手をマッサージしてスッキリ!痛いけど気持ちいい手のひらツボ押し術5つ

ここのところなんとなく体調が優れない、モヤっとする……そんな時は、手のひらのツボ押しがあなたの味方になってくれるかもしれません。今回は、タイ古式マッサージセラピストの筆者が、あなたのモヤッと解消に役立ちそうな、さまざまなツボについてご紹介します。
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1:ハンドマッサージ自分でやってる?彼氏にも?

あなたは、自分でハンドマッサージをしたことがありますか?

たかが手、されど手。ハンドマッサージをすると、手の血行がよくなって、手が美しく見える……というだけではなく、頭がスッキリしたり、肩こりやお通じなんていう、女性によくあるお悩みも、改善する可能性があります。

もちろん、疲労回復にも役立ちます。だから、仕事に追われてデートの少ないお疲れ彼氏との、ちょっとしたスキンシップにもおすすめ!

この機会にハンドマッサージのテクを、ひとつふたつ、覚えてみてはいかがでしょうか。

 

2:手のツボをマッサージしてスッキリ! 万能ツボ5つ

(1)指間穴(しかんけつ)

名前のとおり、指と指の間にあるツボです。

人差し指から小指にかけては、指と指の間に、鳥でいうところの水かきの部分が、人間にもちょっぴりだけ、ありますよね。

この水かき部分にあるのが、指間穴です。正確には、手のひら側ではなく、手の甲側にあります。

指間穴を押すと、脳の疲れや身体の疲れが和らぎ、自律神経が整うので、心身ともにリラックスできます。

反対側の手の、親指と人差し指でつまんでみましょう。

(2)労宮(ろうきゅう)

手のひらの中央の、一番窪んでいる部分にあります。

反対の手の親指で、痛気持ちいいくらいの強さで押すのがポイント。

このツボも、身体のど真ん中にある太陽神経叢(たいようしんけいそう)という、神経の塊に影響すると言われていて、モミモミすると心をふっと緩める効果があります。

肩こりや頭痛にも効果がみられると報告されていますよ。

(3)合谷(ごうこく)

手の甲側、親指と人差し指の間の、少し手首寄りの場所にあります。

親指と人差し指の間を、手首に向かって少しずつ押していくと、グッと押される気持ちいい感覚がするところが合谷です。

合谷は、口内炎や肩こり、頭痛をはじめ、不定愁訴(ふていしゅうそ)を整えてくれるといわれています。

(4)内関(ないかん)

正確には手ではなく、手首にあるツボですが、ハンドマッサージの流れの中で行うことのできる場所でおすすめです。

手首の内側には、手首が曲るときのシワがあります。このシワから、指3本分ひじ寄りの場所に、内関があります。

内関は、胃の具合を整えたり、リラックスした気持ちにさせてくれるといいます。

(5)大陵(だいりょう)

先ほど、内関を見つけるときに見た、手首の内側にある横シワに注目します。

この、手首の横シワの中央部が、大陵というツボになっています。

手首の横シワ部分は、「腸のコンディションを整えるツボ」といわれています。腸の状態が良くないと、ストレスになったり体調を崩す原因にもなりますので、大陵で疲労感を癒すのがおすすめです。

 

3:手のひらの痛いツボでわかる身体の不調5つ

東洋の医学では、「手のひらの至るところが体中につながっている」と考えてられてきました。

どこがどうつながるか、簡単に説明するのは大変難しいことですが、手のひらを広げたときに、中指の先端が頭、顔。人差し指と薬指が手や腕、親指と小指が足となり、手のひら全体が体に対応しています。

とはいえ手には甲もあるし、体にもツボはあります。そのため、完全に網羅するのは難しいところ。

今回は、押したら不調がわかる、いくつかのポイントをお教えします。

(1)首こり、肩こり

首こりと肩こりのツボは、手の甲側、小指の爪の付け根にあります。

小指の爪の付け根には、少衝(しょうしょう)と少沢(しょうたく)とふたつのツボがあり、このうち、肩こりや首こりを示すのは、外側(薬指と反対側)にある少沢です。一方、内側(薬指側)にある少衝は、不安や緊張緩和に効果のあるツボとされています。

小指の爪の付け根を反対の手の親指と人差し指で挟んでコリコリしてあげると、ふたつのツボを同時に刺激することになるので、やってみてください。

(2)目の疲れ

小指の第2関節「小骨空(しょうこっくう)を押して痛い人は、目が疲れている人!

仕事の後はドラマやゲーム、スマホ三昧だとしたら、少し生活を改善してみましょう。

(3)風邪

手のひら側を自分のほうに向けて、親指の付け根から下の、ぷっくりとした所、少し手の甲寄り(手のひらの外側)の場所を押してみましょう。「魚際(ぎょさい)」というツボにあたります。

ここが痛いときは、肺周りがダメージを受けている可能性があります。

たいていは風邪の引き始めだったり、咳が出るときなので、頑張り過ぎず適度な休養をとるのが良いでしょう。

(4)肝臓

薬指の第二関節を、ゆっくりと押してみてください。

痛い時は要注意! ここは「肝穴(かんけつ)」といって、肝臓の不調を警告してくれるツボです。

肝臓といえば、お酒……最近飲み過ぎていませんか?

(5)ストレス

手のひらのど真ん中を、ギューと押してみて、不快な痛みがあるようなら、ストレスによる悪影響が疑われます。

ここは、さきほどもご紹介した「合谷」というツボで、体調維持に必要であると有名な自律神経も、ここからつながっていると言われています。

もちろん強めに押せば、誰しもある程度の痛みはあるものです。でも、これが不快、あるいは耐えがたいものであるなら、早めの対策が必要かも。

 

4:「押すだけリラックス」をうまく利用して!

筆者はタイ古式マッサージのセラピストですが、タイ古式マッサージでは、通常の指圧とは違い、手のひらや足の裏といったツボもマッサージしていきます。

それは、ただ神経のつながりや物理的なつながりを通してマッサージするのではなく、「人体を流れるエネルギーを整えて、自然治癒力を高めていく」という意味を持っています。

ツボも基本は同じで、自分の体内のエネルギーを流し、自然な回復力を高める作用を期待できる、おすすめのリラックス方法!

しかも押すだけで簡単! あなたの毎日に、ぜひゆるっと取り入れてみてくださいね。