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浮気を許すなら。後悔しないための判断ポイントと相手に課すべき条件

東城 ゆず

東城 ゆずY.Tojo

目次

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1:浮気された…「許す」という選択肢について考える

最愛の人に裏切られた悲しみは深いもの。一度失った信用を取り戻すのは、そう簡単なものではありません。とはいえ、「別れ」がよぎっても、これまでの思い出から、パートナーのすべてを簡単に嫌いになれるものでもなく、なかなか別れられない女性も多いのではないでしょうか。

自分の気持ちの問題や彼の反省している姿を見て、「浮気を許す」という選択をとるのもいいでしょう。しかし、それは同時に「裏切られた」という思いとも、今後長い付き合いをしていかなくてはなりません。どうすれば浮気をされる前のふたりに戻れるか、悩んでしまいますよね……。

2:彼氏・夫の浮気は許す?許さない?

彼氏や夫に「浮気される」のは、なるべくなら避けたいことです。しかし、もし浮気をされてしまったとしたら、そのために別れるのも悔しいですよね。

(1)浮気を許す女性の割合

浮気をされても、今後のふたりに期待して許せる女性はどのくらいいるのでしょうか。そこで今回『MENJOY』では、彼氏や夫に浮気をされたことのある20代~40代の女性127名を対象に、独自のアンケート調査を実施。「浮気されたことを許しましたか?」という質問をしてみました。結果は以下のとおりです。

許した・・・49人 (39%)

許していない・・・78人 (61%)

筆者の個人的な予想どおり「許していない」が上回る結果になりました。一方で彼氏や夫の浮気を「許した」と答える人もいます。自分のなかの葛藤や裏切られた悲しみを受け入れつつ、再構築を選ぶ女性も意外と多いようです。

3:浮気をされた時に許すかどうか判断するポイント5つ

浮気された事実は、許すまでに時間を要するものです。本当に許せるかどうか、あるいは許してもいい浮気なのかを判断するポイントを見てみましょう。

(1)誰が本命なのか答えられる

浮気した彼に「浮気相手は遊びなの?」と聞いて、すぐに「遊び」と答えられるようなら彼は文字どおり、浮気なのでしょう。しかし、そこで迷ったり連絡先をすぐに消せなかったりするようでは、少なからず浮気相手にも好意があると判断できます。

大切にすべき女性は誰なのかを断言できないようでは、この先も浮気を繰り返すでしょう。

(2)彼に反省が見られる

自らどうして浮気してしまったのかという事情を話したり、浮気相手の素性を説明できたりするようなら、反省していると考えてよさそうです。女性が聞かずとも浮気の詳細を話してくれるのは、詳しく聞きたがっている彼女の感情を思いやることができる男性だとも捉えられます。

(3)浮気相手との体の関係が数回である

浮気相手との体の関係が数回あるのなら、ちょっとした出来心や欲求不満を浮気相手に向けていただけなのかもしれません。しかし、何度も体を重ねていて、それを本命の女性に隠そうともしない雰囲気がある場合は、そもそも浮気に罪悪感を感じていないのでしょう。

彼が体目的で付き合っていないか、これを機に自分もしっかりと確認しておきましょう。

(4)これから仲よくやっていくビジョンが見えるか

ショックですが、彼は浮気相手を本命として見ていることも考えられます。浮気の事実が発覚するまで、本当に心を許し合っていたかどうか、また仲よく過ごしていたかどうかも大事なポイントになります。浮気のみが原因でこじれ始めた仲なのかを振り返ってみましょう。

(5)つらい思いをしても交際を続けていきたいのか

浮気されたことを「許す」というのは簡単はありません。実際は険しい道のりでしょう。嫌なことをされれば、浮気を蒸し返したくなるときもあるはずです。彼はともかく、自分自身が明るく気丈に振る舞えるのかを冷静に考えておきましょう。

4:これ以上はNG!許してはいけないボーダーライン3つ

女性ばかりが傷つき、疲弊していく恋愛は健康にもよくありません。許してはいけない浮気もたしかに存在します。絶対許すことができない浮気のケースを紹介しましょう。

(1)信頼がないパートナーの浮気

時間やお金にルーズだったり、もともと彼に信頼を寄せていなかったりする場合は、信じ抜くことはより難しくなります。浮気されたことで彼への信用は皆無に等しく、いきなり彼の性格が変わるとは考えにくいからです。この場合は潔く別れ、ほかの男性と恋愛を始めたほうがいいかもしれません。

(2)2回目の浮気

どんなに好きであっても、2回目の浮気は許してはいけません。2回目の浮気をする時点で、彼は女性を深く傷つけた事実を忘れ、自分の欲求を優先したことになります。

一度の過ちは誰にでも存在することですが、彼女が傷つくとわかっておきながら再び過ちを犯すのは、「きっとまた許してくれる」と甘く見られている証拠です。

(3)自分の知人との浮気

彼が好きで浮気を許せたとしても、その浮気相手が自分の友人ならばどうでしょう。友人関係は破綻するでしょうし、仲間内で嫌な噂を聞くかもしれません。彼との関係が仮にうまくいったとしても、以前のように安心できる生活ではないはず。

自分と近しい相手との浮気は、彼や知人のためにも許すべきではありません。

5:後悔しないために!浮気を許すなら課すべき条件3つ

また浮気されることを防ぐために、浮気を許す際の条件を見ておきましょう。

(1)「次に浮気したら別れる」と忠告

一度傷つけた相手を再度傷つけることは許されません。許すほうも体力を使うものです。「繰り返される裏切りなら許すつもりはない」ということを、はっきり忠告しておきましょう。

(2)信頼回復に努めるようにしてもらう

一度こじれた信頼は簡単に取り戻せるものではありません。浮気相手の連絡先は当然消してもらい、関わらないようにすることはもちろん、しばらくは出かけ先を伝えるなどの信頼回復に努めるよう、浮気を許すための条件として取り決めておきましょう。

(3)浮気の話は蒸し返さない

浮気の話は蒸し返さないことを彼にも話した上で、深い傷は簡単に癒えない事実も伝えておきます。

ちょっとした彼の言動で浮気の事実を思い出してしまう可能性や、彼の行動ひとつで不安になる可能性があることを伝え、それでも交際していく覚悟があるのかを確認しておきたいものです。

6:浮気を許すのがいい女ではない

本当に好きな女性のことを傷つけてまで浮気する必要は、どこにもありません。大切なのは浮気された側の気持ちが尊重されるふたりであることです。浮気を許すだけが、いい女の条件ではありませんよ。