ感じてしまった。そして、そのあとを期待してしまった。

エッチはさらによかった! でも、思い出すとめちゃくちゃ恥ずかしいッ!

……以上です」サトミ(仮名)/31歳

 

2:仕事を紹介してくれた男と……

「私はライターなんですが、駆け出しのころ、大手出版社の仕事を紹介してくれた男性にエッチされたことがあります。

なんか、その記事が私のせいでトラブって、編集さんが怒ってしまったのを、なんとか取りなした……ということで、“どう責任とるんだよ?”と凄まれ、ホテルに連れ込まれたのです。

その件の前から、自分の立場を悪用して“エッチさせろ、エッチさせろ”としつこくて。大嫌いだったんですけど、仕事で大失敗しちゃったショックもあり、私もなんか自暴自棄になっていて……。“もう、するならすれば?”と体を許してしまったんです。

そのエッチは全然気持ちよくなかったですよ。当たり前じゃないですか? “出せば満足するだろう”と思って、最中、ずっと天井を眺めて、無表情でいました。

“まだ?”って言ってやったら、“お、おう”とか去勢を張って、たるんだ体で、一生懸命、腰を振ってましたよ。本当、恥ずかしくないんですかね?」ノゾミ(仮名)/?歳

 

「大嫌いな人とするエッチ」について、体験談をふたつご紹介しました。いかがでしたか? 「嫌いの裏返しは好き」と言いますが、「そうなのかも」っていうケースと、「嫌いなものは嫌いだ!」というケースの両極端に分かれました。

「嫌い」という概念では表現しきれない、もっと繊細な感情が、人間にはあるのでしょうか。

「嫌い」と思っている人がいても、もっと細かく、それがどういう感情なのかを自分で捉えていけば、苦手意識がなくなったり、「実は好き」だって気付けたりするのかもしれません。