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LINEが怖い!そんなつもりじゃ…とならないための使い方の注意点
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:使い方次第でLINEが怖いことに…被害に遭わないためには?
LINEは便利なツールである反面、「使い方を少し間違えるだけで、怖い思いをするきっかけとなってしまう」という話も聞きます。無用なトラブルを招かないためには、LINEを正しく使うことが大事です。
2:実録!私が「LINEが怖い」と思ったきっかけLINE3選
(1)送った言葉が証拠として残ってしまう
「別れ話がこじれまくっていたとき、彼氏に未読スルーされて、イライラしちゃって。きついメッセージを送り続けてしまったんです。翌朝、冷静になってさすがにまずいと思って送信取り消ししようと思ったんですが、取り消しできる期限が決まっていて、それを過ぎると消せないんですね……。私、それを知らなかったんです。
彼、私が送ったそのLINEをスクショして、共通の知人にばらまいたんです。結果、私が最低の女みたいなレッテルを貼られることに……」(30歳女性/美容部員)
(2)返事をしなくても一方的に送れる
「LINEって、こっちが返事をしていなくても、相手が自由に送れますよね。ブロック機能はありますけど、いきなり知り合ったばかりの人をブロックしにくいですし。以前、飲み会で知り合った男から、その夜のうちに100通近いLINEが次々ときていて、朝起きてそれを見てゾッとしました。
LINEアドレスって、聞かれたら無防備に交換しちゃうことが多いんですけど、相手のことがよくわからないのに、アカウントを交換するのは怖いなって感じましたね。もちろん、翌日にはブロックしましたけど……」(33歳女性/飲食)
(3)電話番号を知らなくてもコールできる
「昔は、電話番号を交換しないと通話ができなかったのに、今はLINEアドレスさえ交換すればコールできちゃいますよね。なので、本当なら電話をかけてきてもらいたくない間柄でも、電話できちゃうというのが怖いです。
何回か、よく知らない相手からのコールが鳴ったことがあって、もちろん出ませんでしたけど、怖いなって思いました」(37歳女性/販売)
3:LINEが怖い理由はコレ!知っておくべきリスク5つ
(1)グループに参加すると個人的なメッセージを受信することがある
LINEのグループに参加すると、そこから個人の連絡先を追加し、個人LINEを送れるようになります。よく知らない相手が参加しているグループに安易に入ってしまうと、見知らぬ相手からLINEが届く、なんてことも。
(2)簡単にスクショできる
LINE画面のスクショ機能は便利ですが、その画像は、誰にでも送信することができてしまいます。誰かに見られたら困るような文や写真を安易に送るのは避けるべきでしょう。
(3)乗っ取られることがある
メディアで防止策も多く紹介されているものの、SNSの乗っとりは完全には防げません。ある日突然、自分のアカウントが乗っ取られてしまい、繋がっている人に迷惑をかけてしまうリスクも潜みます。
(4)言葉足らずで誤解を招くことがある
LINEは気軽に連絡できる手段であると同時に、言葉が不足していると、それがきっかけで誤解を招き、トラブルに発展することも。対面で話していれば誤解を避けられたことでも、LINEでやりとりしたばっかりに悪い印象を与えてしまうケースも少なくありません。
(5)機能が多いので誤操作しやすい
LINEは、メッセージのやり取り以外にも、多くの機能を備えています。また、新しい機能も増えています。そのため、自分では気づかないうちに、課金してしまったり、必要ない個人情報を登録して流出させてしまう恐れも……。
4:LINEを使う際のリスクを回避する方法5つ
(1)安易にグループLINEに参加しない
グループLINEに安易に参加するのを控えるだけでも、知らない相手にアカウントを知られるリスクを回避できます。本当に必要なグループや、信頼できるグループだけに参加するのが賢明でしょう。
(2)スクショされてもいい内容を送る
スクショによって無用なトラブルに巻き込まれないようするためには、どんなときにもスクショされてもいい内容だけを送信するのがリスクヘッジに。特に、恋人へのセクシー写真やエッチなやりとりは、別れた後に問題になりやすいです。
(3)乗っ取りに合わないようセキュリティを強化
どんなに注意していても、乗っ取られる可能性はあります。しかし、できるだけ乗っ取り被害に遭わないよう、可能な限り対策をとっておきましょう。推測しにくいパスワードに設定するだけでも違います。
(4)ていねいな送信を心がける
LINEでコミュニケーションをとる際には、ていねいな文章を作り、なるべく相手の誤解を招かない表現に気をつけるのも大事です。冷たい印象を与える言葉や文章は、自分の好感度を下げてしまう引き金にもなり得ます。また、感情的になっているときには、送らないほうがベター。
(5)よくわからない機能は使わない
想定外の課金や、周囲への通知を控えるなら、よく理解していない機能を使わないのも大切です。新しい機能を試すときには、よく調べてから使うようにしましょう。
5:まとめ
LINEは便利で手軽なツールだからこそ、簡単にトラブルのもとにもなることが。上手に使って、円満な人間関係が築けるよう、日ごろから気をつけておくに越したことはありません。