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不倫から結婚して幸せになれる?略奪婚の成功・後悔事例まとめ

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

目次

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1:不倫から結婚する略奪婚は4か月が勝負

不倫をしたら、結婚というゴールは中々見えにくいものです。結婚のためには、まず結婚している側の離婚が必要! 「いつか結婚しよう」なんて話をしたって、まずは離婚してくれなきゃはじまりません。

いつまでもダラダラ離婚を引き延ばしているような相手では、結婚は厳しいことでしょう。あくまでも4ヶ月~半年程度で本当に結婚できる相手なのかどうかを見極めたいところですね。

 

2:不倫から結婚…略奪婚で幸せになった人の成功例3つ

実際に、不倫から結婚を果たした男女に、どういった出会いで結婚に至ったのかを聞いてきました。略奪婚で幸せになっている人、いるんですッ!

(1)飲み屋さんからの出会い。交際半年でゴールイン!

ドラマのように飲み屋さんで出会い、互いの愚痴を聞き合ううちに恋に落ちたという男性がこちらッ!

「私は男です。妻が既婚者でした。私と妻は夜の飲み屋さんで出会い、連絡先を交換して2人ともお酒が大好きだったので、いつも酔っ払ってました。

ある時、妻が既婚者である事を酔った勢いでカミングアウトしてきて、旦那と別れて私と交際したいと言ってきました。 もちろん止めていましたが段々と会うペースも多くなり 私も妻を好きになっていました。

“まだ傷が浅いうちに旦那と別れて私と付き合おう”と妻に言うと、妻は納得し当時の夫と別れ私と付き合う事になり、交際半年後に籍を入れました」(20代男性・会社員)

交際して半年という、スムーズな離婚と再婚だったケースですね。今度こそ幸せになってもらいたいものです。

(2)職場恋愛 離婚寸前の女性部下と不倫し、結婚へ…

つい妄想してしまう職場恋愛。まさに「禁断の恋愛」の予感がしますよね。頼れる上司と従順な部下……そんな2人は結婚前に肉体関係を持っているというかなーエッチな関係。

「彼女とは同じ職場で働いており、彼女は私の部下。交際時は私は独身で、向こうが既婚者でした。

彼女とは、よく一緒に残業をしていて、時間をかけて打ち解けあうようになりました。残業中に、他の社員がいないことが多かったのも、余計に距離を縮めやすかったのだと思います。

そして業務終了後によく2人で食事に行くようになりました。こうなってからは、早かったです。食事に行き始めて、1ヶ月も経たないうちに酔った勢いで私からホテルに誘いました。そうして肉体関係を結んでから、3ヶ月くらい経った辺りでお互いに結婚を意識するようになりました。

もともと彼女の方も夫の遊び癖に辟易としていたようで、離婚寸前だったのでそのまま離婚。そしてその後に、私からプロポーズをして結婚する事が出来ました」(30代男性・会社員)

話を聞いただけでドキドキしそうな2人ですよね。エッチをして約3ヵ月あたりから結婚を意識ということは、カラダの相性も最高だったということでしょうか。

(3)一線を超えず2年半、離婚して1年後のプロポーズ

耐えに耐えて略奪愛を掴んだという人もいます。こちらの方はなんと、一線を越えずに2年半も耐えました……!

「主人が既婚者でした。出会いは会社に来る配送の人でした。私は当時事務をしていて時々話す程度だったのですが、あるとき体調が悪そうに見えたので、声をかけたのがキッカケです。

そこから、少しずつ相談にのるにつれて恋愛感情にお互いに生まれました。 でもいけないことだとお互いにわかっていたので、“付き合う”という言葉はプロポーズの時までなかったです。

もちろん一線も越えませんでした。ハグはありましたが……。そこから離婚が決まり、1年してからプロポーズしてもらい、結婚にいたりました。 本当に長かったです。 約2年半かかりました」(30代女性・会社員)

ハグなんて、男友達とでも気軽にやっちゃうくらいのコミュニケーション。本当はキスだってしたかったでしょう。耐えに耐えての結婚は、相当嬉しかったことでしょうね。

 

3:やめときゃよかった…略奪婚の後悔ポイント3つ

「奪ってやったぜ!」という達成感と高揚感と引き換えに、略奪婚ならではの後悔もあるという略奪婚経験者のみなさん。どういった部分に後悔しているのでしょうか?

(1)子どもから「親を奪った」という感覚がツライ

1.父親好きの子どもから、父親を奪ってしまった

「彼女には子どもが一人いました。その子どもは実の父親の事が好きだったので、離婚には反対でした。でも彼女は私との結婚を選びました。これは子どもにとっては不幸な事です。私の中での唯一の後悔のポイントです」30代男性・会社員)

親の事情で大好きな父親と離れることになったお子さんの心情を思うと、やりきれないんだとか。

2.子どもに「お父さんが変わった」という事実をどう伝えるか…

「私が1番後悔しているのはやはり子どもの事です。子どもが大きくなってから、“どうして自分はお父さんが変わってしまったんだろう?”と。そういった局面に必ずぶち当たってしまうと思います」(30代女性。主婦)

いつか必ず伝えなければならないこと。でも、うまく伝えられそうにないこと……。これ、子連れ再婚をしている筆者も同じ気持ちなので痛いほどわかります。

(2)別れた元夫への罪悪感がありそうで心配……

胸を張って生きてほしいけれど、うしろめたさを感じているのでは…?と、寝取った側が思っていることもしばしば。

「妻が前の夫に対して罪悪感が強くなっていないか心配です。 ちゃんとした形とは言えない別れ方なので、妻の方が後悔していないか、時々私は心配になります。

なので、妻を昔よりももっと幸せにするのが私の使命だと思っています」(20代男性・会社員)

「別れて良かった、今の人と一緒になって良かった……」と心から思ってもらうことが最終目標となりそうです。

(3)自分との子どもを授かれず、連れ子を育てて悶々とする日々

寝取ったあとに待っていたのは、まさかの家政婦ライフだったという女性の意見がコチラッ!

「向こうの子どもがついて来ての再婚だった事で、夫婦になったというよりも家政婦という形になってしまいました。

人のモノだったからこそ燃えていましたが、結婚するとなんだか現実が見えてきて……子どももその後は授からなかったので、後悔が残りました」(20代女性・自営業)

自分と血のつながった子どもに恵まれなかったということが最大の後悔となってしまうこともあるのです。

 

4:浮気相手と結婚…幸せになれる?3つ

「略奪婚では幸せになんかなれない!」とよく言われますが、実際に略奪婚をした人はどう思っているのでしょうか?

(1)相性が良い人と一緒になれば幸せになれる!

戸籍に傷はつくものの、何度でもやり直せるのが結婚。相性の良し悪しが肝心だと思っている女性の意見がこちら。

「私は自分と相性の良い人を選んだ方がいいと思います。初めに相性がいいと思っても、人間ですからだんだん合わないなぁと感じてくると思います。それはだれにでもあると思います。私はそれで幸せになれるのであれば、良いことだと思います」(30代女性・主婦)

相性が良い人と一緒になれば、略奪婚って普通の恋愛と同じように幸せになれるはずッ!

(2)過去を振り返らず、今を生きていれば幸せになれるッ♡

略奪婚というところだけを切り取ってみると、完全に悪者です。「そんな過去はふりかえらない」という考えの持ち主も!

「略奪婚でも必ず幸せになれます。 現在私たち夫婦はとても幸せです。 2人がお互いを理解して過去を振り返らずに、今を生きていれば、幸せになれると思います。

結局は過去は過去で忘れて 今をどう幸せに生きるのかだと思います。 なので、私はとくに略奪婚だからとかは気にしていません」(20代男性・会社員)

そもそも、周囲の目を気にしているのであれば略奪婚をすることはできませんよね。今を精一杯生きている2人だからこそ、幸せを掴んでいるのでしょう。

(3)略奪婚だって突き詰めれば普通の恋愛!強く愛し合えば幸せになれる

結局は略奪婚だって恋愛をして結婚をしたまでの話。要は愛しあうかどうか……という前向きな意見も。

「“略奪愛で結ばれても幸せになれない”とは良く聞きます。でも実際はそうではありません。略奪愛も突き詰めれば普通の恋愛です。普通に恋愛している人だって結婚して幸せになっている人は多くいますよね? それはお互いに愛情が深いからです。略奪愛も同じ事です。2人が強く愛し合っていれば必ず幸せになれます」30代男性・会社員)

愛が足りなければ、普通に恋愛して結婚した夫婦だからといって幸せにはならないハズ。つまり、肝心なのは……愛!

 

5:不倫まではいかないけど…略奪愛の成功例3つ

不倫ではないけれど、付き合っている相手がいる人を好きになってしまった場合も、略奪愛ですよね。どうやって略奪愛を実らせたのでしょうか?

(1)浮気相手の男性との子どもを妊娠!

男の人には使えない、女性だけの究極の奥義……「妊娠」。これによって恋を実らせたという女性がこちらッ!

「わたしの場合、妊娠した事が略奪愛成功の決め手になったと思います。彼には彼女がいましたが、妊娠した事を彼に伝え、すぐに自分の両親にも話をしました。そして、結果的に彼が責任を取るという形で、彼女とは別れわたしと結婚せざるを得ない状況となっていました」(20代女性・保険営業)

その後、うまくいくのかどうかがとっても心配です。どうかうまくいきますように……!

(2)周りに悟られないよう根回しをしておき、射止める!

仕事でも恋愛でも「根回し」って大事! 批判される略奪愛を、いかにそう見せないかが肝心だという冷静な意見も。

「周囲への根回しも重要です。基本、略奪愛は批判される愛です。相思相愛になったけど周りからの反対で別れる……なんてケースも珍しくありません。

そうならないように、周りには彼女の困っている事に対し、親身になって相談している優しい男性というイメージを植え付けるのは大事な事です。

ちなみに略奪愛に限らず、他人の恋愛話に食いついてくるのは女性が圧倒的に多いです。なので女性社員に対してのアピールに、より力を入れるのが大事だと思っています」(30代男性・会社員)

やけに優しい男性がいたら、もしからしたらそれって……下心の現れかも!?

(3)彼と不仲になったとき、再会した後輩と…

お互いに交際相手がいたのに、より強く心を惹かれた相手と一緒になったという女性が! なんて情熱的なんだ……!

「今の彼氏と“今後一緒にはいられない”と思っていたときに再会した後輩と、恋に落ちました。当時後輩にも彼女がいましたが、わたしの気持ちを伝えたら彼女と別れてくれました。

きっとこれから2人で幸せになれると思います。 理由は、遊びのつもりで求めたのではなくて、自分の将来のことを思い描いて再会したので」(20代女性・公務員)

再会したのは、本当に将来のことを考えて幸せになれそうだったから……という女性。女性の思いを聞いて、後輩クンは今カノと別れてしまったのですから、相当意思の強さを感じたのでしょうね。

 

6:浮気相手と再婚して後悔したこと3つ

最後に、やはり浮気相手との再婚には後悔もつきまとうものです。どんな部分が引っかかっているのでしょうか?

(1)浮気癖が治らず、また浮気をしそうで不安

「浮気は治らない病気」……なんていう人もいますが、実際に浮気癖がある人と結婚しているため、常に不安感に襲われているという女性がこちら。

「言ってしまえば彼は女性に優しすぎるため、浮気をするチャンスが多いタイプ。浮気癖が治らず、つい一線を超えちゃった……なんてことがありそうで内心ヒヤヒヤしています」(30代女性・主婦)

(2)「離婚する」というのが冗談にならない…

ケンカして「もう別れよう!」みたいなウソ、あるあるですよね。しかし、そんなウソが現実味を帯びすぎて怖いという意見も。

「喧嘩したときに妻が『離婚する』というんですよね。実際、妻は離婚して自分と一緒になったわけですし、本当にやりかねないと思って。冗談に思えないです」(30代男性・会社員)

(3)いつか子どもに話す必要がある「夫婦の真実」

とても繊細な子どもに、どう夫婦の真実を打ち明けるか……寝ても覚めてもこれが気がかりとなってしまっているご家庭、多いのではないでしょうか?

「子ども達には、離婚していて、さらに再婚もしていて、“実の父親が違う人”というのは複雑な話。私達大人同士は一緒になれて良かったと思っています。ただ、子どもはまだ小さいのでそれほど分かっていませんが、子どもが大きくなってからどう説明するかが私たちの課題になってきています」(30代女性。主婦)

 

7:不倫や浮気の略奪婚にはたくさんの責任が!でも、努力次第で幸せにはなれる

たくさんの人を驚かせ、そして泣かせることになる略奪婚。人を不幸にしたぶん、「幸せになんかなれないよ」なんて後ろ指を差されることも少なくありません。しかし、今回のインタビューを読む限り、努力次第では幸せを掴むことだって出来るようです。

今、略奪婚をしようか迷っている人はどうか、これから抱える大きな責任を受け止める覚悟を。略奪された人も、これから先……きっともっと素敵なご縁に巡り会えると信じたいですね。