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祝結婚15年!結婚15年と20年の記念日プレゼントと離婚の理由

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:結婚15年目は夫婦にとってどんな時期?

(1)結婚15年目は何婚式?

結婚50年目は金婚式、結婚25年目は銀婚式というのは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? では結婚15年目はなんていうか知っていますか?

実は結婚してからの年数には1年目から15年目までは1年ごとに名前がついているようなんです。そして15年目からは5年ごとに名前がついています。

15年目はというと“水晶婚式”。水晶というと、透明で曇りのない石を思い浮かべますよね。「水晶のようにお互いに隠し事や後ろめたいことなどをしない方がいい」という意味が“水晶婚式”には込められているそうですよ。

(2)結婚15年の夫婦生活ってどんな?

結婚をまだしていない人や、結婚して5年くらいの人たちにとって、15年目の夫婦生活ってどんな感じなんだろう?と想像するのはワクワクしつつも難しいかもしれません。

結婚15年目を迎える筆者の友人に話を聞くと、「相手の嫌なところに諦めがついてくる時期かな」との答えが返ってきました。あまりいい意味ではなく、「できるだけ一緒にいる時間を減らしたいとも思う」こともあるようです。

10年も15年もそんなに変わらないのかと思いきや、意外と5年ごとぐらいに夫婦の関係性は変わっていくようですね。

 

2:指輪以外にも!結婚15年目に夫からもらいたいプレゼント5つ

結婚の節目節目でのプレゼントは、夫婦の気持ちを再確認するのに重要なポイント。今回は既婚女性たちに、15年目にもらいたいプレゼントを聞いてみました。

(1)旅行

「私は15年も毎日休みなく家事を続けてきたご褒美として、温泉などで1日ゆったり過ごせるような旅行をプレゼントして欲しいなぁ。夫も子どもも全然家事を手伝ってくれないから、結婚してから12年目ですけど、1日まったく働かなかった!という日が全然ないんですよ。

できれば夫婦水入らずで、料理の美味しい宿に泊まって、温泉に入りながらお酒を飲めたりしたら最高だと思いますね」(Hさん/36歳)

(2)花束

「10周年で指輪と食事をプレゼントしてもらったから、15周年はそんなに盛大にやってもらわなくてもいいです。ただ、綺麗なお花をくれたりしたら嬉しいですね。

15周年祝いでお金を使わせるくらいなら、子どもの学費とかに充てたいっていうのが正直なところだけど、何もないと寂しい……。なのでちょっとしたサプライズがあるくらいがちょうどいいかなって」(Yさん/33歳)

(3)水晶のインテリア

「たしか15周年って水晶婚式とか言うんでしたよね? だから水晶のインテリアとかもらいたいです。私結構、石とか好きだし、水晶って魔除けになるとかいうので、家族の厄を落としてくれそうで良くないですか?

あんまり大きすぎると置き場に困るので小さいもので。玄関とかに飾れるような可愛いものだと嬉しいですね」(Gさん/30歳)

(4)食事

「まだ来年が10周年なので、15年目とか想像ができないですけど、節目節目ではちょっと豪華な食事をプレゼントしてもらえればいいかな。あんまり残るものだと使えなくて困っちゃいそうだから。

食事ならいい思い出になりそうですよね。あと、旦那には節目の日くらいオシャレなお店を探させて、センスを磨いて欲しいなって思ったりもします」(Eさん/33歳)

(5)ネックレス

「指輪は10年目ってイメージが強いですよね。だからネックレスかなぁ。子どもの入学式・卒業式とかでつけていけるようなデザインがいいです。正直結婚して子どもが生まれてから、モノを選ぶときでもなんでも実用性重視になっちゃって。だから使えないモノとかもらっても嬉しくないかも。

ネックレスなら場所も取らないし、ちょっとオシャレするときには使えるから、かなりいいと思いますね」(Aさん/38歳)

 

 3:結婚20年目は磁器婚式!? 結婚20年の夫婦生活あるある7つ

では結婚して20年経った夫婦の生活ってどんなものなのでしょうか? 冷めきっていて一緒にいるのが辛いのか、それとも夫婦水入らずでラブラブに過ごしているのか? 男女それぞれに話を聞いてみました。

(1)一緒にいるのが当たり前

「もうね、結婚して15年20年ってなると、相手が近くにいるのが当たり前すぎていないと変な感じになりますね。とはいえ、いたらいたで面倒だなとも感じるんですけどね。まぁ、空気みたいな存在になるっていうか、いるとありがたみを感じないけど、いなくなると不安みたいな。

あとはなんとなくですけど、相手の体調のちょっとした変化でも気づけるようになりますね。第6感的な感じで。機嫌の良し悪しとかも離れてても感じるし」(Fさん/40歳/女性)

(2)長期休みは旅行を毎回計画する

「子どもが大学に入学して手が離れたので、結婚20年超えてからは逆に長期休暇前は毎回のように夫婦での旅行を計画するようになりましたね。僕たちだけかと思ってましたけど、友だち夫婦もそういうの増えてるから、あるあるなんじゃないかな?

遠出しなくても、なんとなく行きたいところをお互いに出し合って、調べてみてフラッと遊びに行くって感じです。若い頃みたいにアトラクションを楽しむとかじゃなく、風景を見に行くことが多いですね」(Nさん/46歳/男性)

(3)夫が「いただきます」を言わない

「もうこれは結婚20年と言わなくても、結婚5年もしたら始まってるかもしれないんですけど、夫がご飯を食べるときに“いただきます”すら言わないのが当たり前になってきますね。

最初はそれに腹を立ててたりしたんですけど、最近は全然気にならなくなりました。そんなもんなんだろうなって。

感想を求めるのも面倒でやめちゃったので、夫が残した量でその日の料理が好きかどうかを判断してます」(Gさん/48歳/女性)

(4)「太ったんじゃない?」と言い合う

「結婚20年ってなると大体が中年以上でしょ。健康にも気を遣うようになるし、基礎代謝も落ちて若い頃みたいに食べても食べても太らないわけじゃない。だから僕ら夫婦はいっつも相手に“太ったんじゃない?”って言い合ってますね。

知り合いの友だち夫婦は、“結婚10年目くらいから、そういうこと言ってる”って言ってましたね。まぁ仲のいい夫婦だからこそなんだと思います」(Uさん/44歳/男性)

(5)老後の話を始める

「結婚22年で子どもがいないので、最近は老後の話ばかりしてますね。楽しそうな未来も、大変そうな未来も一緒に考えてるって感じです。“この先2人で大丈夫かな?”とか、お墓の話とか。あとどっちかが先に死んだら、どうやってその後過ごそうかとか。

まぁ話してると不安になることもありますけど、すぐの未来じゃないからこそ、ちょっと笑い話っぽく話せてるんだと思います。これがお互い70歳80歳になったら、たぶん逆に話せなくなるんじゃないかな」(Yさん/45歳/女性)

(6)愛を伝えるのが恥ずかしい

「まぁ、結婚20年あるあるとはちょっと違いそうですけど、愛情とか伝えるのが恥ずかしくてできなくなりますよね。結婚記念日とかの特別な日には一応レストランを予約して“ありがとう”くらいは言いますけど、それもなんか改まった感じでちょっと……って思ってます。

妻からも愛情表現っぽい言葉は最近全然聞かなくなりましたし。言わなくてもお互いわかってるって思えるなら、それで良いかなって。もしかしたらそう思ってるのは僕の方だけかもしれないですけどね」(Aさん/46歳/男性)

(7)「あれ」「これ」で話が通じる

「今年で結婚30周年なんですよ。振り返ってみると20年くらい経った頃には、大体妻との会話は指示語が増えてましたね。“あれってどうなった?”“あぁ、やっといたよ”みたいな。他人じゃなくなるっていうんですかね。忘れっぽくなってきて、具体的な言葉が出てこなくても通じるから便利と言えば便利です(苦笑)」(Mさん/53歳/男性)

4:幸せそうだったのに……結婚15年目や20年目に夫婦が離婚する理由3つ

最後に、結婚15年目や20年目近くで夫婦が離婚してしまう理由について調査してみましょう。実際に離婚した夫婦や周りの離婚した夫婦などにその理由を聞いてみました。

(1)長年の不満の蓄積

「友だちのところが結婚17年目で離婚しちゃいましたね。理由を聞いたら、結婚当初からの小さい不満が積もり積もって爆発したって感じみたいです。正直そんなの結婚5年目くらいで爆発しそうですけどね」(Yさん/45歳)

(2)一緒にいる理由がわからなくなった

「私の場合は、結婚14年目で離婚することになったんですけど。離婚する理由がはっきりあったっていうよりは、一緒にいる理由がわからなくなったって感じでしたね。

これからもずっと一緒にいる未来っていうのが想像できなくて、なんとなく離れようかみたいな感じでした」(Eさん/44歳)

(3)子どもが成長した

「知り合いの夫婦なんですけど、子どもが成長して成人したのをきっかけに一緒にいるのが嫌になって別れたって言ってましたね。

子どもってやっぱり夫婦をつなぐ役割を果たしてると思うんです。それがなくなったら一緒にいるのが苦痛になっちゃったんでしょうね」(Aさん/46歳)

 

 5:15年目は危ない!?

結婚して10年を超したら、もう離婚することなんて少ないんじゃないかと思ってしまいます。ですが、実は結婚15年目は「夫婦の危機の時期」だともいわれているようです。

お互いに感謝の気持ちを伝えなくても伝わっているだろうと思い込んでしまったり、思ってることを言わなくてもわかるだろうと、口に出さなかったり。

相手への積もり積もった小さな不満などが離婚の理由に多いようです。15年・20年を超えてもラブラブでいられるようにいつまでも感謝の気持ちなどは忘れないでいたいものですね。