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家庭崩壊を防げ!わかれば家庭は崩壊しない「夫・父親という男心」7つ
月島もんもんM.Tsukishima
目次
隠す1:子どももかわいそう!家庭崩壊させないためには?
(1)家庭崩壊させないために知りたい「夫」の男心
「俺の場合は嫁が“夫”という存在を理解しようとしなかったから離婚になった。自分の理想を押しつけるばっかりで話を聞こうとしない。夫婦ってそれぞれに役割ってあると思うけど、それって普遍的なものじゃないものもある。
それぞれの夫婦によってその役割は違ってくる。だからこそ、本音を言い合ってちょうどいいお互いの役割を見つけていかなくてはうまくいかない気がするね」タダシ(仮名)/36歳
男性に理解を求めるばかりではなく、夫を演じている男性の気持ちも理解しようとしなければ家庭崩壊に繋がってしまうこともあるようです。
(2)家庭崩壊は子どもにも影響する?
「俺の兄夫婦が、子どもがいたのに離婚したんです。仲の悪い姿を見せ続けるよりも、いっそのこと離婚した方がかえって子どもも幸せだろうってことでした。
理屈はわかりますし、その方がいい場合もあるでしょう。だけど、兄のところはそれがよくなかったみたいで、子どもが万引きとかするようになりましたね。子どものためって台詞を離婚する言い訳にしちゃったんでしょう。
本当に子どものためなのか、見極めることをしないと子どもにも影響がでますね、やっぱり」ミツオ(仮名)/40歳
離婚が原因で子どもに悪影響を及ぼしてしまうこともあるようです。“誰かのため”という台詞は難しいですね。それが本当にその人のためになっているかどうかは結果を見るまでわからなかったりします。
家庭崩壊が子どもに与える影響を見極める上で、考えすぎということはないのかもしれません。
2:家庭崩壊を解決!知っておきたい「父親という男心」7つ
(1)嫁の妊娠中は父親という自覚がない
「嫁が妊娠している最中は正直、父親という自覚がなかったよ。母親ってお腹に子どもを宿すから、妊娠中から母親になってたね。“私がこの子を守らなきゃ”って呟いてるところを何度も見たよ。正直、びっくりしたんだ。それって俺が妊婦にならないとわからないことなんだと思う。だから、そこを理解してもらいたい。
同じように同じタイミングで父親になれって言われても難しい。もちろん努力もせずに無理っていうのは言い訳だけど、母親と同じレベルでそれができるとは思えない」キョウタロウ(仮名)/28歳
身体に子を宿す母親と宿すことのない父親。その違いは親という意識の芽生えとその意識の高さに表れることもあるようです。女性と男性との身体的な違いなので、仕方のないことなのかもしれません。
経験できないことを理解しろと言うようなものなのかも。努力してもらうことは大切ですが、その違いは理解しておいた方がよさそうです。
(2)仕事の忙しさを理解してほしい
「休日はできる限り子育てや育児に時間を割くようにしております。嫁のサポートということで積極的に家事を行ったり、私が子守をしている間は自由時間を楽しんでもらったり。
しかし、平日は仕事で早く家に帰れないことも多いのです。そこを理解してもらいたい。嫁にそれをいうとそれは言い訳だと言われますけれども、私が定時上がりをすればその分誰かの負担になるわけです。
家庭の事情を仕事場に持ち込むわけにもいきません。なのでそこをなんとか、わかってもらいたい」リョウスケ(仮名)/29歳
仕事が忙しいことを理解してもらいたいという回答もありました。子育ての大変さゆえに、家に帰ってこない旦那を憎みたくなる気持ちもわかります。しかし、早く帰りたくても帰れないこともあることを心の隅にとめておいてください。仕事がなくなって困るのは家族も同じはず。
(3)母親と同じ愛の形を求められたくない
「なんで子どもの心配ができないんだってグチグチ言われてます。勘弁してくださいよ。子どもの心配をすることだけが親の愛情ってわけじゃないと思うんですよ。父親と母親と2人いるってことは、2つの形の違う愛情を与えることができるってことなんですよ。
“心配しない”と言ってやることが父親だと思う。現に、世話をやく母親じゃなくて、俺の方に学校でやなことがあったとかって相談をしてくるんですよ。“安心しろ、大丈夫だ”って言ってやる人も必要なんだって」ケンジ(仮名)/37歳
父親と母親の愛情表現は異なるという意見がありました。心配をするということは相手を信用できていないということに繋がる可能性があります。だからこそ、”お前ならできる”と子どもに言ってあげる役割の人も必要なのかもしれません。
(4)子どもの発育による役割の変化
「子どもの発達や年齢によって父親の役割って変わってくると思うんですよ。例えば生後間もなくは母親のサポートがメインだけど、物心がついてきたらしつけが加わってくる。
子どもをしっかりと叱れる人っていうのは父親の役目な気がする。もちろん母親だってしつけをすると思うんだけど、でも母親は子どもの味方になってあげる存在であってほしい」カツヤ(仮名)/34歳
子どもの発達度合いによる役割の変化というものを意識している男性もいました。子どもの成長に応じて必要な役割は違うのかもしれません。一貫性がないのではなく臨機応変ということ。それもまた父親に対しての男心なのでしょう。
(5)育児や家事の不慣れは許してほしい
「俺は月曜から金曜まで仕事をしてるからさ、子育てとか家事をやってるのって嫁さんなんですよ。だから、嫁さんは家事がうまい。だけどさ、俺は下手くそなわけよ。それって仕方ないことだと思うんだよ。月曜から金曜まで家事して子育てしてる人には勝てないよ。だからさ、俺が下手こいても許してよ」コウタ(仮名)/27歳
この方は家事や子育ての至らなさは許してほしいと訴えていました。一生懸命サポートをしているからこそ、許してあげてほしいです。普段から家事や子育てを行っている人と同じことはできません。厳しすぎては嫌になってしまいます。
(6)子どもの壁
「子どもじゃなくても人って障害物を乗り越えて成長するものだと思う。だから僕は子どもの壁であり続けたい。それって重要なことなんだと思う。努力する大切さと壁を乗り越えたときの達成感を知ってるかどうかって、大人になってから差が出ると思うから。だから、優しい父親だけを求めないでほしい」ノリフミ(仮名)/36歳
子どもの壁というものを意識している父親もいました。優しい父親だけが正しい姿というわけではないのでしょう。時には乗り越えるべき壁として存在し続けることも子どもの成長を促すはず。父親を超えてほしいという愛情です。
(7)たまにはガス抜きも
「サポートするのも役割の1つだとは思ってるんですけどねえ。どうしてもストレスがたまる。愚痴もほどほどにしてほしいし、俺も疲れたら休みたい。土日は俺ばっかり子どもの面倒をみて嫁さんは飲み歩いてるんだもん。そりゃないよ」ケイタ(仮名)/32歳
子育てと家事でストレスがたまるのは理解できます。しかし、父親である旦那さんも仕事があります。ストレスを抱えて帰ってくる人もいるのです。時には休ませてほしいという意見もありました。
3:家庭崩壊を防ぐ!知っておきたい「夫という男心」3つ
(1)たまにはデートがしたい
「結婚して子どもができたら父親と母親という役割で、“お父さん”とか“お母さん”とかでしか呼ばなくなってしまったな。昔は名前で呼んでいたのにね。だから、たまにはデートをしたい。カップルに戻る日もあっていいと思うんだ」ショウタ(仮名)/41歳
家族を持つと子どもがメインになってしまう夫婦もいるようです。たまには昔のように映画を見に行ったり、2人だけで飲みにいったりしてはどうですか? さみしいと思っている旦那さんもいる様子。
(2)ATMではない
「嫁は専業主婦で俺は会社員。家のことをやってくれているのはありがたいと思ってる。だけど最近、金のことしかいわなくなっちゃったな。俺はATMじゃない。人間だ!」ミツル/37歳
お金のことしか言わなくなったという声もありました。人間扱いしてほしいという悲痛な叫びです。旦那さんも人間です。たまには日頃の苦労をねぎらってあげてください。
(3)理想の結婚生活を押しつけられても困る
「新婚なんですけど、“休日はこう過ごしたい”とかの要望がすごいんですよ。行ってきますのキスもしなくちゃいけないし、金曜日は帰りにプレゼント買ってきてとか。コージーコーナーでケーキを買って帰るんですけどね。理想を押しつけられるのはしんどいですね。どっちかにしわ寄せがいかない俺らにあった結婚生活をしようよ」ナオヤ(仮名)/25歳
理想の高い結婚生活を思い描いている女性もいるようです。しかし、それを全て旦那さんに押しつけるのは考えもの。無理している方は疲れてしまうみたい。2人が納得できる結婚生活を探してみてください。
4:家庭崩壊を修復したエピソード2つ
(1)ストレステストで初めて知った夫の体調
「子どもの夜泣きが酷くて育児の大変さと寝不足とで旦那に八つ当たりしていたんです。旦那は仕事があるから育児から解放されていいなと思うこともありました。だけど、それが違ったみたい。
ある日、“離婚したい”って切り出されました。で、浮気でもしてるんじゃないかと思ってビジネスバッグの中とか色々みたら健康診断の結果が入ってたんです。ストレステストっていうのも一緒に行ったらしくて、旦那は5段階中の一番上っていう評価になっていました。
いつ“うつ病”になってもおかしくないって感じみたい。私以上にストレスをためてたんだってことを知ったんです。振り返ってみれば、土日は育児の手伝いや家事を行ってくれていたのに浮気なんてしてるはずもなかったんですよ。
謝って謝って謝り倒しました。もう一度やり直したいって。最後はわかってもらえました」ミスズ(仮名)/26
(2)子どもの声で我に返った
「ある日、小学校の面談に言った際、“ご家庭で何かトラブルはないですか?”と言われました。話を聞くと、息子の成績が下がっているみたいで。それだけではなく、提出物は出さない、喧嘩もする、反抗的な態度といった点を指摘されました。
学校の方でも色々と注意を払ってくださったみたいで、でも原因になりそうな問題は特に見当たらない。そこでハッとしました。家庭内別居中だったんですよ。喧嘩が絶えないような状況で、“大嫌い”とまで思っていた旦那だったんですけど、何か子どもに叱られたような気がして。
それで夫と話し合いを設けてみました。お互いに悪いところは直そうって。子どものためにもう一度やり直してみようって。たぶん、夫からそんなこと言われても突っぱねていたでしょうね。
子どもへの悪影響を知って初めて真剣に向き合う覚悟が決まりました」カナエ(仮名)/39歳
5:話し合って家庭崩壊を阻止しよう
いかがでしたか? 家庭がうまくいかなくなるきっかけは些細なことだったりするのかもしれません。
夫という役割を過剰に求めすぎたり、父親としての子どもへの接し方など。夫婦や家族には決まった形は存在しないと思っていた方がよさそうです。
お互いが納得できる形をそれぞれの手で作っていくものなのでしょう。妻と夫、父親と母親の違いを理解し合って歩んでいきたいですね。