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デートの意味って?男女で違うデートの定義と見分け方

大山奏

大山奏K.Ohyama

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目次

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1:デートの意味や定義とは?

テートの定義をつかむために、まずはデートの正しい意味について、辞書で調べてみましょう。

デート【date】

1 日付。

2 恋い慕う相手と日時を定めて会うこと。

3 時計の文字盤に付属するカレンダーで、日付だけを表示するもの。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

元々はただの日付のことを表していましたが、「会議のデートどうする?」とは使われず、「2」の、好きな人と会う日という意味で使われることが大半です。ただ、この「好きな人と会う日」というのが曲者で、人によってその解釈はバラバラ。男女によってもかなり意味が違ってきます。例えば女子の場合、同性の友達をショッピングやランチに誘うときにも、「デートしよう」というワードを使うことも。

これを知らないと、自分は本気だったのに相手は何とも思っていなかったなんて悲劇が生まれかねません。

2:男性にとってデートとは?男性が考えるデートの定義5つ

では、実際に、「デートとはいったい何問題」について、切り込んでいくことにしましょう。そこで今回『MENJOY』では20~40代男女500人(男性285人、女性215人)を対象に独自アンケート調査を実施。「デートの定義とは何だと思いますか?」と質問してみました。まずは、男性の結果について、多く集まった意見を5つ、ご紹介します。

(1)ふたりきりで出かけること

「ふたりきりで出かける」(25歳/公務員)

「異性とふたりで出かける」(37歳/その他)

状況や関係性に関わらず、「ふたりで」出かけたら、その状況自体がデートであるという考え方です。

(2)お互いがデートだと思っていること

「そのふたりがデートと思えば、何でもデートになるので答えようがない」(34歳/学生・フリーター)

「本人たちがデートだと思うこと」(49歳/営業・販売)

「ふたりの男女がデートをするという合意で一緒にいるとき」(46歳/営業・販売)

「ふたりともデートであるという意識のもとのおでかけ」(49歳/その他)

「お互いにデートだと思って会う・出かけること、片方だけだとデートだと思えないかな、と」(43歳/総務・人事・事務)

ただ出かけただけではなく、お互いの気持ちの問題という考え方ですね。ただ一方の気持ちだけではない、というのもポイントです。

(3)スキンシップがある

「ふたりで肌が触れ合うスキンシップがあったとき」(26歳/その他)

「何かしらのスキンシップがある」(44歳/その他)

「ふたりきりでスキンシップ、手をつなぐ」(40歳/研究・開発)

「手をつなぐなどのスキンシップがあったとき」(46歳/コンピュータ関連技術職)

「ただふたりで出かけた以上の行為があったとき」(49歳/その他)

何もなければデートとは言えない、という考え方。スキンシップがあるということは、何らかの好意と、それを許容できる関係性があるということ。それがあってこそ、デートと呼ぶことができるのでしょう。

(4)エッチをする

「ふたりでホテルに泊まる」(45歳/研究・開発)

「好きな女性と肉体のちぎりを結ぶための登竜門」(41歳/営業・販売)

「押し倒す」(38歳/学生・フリーター)

「エッチしなければデートではない」と考える人も。こういう人は、恋人がいても、ふたりで遊びに行っちゃう系かもしれません。

(5)予定を決めて出かける

「予定を決めて、ふたりで出かける」(38歳/営業・販売)

「約束をしてふたりで出かける」(41歳/その他)

「どちらか、もしくは両方が相手に好意を抱いている上で、約束をし一緒に出かける」(49歳/その他)

「突発でなく、ふたりで出かける予定を立てて出かける」(36歳/その他)

これはつまり、約束を取りつけて、日時を決め、一緒にお出かけをすればデートという考え方ですね。そのタイミングでお互い暇だったから映画を見に行く、偶然街であったからお茶をする、というのはデートではない、と考えるタイプです。

【関連記事】

デートとはいったい何?デートとはどこからなのか問題についての結論

3:女性が考えるデートの定義5つ

続いては女性の声を見ていきましょう。

(1)ふたりきりで出かける

「男女がふたりきりで出かける」(45歳/企画・マーケティング)

「ビジネス以外でサシであればデート」(48歳/総務・人事・事務)

「ふたりで待ち合わせて出かける」(38歳/営業・販売)

ふたりで出かけたら、それはもうデート!という発想です。単純ですが、異性とふたりきりになるというのは、女子としてはそれだけ特別な時間なのかもしれません。

(2)時間を共有する

「友達じゃない男女がお互いデートと認識した上でふたりで過ごす」(44歳/その他)

「ふたりだけで時間を共有して一緒に体験する」(39歳/主婦)

「ふたりだけの思い出を作る」(34歳/その他)

男性にはない意見として出てきた「時間の共有」が大事という考え方。女性のほうが、デートそのものに、ロマンを感じているのかもしれません。

(3)手をつなぐ

「手をつないで出かけること」(28歳/その他)

「ふたりで会って手をつないだだけでデートになる」(35歳/その他)

「ふたりで出かけて、手をつなぐ」(37歳/主婦)

スキンシップに内包されますが、特に手を繋ぐというのは、特別なこと。酔うとすぐ、誰彼構わず手をつないでしまう人は、注意が必要かもしれませんね。

(4)恋人同士で出かける

「付き合っている人とふたりで出かける」(25歳/総務・人事・事務)

「恋人同士が出かけること。恋人でない場合は、互いにある程度、好意を持っていることを分かっていて、交際しても良いかなと思って出かける段階あたりから」(43歳/その他)

「恋人同士ならデート」(32歳/学生・フリーター)

恋人じゃないと、たとえふたりで出かけてもデートではないと考えるタイプです。付き合う前デートという概念が存在しない人も相当数います。

(5)ときめく時間

「自分がときめいているかどうか」(38歳/主婦)

「自分がそう感じたら。ビジネス以外の目的で出かけることなど」(34歳/主婦)

「ふたりきりで出かける、うきうきする」(48歳/デザイン関係)

こちらも気持ちの問題ですね。楽しくなければデートとはいわない、思えないということです。

男女どちらも、「男女がふたりきりで出かけたら」という回答が圧倒的多数で1位でした。女性に特徴的だったのは、「恋人とではないとデートではない」という答えがあったことです。

4:デートか遊びかわからない?見分け方3つ

自分はデートだと思っていても、相手はどういうつもりか分からないって不安になりますよね。相手の気持ちを確かめるには、どうしたら良いのでしょうか。

(1)エスコートがあるか

アンケートの回答でも、男性の中には「エスコートするのはデート」という人がいました。男性が女性を楽しませようという気があるかは、デートか遊びかの見分けに使えそうです。ドアを開けてくれたり、車で送迎をしてくれたりするのなら、デートである確率はかなり高いでしょう。

(2)「デートみたい」といった反応

一緒に歩いているときなどに「なんかデートみたいだね」と言ってみて、その反応で判断するのもおすすめです。デートだと思っている男性は照れたり、「いや、デートだから」と言ってくれたりするはず。逆に「そう?」とか「勘違いするなよ」なんて言われたら、残念ながら、それはデートではないのです。

(3)エッチを断っても次があるか

人によっては初めてふたりきりで会う相手であっても、あわよくば体の関係を……なんて思っていることがあります。ですが、本気で今後のことを考えているのなら、1回目で拒否しても、めげずにデートに誘ってくれるはずです。

断るのはちょっと怖いかもしれませんが、あまりにも簡単に手に入る女だと思われると、セフレにされてしまう危険性もあります。

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5:デートの定義はあいまい?

デートの定義は“これ”と決められるものではありません。だたし、お互いに良いなと思っている人や、交際を考えている人とでないとデートとは言えないと考えている男女が大半でした。

ですから、ふたりきりでどこかに出かけようと誘われた時点で、好意を持ってくれている可能性は高いです。「遊ばれてるのかな」とネガティブに悩む前に、一緒に出かけて相性を確認しましょう。