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何それ?ラブホに入った途端に男が言い放った「興ざめセリフ」3つ

大山奏

大山奏K.Ohyama

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1:「今日は覚悟しとけよ」

「初デートの食事のあとに、彼に促されてラブホに行ったんです。そこまでのエスコートとかすごくしっかりしてて、かなりうっとりした気分になってたんですけど、ふたりでホテルの部屋に入った瞬間に、彼が振り返って、真顔で“今日は覚悟しとけよ”って言ったんですよ!」(Tさん/30歳)

--え? ダメですか?

「私も想像したことはありましたよ。イケメンがそういうこと言ってきて“はい”って答えて、たくさん感じさせられるみたいなの。でも、実際に言われたら全然よくなかったんですよ。なんか“は? 何言ってんの?”って思っちゃって。

たぶん言い方かなぁ。高圧的なセリフがあんまり似合わないタイプだったから、違和感バリバリだったのかも」。

--もっと紳士的なほうがよかった?

「そうです、そうです。いきなりちょっと上から目線というか、ナルシストな印象も感じましたし。でもまぁ、そのあとのエッチは気持ちよかったんですけどね。でも付き合うのはお断りしました」。

 

2:「やっとふたりきりになれたね……」

「これ、言われてみたいセリフナンバー3くらいに入るとは思うんですけど、実際に言われると全然ダメでした。“やっとふたりきりになれたね……”です。言われた瞬間、ふきだしそうになるのを必死にこらえましたもん」(Yさん/28歳)

--何がいけなかったんでしょう?

「うーん、切なそうな目かな。いや、これも想像だといい感じがするんですけど、なんていうか“このセリフ頑張って用意してました!”、“どやっ!”みたいな感じが超伝わってきたんですよ。言ったあとに私の目を見て返事を求めてくるから、余計に笑いそうになっちゃって」

--やっぱり、自然に出た言葉のほうが真実味があるんでしょうね。

「そうだと思います。ここでこのセリフ、みたいなの考えて言うと、ほとんどの場合失敗するじゃないですか。その典型例みたいな感じでした。一応“そうだね”って答えましたけど」 

3:「あー疲れたー。風呂入って寝るかー」

「彼とラブホ3回目のときに、部屋に入ってすぐに“あー疲れたー。風呂入って寝るかー”って言われちゃって、ちょっと待って! 私たちエッチするんじゃないの!?って驚愕とともに、親父みたいだなって思って呆れちゃって、気分が台無しになりました」(Nさん/26歳)

--結局その日はエッチしなかったんですか?

「いや、それがー。そんなこと言いながら、一緒にお風呂入ってたらスイッチ入ったのか、普通にエッチし始めようとするから、ベッドに行こうって促して。そのあと普通にエッチして、終わったら彼がビールを飲み始め……」。

--確かに親父っぽい行動ですね(笑)。

「でしょ? で、ひと仕事終えてスッキリしたーみたいな感じで、すぐに寝ちゃったんですよ。なんか3回目のラブホで、すでに愛が冷めちゃったのかなって心配になりました。

でも、次の日の朝起きて聞いたら、“素の俺はこうだよ? 嫌だった?”って言われて、逆に2回目まではかなり無理をしていてくれたってことがわかって。素を出してくれるならいっか、って思うことにしました」。

 

ラブホに入った瞬間、ロビーで部屋の値段を見て「高っ!」とか言う男もイヤですが、部屋に入ったとたんに興ざめセリフを投げてくる男も相当ですね。

ラブホに行くなら、せめてムードはずっと保ってくれるくらいの、紳士的な行動を取って欲しいものです。