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結婚できる気がしない?落ち込み理由とそう思ったときの対処法6つ

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

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1:結婚できる気がしないんです…

結婚は、人間関係のカタチのひとつです。自分がいくら「結婚したい!」と思っていても、相手がいないと結婚できません。

つまり、「結婚できる気がしない」と悩む理由には、第一に結婚するような相手(=付き合っている彼氏)がいないことが挙げられます。それと同時に付き合っている彼氏はいるものの、彼に結婚する意思がないときも、同じように「結婚できる気がしない」と悩むことになるでしょう。

2:結婚できる気がしない…と落ち込む理由3つ

では、なぜ「結婚できる気がしない」という理由で人は落ち込むのでしょうか?

(1)結婚するのがあたりまえというステレオタイプ

例えば恋愛心理学を受講している恋人がいない学生に「周囲の学生に恋人がいると思うか?」と質問します。すると、実際は恋人がいない人の方が大半なのですが、「自分にだけ恋人がいなくて、友達には恋人がいる」と考えている人が多いことがわかります。

専門的にはこれを「恋愛普及幻想」とよんでいます。

つまり、「大学生になれば恋人がいてあたりまえなのに」というステレオタイプ(=思い込み)と、“自分には恋人がいない”というギャップで、悩む学生が多いのです。

これは、結婚にもあてはまります。人は、それなりの年齢になれば結婚するのがあたりまえだというステレオタイプと、自分はまだ結婚していないという事実。いわば、「結婚普及幻想」ともいうべき意識が、人を悩ませるのです。

(2)結婚できないのは、自分のせい

結婚は、人間関係のひとつのカタチだと書きました。それ自体は事実です。

ですが、その事実が、「結婚できないのは自分が人間として、また結婚相手として劣っているから結婚できないんだ」という意識につながります。

つまり、自分は価値のない人間なんだと考え、自分への自信を失うことで人は悩むんです。

(3)人と違うことでの不安

これは、「結婚するのがあたりまえである」というステレオタイプとも類似するのですが、人は周囲の他者と違うことをしていると不安を感じます。例えば、周囲の人がスーツを着ているのに、自分だけがTシャツにデニムという出で立ちだったらどうでしょうか? 不安になりますよね。

人は、集団で社会を形成して生きる動物です。周囲に同調しないことは、社会に従わないことであり、不安を感じます。結婚もそう。周囲が結婚しているのに、自分だけが結婚しなかったら、不安を感じずにはいられないのです。

3:結婚できる気がしない…と思ったときの対処法3つ

では、「結婚できる気がしない」と思ったときにはどうすればいいのでしょうか?

(1)結婚しない生き方を知る

結婚してあたりまえなのに、自分は結婚していない。だから悩むのであれば、結婚することはあたりまえではないこと、結婚しない生き方もあるということを理解することです。

例えば芸能人でも、滝川クリステルさん、田中美里さん、島崎和歌子さん、中山忍さん、田村英里子さん、さとう珠緒さんなど、独身でいる女性は少なくありません。自分に結婚願望がないのであればなおさら、結婚しない(できる気がしない)ことで悩む必要なんてないんです。

(2)結婚はタイミング

結婚できない(できる気がしない)のは、けっして自分が人間的に劣っているからではありません。相手がいても、結婚したいという気持ちが合致しなければ、結婚できないわけです。

結婚するタイミングに恵まれなかったんだと、考えましょう。

(3)結婚することの価値について考える

昔であれば、男子も結婚して一人前だと考えられている時代がありました。女子であれば、就職しても、あくまで結婚までの腰掛けで、25歳を超えたらオールドミス(=婚期を逃した女性)だと考えられていた時代があります。

ですが、今はどうでしょうか? 25歳を越えだ女子のことを、だれもオールドミスなんて言いません。「結婚していないから、おまえは半人前だ」なんてことも言いません。仮に言ったら、パワハラというか人権問題です。

そこまで考えなくても、大事なことは、世の中で絶対的な価値などなく、いつも時代とともに変わるということです。

もしかしたら結婚している方が、ネガティブにとらえられる時代もくるかもしれません。まぁ、それも極端ですが、「結婚していないことがダメだと言うことではない」ということを知りましょう。

4:結婚できる気がしない男の特徴と対策3選

ちなみに、結婚できる気がしない男の特徴って、あるのでしょうか?

(1)優柔不断

実は、筆者もいい年齢ですが独身です。これまでの人生のなかで、結婚するタイミングに恵まれなかったわけではありません。自分を振り返ると、優柔不断さが結婚しなかった理由として挙げることができます。

「この相手と結婚していいのかどうか?」と決めかねたのです。もういっそのこと、できちゃった婚でもない限り、結婚できないだろうなと思っています。

結婚したい相手が私のような男性の場合は、友人やお互いの両親など、外堀を埋めて結婚せざるを得ない状況を作り出すしかないでしょう。

(2)(自分にも他人にも)完璧主義

ある意味、優柔不断とも似ているのですが、結婚相手を選ぶときに完璧さを求めすぎていることで、結婚できないでいるというわけです。いや、むしろ自分のなかで結婚相手の条件が決まっている方が、まだ結婚できるかもしれません。

自分が結婚相手になにを求めているかも曖昧なのに、「もっと理想的な結婚相手がいるんじゃないか?」と思ってしまい、結婚できないわけです。こういう男子とは、結婚することを諦めたほうがいいかもしれません。

ところで、この完璧主義というのは、相手に求める理想だけではなく、自分自身にも言えます。例えば、家族を養える年収になるまで結婚しないといったことがあてはまります。

(3)結婚に向いていない

恋愛の一つのスタイルに、「恋愛をゲームのように楽しむ」というものがあります。こういう恋愛スタイルをもっている人は、そもそも結婚願望がなかったりします。

逆に、恋愛を自分のステータスの向上と考えるような人は、メチャクチャお金持ちに出会ったり、外見のいい人に出会ったりすると、すぐ結婚したくなるかもしれません。

良い悪いではなく、恋愛スタイルは人様々。結婚に向いていない人とは、結婚を諦めるのがいいかもしれません。

5:まとめ

いかがでしたか?

なによりもまず、「結婚しなくちゃいけない」という考えは捨てましょう。もちろん、どうしても結婚したいという人もいるでしょう。そういう人は、同じように考える相手を見つけることが、結婚への最短の近道です。