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「彼女とエッチしたくない。でも…」な不倫予備軍たちが急増中!?
MENJOY編集部MENJOY
68%がレス予備軍
池袋・新宿・渋谷にて、彼女がいる20・30代男性(50人)を対象に街頭アンケートを行った結果、「彼女と“エッチしたくない”と思うことはありますか?」という質問に対して50人中34人(68%)が「ある」と回答しています。
過半数をはるかに超え、7割に迫る勢い。「彼女とエッチをしたくない」と思うカレシたちの本音に迫ります。
交際4年、本当は彼女とエッチしたくない…
彼女と付き合って4年になるという、Y君(25歳)に話を聞いてみました。
-彼女とエッチするのは嫌ですか?
Y「どちらかというと、したくないですね」
-それを彼女は知っていますか?
Y「知らないと思います。気付かれないようにしているので」
-それはなぜ?
Y「かわいそうじゃないですか」
-彼女以外とのエッチは?
Y「たまにしたいですね。エッチ自体は嫌いじゃありません」
結婚してないのに、別れられない病…
-彼女と別れたらいいのでは?
Y「せっかく仲良いし、悲しませたくないので、それはできません」
-では将来は、結婚するつもりですか?
Y「うーん……。結婚まではちょっとまだ、考えられないですね」
-それはなぜ?
Y「いまの関係を変えたくはないです。一緒に住むことがちょっと考えられない」
-エッチしたくないこととは、関係がありますか?
Y「ちょっとはあるかもしれない。ひとりの時間がなくなるのが嫌ですね」
-結婚しているわけではないのだから、別れて他のエッチしたくなるような女性と付き合ってもいいんですよ?
Y「いやぁ。別れるのはちょっと悲しいですね」
-では、彼女とのエッチを楽しめる?
Y「楽しくはないですね。でも、愛情が冷めたと思われたくないので、がんばってストレスにならない程度にしたいです」
-愛情は冷めていない?
Y「そうですね。いつまでもこのままでいたいけど」
少子化・不倫まっしぐら!?
彼女とエッチしたくない。でも、“仲が悪くならない”程度にはしていたい。そんな男性たちが増えている様子。この状況を、官能小説家であり、男女の性差を考える恋愛コラムニストの小川沙耶さんに解説いただきました。
小川「Yさんの話では、“別れたくないけど、まだ結婚したくない”ということでしたが、相手もいることなので、こういったタイプのカップルは、いつか男性側が押し切られて結婚することが多いと思います」
-そうなると、新婚ホヤホヤなのにレスという可能性も?
小川「もちろん十分に考えられます。ただでさえ結婚を“先延ばし”にし、ある程度年齢がいってしまっているので、“妊娠”の確率にも影響しますよね」
-結婚したことで、少しは関係に変化が出るのでは?
小川「もちろん出るとは思いますが、それは良い方向に出るとはかぎりません。例えば、“不倫”。
“相手を悲しませたくない”という気持ちで、もうエッチするのが嫌なのに、別れることができず、結婚までしてしまった。それって、“上から目線”なんですよね。実は。
けれども、結婚すると立場が変わるというか、女性のほうは安心してしまい、アレコレ指図などするようになってしまう。これは、上から目線な男性からすると、“(かわいそうだから)結婚してやったのに!”と、面白くないわけです。
結果、妻への復讐を言い訳に、ずっとしたかった“不倫”に走ります。もちろん、バレないようにするでしょうがね」
子どもが誰の子かわからない……!?
-バレないものですか、それは?
小川「ずっと“本当はエッチしたくない”という気持ちもバレずにできた男性だから、ウソは得意なんじゃないですかね。ただし、余計にレスは加速するかもしれません。
すると、妻のほうも寂しくなり、不倫に走る可能性があります。結婚でようやく落ち着いたことにより、“本当にこの人でよいのかしら?”ということを、冷静に考える余裕が出ますからね。
こう考えると、“交際時代からほぼレスカップル”が、なんの努力もしていないのに、“ついに授かりました!”ってケース……。“お父さんは誰なのかな?”ってちょっと気になりますよ」
-それこそバレないんですか?
「人は、自分がウソをついているとき、まさかウソをつかれているとは気がつきにくいものですからねぇ……」
いかがでしたか。彼女とエッチしたくない男性は多いようですが、それを彼女にはバレないように隠しているようです。しかし、その状態をほっておくと、とんでもなく“こじれた夫婦生活”になってしまう可能性もあるようなので、気をつけたいですね。
(ライター 月島もんもん)
【取材協力】
※ 小川沙耶(おがわさや)・・・官能小説家、恋愛コラムニスト。女性のリアルな性と恋愛を描くためという名目で、現在も派遣OLとして週2回勤務中。いまいちやめどきがわからない。