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結婚前に同棲をする意味とは?メリット・デメリットと決めておくべきルール

森下あゆみ

森下あゆみ

目次

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1:結婚前に同棲するべき?

そもそも、結婚前の同棲が必要か疑問に思う人もいるでしょう。ここでは、結婚前に同棲をする意味や、同棲をしていた人の割合を紹介します。

(1)結婚前に同棲をする意味とは?

結婚前に同棲をする意味や理由は人それぞれですが、多くの人は、結婚前に相手の生活感などを見極めたい気持ちがあるはず。また、同棲は、近いうちに結婚をするという意思表示にもなるため、お互いの親や友人に「近々結婚をする」と周知させることもできそうです。

(2)結婚前に同棲するカップルの割合

現在結婚している人たちが、結婚前に同棲していたのか気になるところですよね。そこで今回『MENJOY』では、20~40代の既婚男女398名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「結婚前に同棲をしていましたか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

同棲していた・・・192人(48%)

同棲していなかった・・・206人(52%)

同棲していた人としていない人はほとんど同じ割合ながら、同棲していない人のほうが少しだけ多い結果に。「結婚をするのだから、結婚前に同棲することは当たり前」とは言えないようです。

(3)同棲を始めるタイミングは?

結婚前の同棲を始めるタイミングは、カップルによって大きく違うもの。ふたりが早く結婚したいのなら、付き合って数か月ほどで同棲を開始する人もいるでしょう。

ほかにも「◯歳になったら同棲をしよう」など、ふたりでルールを決めているカップルもいるようです。同棲を始めるタイミングの正解はありません。お互いがベストだと思ったときと言えそうです。

2:結婚前に同棲をするメリット3つ

まずは、結婚前に同棲するメリットを見ていきましょう。

(1)結婚後の生活がイメージしやすい

初めての結婚であればわくわくしますが、新生活には大きな不安がつきものです。結婚生活の予行演習として同棲をすることは、ふたりにとって大きなメリットになるでしょう。お互いの生活リズムや家事、休みの日の過ごし方など、ある程度イメージができていれば、結婚後に「こんなはずではなかった」と感じることは少ないでしょう。

(2)結婚前から一緒に過ごせる

少しでも早く一緒に暮らしたいと思うカップルにとって、結婚前の同棲はとても嬉しいこと。デートを楽しんだあとにひとりになることもなく、いつでも一緒にいられます。結婚生活の疑似体験をしているようなもので、さみしさを感じる機会が少なく、いつでもラブラブでいられそうです。

(3)貯金ができる

同棲をすると、家賃や水道光熱費などの生活費を出し合うため、一人暮らしをするよりも貯金をしやすいでしょう。結婚資金や将来のためのお金が貯められるという、金銭面でのメリットを実感できます。また、お金を出し合うぶん、間取りの広い物件や交通アクセスのよい物件も選びやすいはずです。

3:結婚前に同棲をするデメリット3つ

次は、結婚前に同棲をするデメリットを紹介します。

(1)結婚の新鮮さが感じられなくなる

結婚前の同棲は、よくも悪くも結婚の疑似体験。新鮮さを重要視する人にとっては、一度同棲すると、結婚後の生活に変化がなく、つまらなく感じてしまうかもしれません。

ふたりでの生活に慣れていることが大きなメリットですが、気持ちが引き締まらない可能性もありそうです。また、結婚後に引っ越しをしないのであれば、なおさら新鮮さが感じられないでしょう。

(2)結婚前からひとりの時間がなくなる

結婚後は一緒に生活をすることになるので、独身時代のようなひとりの時間はつくれません。さらに、独身時代から同棲していると、結婚をしていないのにひとりになれる時間が少なくなる可能性があります。ひとりの時間を大切にしたい人や、休日はだらだらと過ごしたい人にとって、結婚前の同棲は少し窮屈に感じるかもしれません。

(3)マンネリ化をまねきやすい

同棲をしていると、デートのために会いに行く必要がない、会えないときのさみしさがないなどの理由からマンネリ化しやすくなります。朝から晩まで一緒にいる日が多いと、会えたときの喜びなど恋愛における感情の変化がなく、恋人がいて当たり前に感じるのです。

ときに恋人に飽きてしまい、「本当に結婚をしてもよいのだろうか?」と感じてしまう場合も。

4:結婚前に同棲をするなら決めておきたいルール3

勢いや成り行きで同棲をすると、心のすれ違いから別れてしまうかもしれません。同棲の前にきっちりとルールを決めておくことが、楽しい同棲、結婚につながります。

(1)同棲をする理由を決めておく

なんとなくの気持ちで同棲をすると、そのうちなぜ一緒に暮らしているのかがわからなくなります。後々結婚をするためとは言え、ふたりが同じ価値観をもって暮らさなければ、家事などで不公平に感じてしまうことが出てきます。

同棲する理由を明確にしておくと、どちらか一方に負担がかかりすぎることなく、結婚に向けて生活をしていけるでしょう。

(2)生活費の分担

同棲を始める前から、生活費の分担をきちんと決めておくことは、後々トラブルにならないためにも重要なポイントです。お互いの給料などを考慮して、家賃や水道光熱費はもちろん、食費や貯金する金額なども細かく決めておくのがおすすめ。

ふたりだからと贅沢に暮らすよりも、ふたりで協力をし合って将来のためにも、同棲期間にお金の使い方を学んでおきましょう。

(3)結婚する時期・同棲期間を決めておく

いつ結婚をするかを決めたうえで同棲をしなければ、目標もなくだらだらと一緒に暮らすことになりかねません。明確な日付を決めなくてもよいですが、「◯年後の◯月に入籍する」などと決めておくと、結婚資金の貯金や周囲への報告などの目標に向かって頑張れるでしょう。

5:まとめ

結婚前の同棲は、お互いをより深く知るためのひとつの手段になります。しかし、結婚前に同棲していた人は、していない人とほぼ同様の数であるため、必須事項ではありません。結婚を検討しているのなら、ルールを決めたうえで恋人と同棲をしてみるのもいいかもしれませんね。