恋のなやみに効くメディア

デートの定義がわからない!男女で違う「どこからがデートか問題」の答え

大船くじら

大船くじらK.Ofuna

©gettyimages

目次

隠す

1:異性とふたりきり…デートかどうかわからなかったことある?

異性とふたりきりのシチュエーションで、「これってデートなのかな?」と疑問に思ったことがある人はどのくらいいるのでしょうか。

そこで今回『MENJOY』では、20~30代の未婚の男女268名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「異性とふたりでいるときに、今の状況がデートなのかわからないと思った経験はありますか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

ある・・・119人(44%)

ない・・・149人(56%)

半数に満たないまでも、それに近いの人が「デートかどうかわからない問題」を経験をしていることがわかりました。これは男性と女性でデートの定義が違うことから発生する意識差が原因なのかもしれません。そこで今回は、男性と女性におけるデートの定義を明らかにしていきましょう。

2:アンケートで判明!男にとってのデートとは?

(1)ふたりで出かけること

「ふたりででかけたら」(28歳男性・その他)

「ふたりきりでいること」(20歳男性・学生/フリーター)

「ふたりで遊びに行くこと」(21歳男性・学生/フリーター)

「異性とふたりきりで出かけたらデート」(39歳男性・総務/人事)

ふたりきりで出かける時点で「デート」であると考える男性は、かなり多くいました。同性もしくは集団で遊ぶのが普通だと考えていれば、異性とふたりきりというシチュエーションに対して、特別な意味をもつ人もまだまだ多いようです。

(2)食事やお酒を一緒に楽しむ

「ディナーに行けばデート」(33歳男性・学生/フリーター)

「一緒に食事をすることから」(29歳男性・その他)

「夜飲みに行く」(27歳男性・営業/販売)

「ふたりきりで1時間以上食事をすること」(31歳男性・営業/販売)

好意のある女性と、ふたりきりで食事やお酒を楽しむ時間は男性にとっても特別な時間。それこそがデートだと認識する人は多いようです。

(3)長い時間一緒に過ごす

「半日過ごしたら」(27歳男性・コンピューター技術職)

「一日一緒に過ごす」(32歳男性・学生/フリーター)

「ふたりきりで一日中お出かけしたら」(29歳男性・学生/フリーター)

「朝から夜まで一日中一緒にいたらデート」(31歳男性・技術職)

一緒にいる時間の長さを定義として考える男性もいました。軽くお茶や食事をするということでなく、半日や一日一緒にいるというのは、それなりに大きなこと。お互いが長時間一緒にいたいと思える関係が築けていることが大切なのかもしれませんね。

(4)手をつなぐ

「手をつないで一日過ごす」(24歳男性・総務/人事)

「手をつないで歩く」(30歳男性・公務員)

「手をつないだらデート」(36歳男性・公務員)

ふたりで何をするかではなく、アクションが伴ってこそデートに変わる、という考えの人も多く見られました。確かに、手をつなぐという行為は、好意がないとしないでしょう。手をつないだ時点でふたりの関係には友人以上の特別感が漂うはず。そのような関係が成り立った時点で、デートと考えるのかもしれませんね。

(5)事前に約束して出かける

「約束して出かける」(32歳男性・営業/販売)

「約束して一緒に過ごしたら」(27歳男性・その他)

「ふたりだけで出かける約束をしたらデート」(38歳男性・その他)

「仕事帰りにたまたま一緒になったから食事をした」というのは偶然性が高く、ある種、意図せずにも実現する出来事。あらかじめ「その日は一緒に過ごそう」と約束がある予定は、重みが違うようです。

【関連記事】

デートとはいったい何?デートとはどこからなのか問題についての結論

3:女性が考えるデートの定義5つ

(1)約束して出かける

「ふたりで出かける約束をしたら」(26歳女性・公務員)

「事前に約束をして、ふたりきりで会ったらデート」(27歳女性・その他)

「何日も前から約束」(36歳女性・営業/販売)

「事前に日時を決めて待ち合わせをする」(26歳女性・学生/フリーター)

男性と同様に、事前に約束したうえで出かけることをデートと定義するという回答は多く集まりました。たまたまではなく、気持ちの中に「一緒に過ごしたい」という明確な意思があることが大切なようです。

(2)異性として意識している

「異性と思えて一緒にいるかどうか」(35歳女性・主婦)

「意識している異性とふたりでいる時点でデート」(24歳女性・その他)

「異性として意識して会うかどうか」(37歳女性・営業/販売)

異性として意識できない男性とは出かけてもデートにはならないという、どこで何をするかよりも、相手のことをどう思ってるかが重要という意見。これは、男性の回答の中にはほとんど見られませんでした。もしかしたら、女性を異性として意識しない男性が少ないのかもしれません。

(3)食事だけではデートにならない

「待ち合わせして日中から会って夜ご飯で解散」(25歳女性・総務/人事)

「夜飲みに行くのではなく、日中から約束して半日過ごしたらデート」(28歳女性・主婦)

「飲食店以外で行き先をあらかじめ決めて行くのがデート」(20歳女性・学生/フリーター)

食事やお酒を飲むだけではデートにならないと考える女性は多いようです。食事はあくまで、メイン予定のオプション的なもののようです。男性と認識の違いを感じますね。

(4)好きな気持ちがある

「好きな男性とお出かけすること」(29歳女性・総務/人事)

「好きな相手と同じ時間を共有できたら、それは、デート。好きでなければ出かけたとしても、デートではない」(38歳女性・その他)

「好き同士のふたりが日中から出かける」(27歳女性・学生/フリーター)

好きな気持ちがない相手とは、たとえふたりで出かけてもデートにはならないと考える女性は多いようです。

(5)付き合ってから出かけること

「付き合ってる人と遊びに行く」(30歳女性・営業/販売)

「付き合うことになってからの外出」(40歳女性・その他)

「ちゃんと付き合っている状態で出かけることはデート」(31歳女性・営業/販売)

正式にお付き合いしている恋人と出かけることこそがデートであり、「付き合う前」ならばそれはデートではないと定義している女性もいました。今回のアンケート結果を見ると、一定の好意がない相手とはふたりきりで出かけてもデートにカウントしない女性は多いようです。

【関連記事】

付き合う前のデート!成功法と「どこまで許していい?」のライン

4:デートと遊びの違いがわからない…見極め方3つ

(1)デートという言葉を使ってみる

ふたりで過ごす時間をデートと表現して、相手の反応を見てみましょう。「今度のデート、楽しみだね」などといって、相手が満更でもないのなら、デートと判断していいのではないかと思います。

仲がいい相手ならば、あまり抵抗なくいえるのではないでしょうか。もし自分で「恥ずかしくていえない」と思うなら、相手にかなりの好意がある証拠。そのような異性とふたりで出かける時点で、それはデートなのではないかと筆者は考えます。

(2)自分のためにプランニングしてくれた

相手が自分のために、行く場所や、日程などを調整して企画してくれた予定なら、それはデートといっていいと思います。自分の希望を優先に考えてくれるなら、なおさらデートと判断していいでしょう。

自分が都合のいい日に、大好きなスポーツ観戦をして、一度行ってみたかったレストランに連れて行ってくれる。このような計画を立ててくれるなら、それはデートといえると思います。

(3)相手のことが好き

好意を持っている相手とふたりで出かけるなら、深く考えずにデートと定義してもいいのではないでしょうか。せっかく好きな人と出かけるのですから、デート気分で楽しい時間を過ごしましょう。

もちろん相手はデートだと考えていない可能性もあります。しかし、楽しい時間を過ごした結果、興味を持ってもらえたら、次回は相手もデートという気持ちで会ってくれるかもしれません。

【関連記事】

片思いデートを成功させるコツ教えます!付き合ってないのにデートしたい人集まって~

5:デートの定義は男女間で違う

男性は女性とふたりきりで出かけることをデートと捉える人が多いです。それに対して女性は、好意以上の気持ちがないとデートとは考えない模様。デートの定義が違うことを認識しておかないと、気持ちの行き違いがありそうですね。