恋のなやみに効くメディア

好きだけど別れる…で幸せになれる?復縁はムリ?どうすべきか悩んだときの解決方法10選

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

隠す

1:「好きだけど別れる」ってどんなとき?体験談

みなさんには「好きだけど別れた」という相手がいますか? 本気で愛している相手となんらかの事情のせいで別れなくてはならないなんて、「悲劇でしかない!」と思う女子も多いのではないでしょうか。でも、意外とそうでもないようで……。そこでまずは、「好きだけど別れた」の経験がある人たちから、体験談を集めてみました。

(1)急に遠距離恋愛することになった

「社内恋愛をしていた元カレに転勤の辞令がでたんです。あっちから遠距離の話も出ましたが、私には絶対ムリだと思って。職場でも、顔をあわせられる、毎日会おうと思えば会えるっていう関係じゃないと、ほかの人に寂しさの埋め合わせを求めてしまう気がして……。

もちろん彼のことは好きでした。でも、だからこそ、万が一浮気をしてしまって嫌われるなんて絶対イヤだと思って。なので、いい思い出のうちに別れるのがいいと判断しました」(30歳/会社員)

(2)奥さんにバレた

「去年まで付き合っていた不倫の彼とは、まだお互いに好きだったけれど、別れを選びました。なぜなら奥さんにバレてしまったから。私も結婚する気はなかったし、彼も家族を捨てる気もなかったみたいで。お互い、それには触れずに、嫁を悪者にして、好きだけどしょうがないね、もっと早く出会えていればよかったね、とか言い合って、美しく別れました。結果的によかったと思っています」(32歳/販売)

(3)好きだけど、ムカつく

「私にはすっごく優しいんですけど、お酒飲むと一気にクズになる人で。言ったこともしたことも覚えてないし、仕事に遅刻したりもして……。どうしてちゃんとできないんだろうって、彼が酔っているときには毎回私がキレて怒鳴っているような状態で。

でも、彼は全然覚えていないんですよ。もう、なんかむなしくて。一緒にいるのがつらすぎて泣く泣く別れを決断しました。彼もすごく落ち込んでいましたけど、お酒を止めるって気持ちにはなれなかったみたいです。私、結局、お酒に負けたんです」(26歳/営業)

2:好きだけど別れるしかないのかな…となるシチュエーション

(1)彼からの連絡が激減した

自分は好きだけど、どうやら彼氏はそうでもないようだ……と感じると身を引くべきなのかと考えてしまいます。相手を攻めるような行動をして嫌われるのも、相手の確信をついて傷つくのもイヤだからです。

(2)彼が重くて恋愛に疲れた

束縛が強い彼、甘えたり頼りすぎてくる彼に疲れた……となるときも、「好きだけど別れる」を選択するシチュエーションです。自分にとってはもちろんのこと、彼にとっても一緒にいることはよくないと考えるケースも多いです。

(3)仕事が忙しい

単純に忙しく、デートもままらない、会っても仕事のことで頭がいっぱいで楽しくない、そんな態度に彼がイライラしているのがわかる、というときや、とにかく仕事が忙しすぎて恋愛する気持ちになれないというときも、好きだけど、もうムリかな……と考えてしまいがち。

(4)彼がクズ

カッコいいし、優しいし、一緒にいると楽しいけど、とにかくお金関係や女関係がだらしない、仕事をしない、儲け話にすぐ飛びついて失敗するなど、人として、ダメな部分が多すぎるんだよね……というときも、これ以上一緒にいると、火の粉をかぶる可能性も考えて「別れないとまずいかな」という気持ちになるのもあるあるです。

(5)不倫

もっとも「好きだけど別れる」にふさわしい関係というのが不倫でしょう。奥さんにバレて慰謝料を請求されたりという、金銭的なマイナス面も大きい不倫。リスクが高く、最初は盛り上がったとしても、楽しく続けられることはマレです。美しい思い出にできるうちに別れるというのも選択です。

(6)彼に結婚する意志がない

自分は結婚したいのに、彼にその気がないという場合。まだ待てる年齢なら問題ありませんが、自分でつくったタイムリミットが近づいている場合、別れるしかないかな……という思いが芽生えてしまうという場合も。好きだけど、結婚してくれないならしょうがない、ということです。

3:復縁できる?「好きだけど別れる」ときに生まれる悩み解決10選

では、ここからは「好きだけど別れる」にまつわるお悩みの解決法を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが10連発でお届けしてまいります。悩んだときには、これさえチェックすれば結論が出ちゃう、永久保存版です!

(1)お互い好きだけど別れる……この先、また好きな人ができますか?

今、大好きな彼と別れたとしても、好きな人は、いつか必ずできるはずです。しばらくは引きずる可能性がありますが、心の傷が癒えた頃には、また誰かを好きになれるものなので、あまり深刻に悩む必要はないでしょう。

しかし、別れる彼のことが好きすぎるほど好きな場合には、次に好きな人ができるまでは、時間がかかりがちです。焦るとあまりいいことはないので、無理に好きな人をつくろうと思わず、自然の成り行きに任せてみてください。

(2)好きだけど別れました。復縁したいです。どうしたらいいですか?

好きだけど別れちゃった彼氏がいる場合、しばらくして復縁を考え始めるのも、ありがちな流れですよね。少しの間、冷静に考えてみて「復縁したい」という気持ちが消えないのであれば、彼にその思いを素直にぶつけてみてください。

「彼も復縁を考えていたけれど、キッカケが掴めないだけだった……」というパターンは、意外と多いです。すんなりと復縁に進む可能性も決して低くはありません。

ただし、彼に新恋人がいる場合には、思いを告げるタイミングを見計らって。新恋人と別れるまで待ってからのほうが、成功率は上がります。

(3)好きだけど別れるのです。辛いです。助けてください。

「好きだけど別れる」を決めた直後は、本気で辛いですよね。『MENJOY』スタッフ一同、今すぐにあなたの近くに行って助けてさしあげたいですが、それは叶わないため、ここでは、“すぐにつらくなくなる方法”を伝授します!

特効薬は、新しく好きな人をつくること。それに尽きます。そうもいかない場合には、気を紛らわすようにできるだけひとりの時間を減らし、動き回ってみてください。飲み会に参加したり、ひとり旅に出るのもいいかもです。

彼のことを考える時間を、少しでも減らすよう、意識してみてください。

(4)好きだけど別れる…その方法を教えてください。

好きな人と別れるのは、苦渋の決断です。それだけに「別れたいけれど、別れられない……」というときには、少し強引な方法で別れるしかなくなります。

連絡を取り合っていると、お互いに「好き」な気持ちがある以上は、ズルズルしてしまいがち。なので「別れる」と決めた時点で、二度と会わない&連絡をとらないように強い決意をもつ必要があるでしょう。

気持ちが通じ合っているのに別れなければならないときには、辛い気持ちしかありません。ですが「別れる」と決めたならば、距離を置かなければいつまでも引きずってしまいます。

別れても前を向いていくためには、関わりを断つことが最善策です。

(5)遠距離で好きだけど別れます。悲しいです。

遠距離になるのがキッカケで、お互いに好きだけれど別れを選ぶカップルは珍しくありません。物理的距離によって、別れを選ばざるをえないパターンですね。

別れを決めたけれど「悲しい」でしかないなら、いっそのこと遠距離恋愛にトライしてみるのもアリです。無理に別れなくとも、遠距離恋愛で幸せになる道を模索すると、悲しみを緩和できます。

遠距離恋愛から結婚に至る男女だって、かなりの数にのぼります。悲観しすぎる必要はありません!

(6)好きだけど別れるって、みんなどういう心理なんですか?

「好きだけど別れる」を選んだ男女の心理は、まさに文字通り「好きだけど、別れる」です。そして、「好きだけど別れる」の「好き」or「別れる」のどちらの部分がより本心なのかによって、この決断をする人たちの真意は多少、異なります。

「好き」が強い場合には悲しみが強いですし「別れる」が強い場合にはウンザリ感が強いとも言えるでしょう。

(7)好きだけど別れると言われました。男の心理が知りたいです。

彼から「好きだけど、別れる」と、別れ話をされたときには、言葉通りに受け止めていいパターンとダメなパターンがあります。

男には、別れるときにも「悪者になりたくない!」という心理が働く人もいます。本当は「好きじゃなくなったから別れる」と言いたいのに「好きだけど別れる」と、嘘を伝えることがあるんですよね。最後まで“いい人”でいたい欲から、こんなフレーズを口にする男もいます。

どこまで本気でこのフレーズを口にしているかによって、その男の心理もかなり変わってくるでしょう。

(8)好きだけど別れたいと言われた…。もうダメでしょうか?

「好きだけど別れたい」と彼から言われても、素直に承諾できない女子は多いのではないでしょうか。そして、このフレーズを告げられてしまったら「もう、別れるしかないの?」と絶望的な気持ちになるものです。

彼がもし、言葉通りに「好きだけど」と思っているのであれば、まだ別れを回避するチャンスが残されています。「別れようかな」と思わせてしまった背景について話し合いをすれば、何かを変えることで別れを回避できることも!

しかし「好きだけど」が社交辞令で「別れる」だけが真意な彼の場合には、別れを回避するのが難しくなります。

このフレーズを告げられても「私は別れたくない!」と思うならば「まずは話し合いたい」と、提案してみてください。そこで、彼の真意が「好きだけど」にあるのか「別れたい」にあるのかが見えてくるはずです。

(9)好きだけど別れる気持ちに浸ってみたい。そういう歌を教えてください。

「まだ、“好きだけど別れる”を経験したことがないので、歌を聴いてそんな気持ちになってみたいです」という女子のみなさんは、失恋ソングをエンドレスで聴いていると、なんとなくその気持ちに浸ることができるはずです。

特に、卒業ソングで恋愛を歌っているものには「好きだけど別れる」を選んだ人たちの心理が描写されている歌も少なくありません。歌の登場人物を自分と彼に置き換えて聴いてみると「好きだけど別れる」をよりリアルに感じられるかも?

(10)年の差があるので、好きだけど別れを考えています。

年の差がある相手とは、恋愛まではよくても、いざ結婚を考えたときに「本当に大丈夫なのだろうか……」といういろんな不安がつきまといますよね。「こんなに年が離れているから、きっと将来は悪い結果になるはず。ならば、いっそのこと今、別れたほうが……」と思うのは、当然の心理でもあります。

20歳もの年の差結婚をしている筆者の考えとしては「とりあえずはやってみて、ダメなら考えましょう」です。気持ちがあるのに別れるのはツライです。かといって、同世代婚よりは確かに課題も多いのも事実。だから「当たって砕けろ」の精神でいけるところまでやってみるのがいいかと思います。

やるだけのことをやってダメだったとすれば、自分の中でも諦めがつくものです。

4:「好きだけど別れる」はツラい決断!

今回は「好きだけど別れる」を、とことん深掘りしてみました。みなさんには、「好きだけど別れた元恋人」がいますでしょうか? もしかすると、別れるときには「好き」じゃなかったけど、別れた後に「やっぱり好きだった」と気づいちゃった経験をおもちの方もいらっしゃるかもしれません。

どんな事情があるにせよ、「好きだけど別れる」は、本当にツラい決断です。「好きだけど別れる」を選ぶべきなのか悩んでいるみなさんは、ぜひ、後悔のない未来に近づくよう、冷静に結論を出してください。