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自分は恋愛に向いてないという決めつけは損?恋愛するメリットと恋愛下手を克服する方法

毒島 サチコ

毒島 サチコS.Busujima

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目次

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1:自分が恋愛に向いていないと思ったことある?

みなさんは自分が恋愛に向いているか、向いていないか、考えたことはありますか? 「恋愛楽しい! 向いてる!」という恋愛至上主義の人もいれば、「恋愛は面倒だし、自分には向いてない……」という人もいると思います。

そこで『MENJOY』では、20~40代の未婚の男女(女性184名、男性281名)を対象に「恋愛に向いていないと思ったことがありますか?」と聞いてみました。結果は下記のとおりです。

【女性】

ある・・・146人(79%)

ない・・・38人(21%)

【男性】

ある・・・214人(76%)

ない・・・67人(24%)

男女ともに7割強の人が「自分は恋愛に向いていない」と感じたことがあることがわかりました。

2:恋愛に向いていない人の特徴5つ

では、恋愛に向いていない人にはどのような特徴があるのでしょうか? 5つご紹介します。

(1)ひとりの時間が大切

マイペースで、ひとりでいることが苦にならない人は、恋愛を必要としないことが多いようです。ネットもゲームも選び放題で、テレビや配信でロマンチックなドラマに浸れる現代。恋愛の代替行為が身の回りに溢れているからこそ、恋愛に魅力を感じにくいのかもしれません。

(2)極度のめんどくさがり屋

恋愛にはめんどうがつきものです。相手の気持ちを考えなければならないし、デートや食事、記念日には出費もかさむし、せっかくの休日に出かけなくてはいけないことも。

かつて、干物女なんて言葉が流行りましたが、めんどくさがり屋さんは、恋愛するメリットを感じにくい傾向にあるようです。

(3)異性の気持ちがわからない

女性と男性では、考え方や感じ方が根本的に異なります。恋愛するということは、相手の気持ちを想像し、ときには我慢したり、妥協したりしながらお互いに歩みよることも必要です。

本当にシンクロできる相手と巡り合えればよいですが、相手の気持ちを想像するのが苦手な人は、恋愛からも距離を置いてしまいがちですよね。

(4)自分の夢がある

確固たる夢をもち、目標に向かって進んでいる人は、いわば夢が恋人のようなもの。貴重な時間を恋愛に費やすよりも、自分の夢を大切にしたいと考える人も多いのです。

(5)結婚に興味がない

恋愛の先には、いつか結婚というステップがありますが、そもそも結婚に興味がない場合には、恋愛って何のためにするの?という声が聞こえてきます。

また女性の場合、欧米では選択的シングルマザーも増えてきており、まだあまり馴染みはありませんが、日本においても著名人で、出産だけを選択する人も徐々に増えてきています。恋愛をしなくても子供を産める時代なのです。

3:恋愛に向いていない人でも恋愛すべき理由3つ

恋愛に向いていない人でも、恋愛することで得られるメリットは存在します。大きなものを3つご紹介しましょう。

(1)コミュニケーション能力が上がる

異性とのお付き合いは、同性同士の会話と違い、相手の興味に合わせたコミュニケーション能力が求められます。恋愛上手な人は、会話や人付き合いもうまいもの。人間関係に苦手意識をもっている人は、恋愛をコミュ力アップの場として考えてみては?

(2)人に合わせる力がつく

異性とのお付き合いは、ときに自分を捨て、相手に合わせるという妥協や忍耐が求められます。すべてが自分の思いどおりにならないのが世の中というもの。恋愛することで、自分中心の考え方から一歩脱却できるかもしれません。

(3)人生が楽しくなる

好きな人がいて、相手も自分のことを好きになってくれる。恋愛の素晴らしさって、結局そこだと思います。誰かを好きになり、自分も愛されることで人生が楽しくなるのです。

自分だけを愛するよりも、他者を愛し、結果自分が愛されるということが、人生において素敵な経験になることは間違いありません。

4:苦手意識を克服!上手に恋愛するコツ3つ

「恋愛が苦手……でも恋愛したい!」という人は、どのようにして苦手意識を克服すればいいのでしょうか? ご紹介します。

(1)身近な異性と気軽なお付き合いからはじめてみる

いまは恋愛対象だと考えられなくても、身近に、友人として話したり食事をしたりする異性のいる人は多いと思います。まずはそうした男性との会話や食事との機会を増やしてみましょう。そこから、恋愛が生まれるかもしれません。

(2)自分が好きになろうとせずに、自分を好きになってくれる人を見つめる

愛するよりも愛されるほうが幸せといいますが、恋愛の喜びは、自分が好きになることよりも、誰かに愛されることかもしれません。恋愛ベタな人の多くは、自分から動いたり思いを伝えたりするのが苦手な傾向にあります。

告白されたり好意を示してくれたりする人と、まずは付き合ってみる。そこから相手を思う気持ちが生まれるかもしれません。

(3)マッチングアプリを積極的に利用する

自由恋愛や恋愛結婚という考え方は、近代に生まれたものです。昔は親同士が決めた結婚やお見合いがほとんど。現代は選択肢が多い分、恋愛がしにくい時代だといえるかもしれません。そんな現代におけるカジュアルなお見合いの場といえば、マッチングアプリ。

コロナ禍で利用する人が急増したといわれているマッチングアプリを有効に使い、まずは出会いの場を増やしてみては? コツは、結果に一喜一憂せず、人と会う機会を増やせば、自分の経験値が増えると割り切ることです。たとえすぐに相性のいい人が見つからなくても、知らない間に人間力を鍛えられているかもしれませんよ。

5:まとめ

「恋愛!」と肩肘張ってしまうと、ついつい気持ちが萎え、行動しにくいもの。人間はひとりでは生きられません。恋愛、結婚、出産と、先のことをまずは考えずに、人間関係やコミュニケーション力を磨くために一歩踏み出してみる……そこから新たな世界が見えてくるかもしれませんね。