「要領が悪い人ほど成功する」は本当?要領が悪い人の特徴と改善策9選

あなたの周りには要領が悪い人はいますか? 「要領が悪い」という言葉は基本的に悪い意味で使われますが、本当にそうなのでしょうか? 今回は、要領が悪い人の特徴や対処法、要領が悪いと言われている人に向いている職業などを紹介します。
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1:「要領が悪い人」とは?その原因は?

(1)要領が悪いのは病気の可能性も?

自分が要領が悪いなと感じると、落ち込んでしまいますよね。また、周りに要領が悪い人がいて、一緒に仕事をすることになってイライラしてしまうという人もいるかもしれません。

でも要領が悪いって、なぜ起こるのでしょうか?

基本的には要領が悪いというのは、性格や考え方の問題だと考えられていますが、中には“アスペルガー症候群”や“ADHD”という病気のため、普通の人と同じように行動できないという場合もあるようです。

ただし、自分でこのような病気と判断することはできません。どうしても気になるのなら、一度専門医を受診してみると良いでしょう。

(2)「生真面目で要領が悪い」人もいる

要領が悪い人の中にも、色々な種類の人がいます。たとえば「生真面目で要領が悪い人」。こういう人は、小さなことにもこだわり過ぎて、なかなか自分で納得できません。そのため、周りからは、のんびり仕事をしているように見えてしまいます。

頑張っている感じは伝わってくるので、要領が悪いクセにへらへらとしている人よりは、イライラさせられることはないかもしれません。でも、融通が利かな過ぎるという点では、「一緒に仕事をしたくないタイプ」と思われてしまいそうです。

 

2:「要領が悪い人ほど成功する」は本当?その理由は

「要領が悪い人ほど成功する」って聞いたことがありますか? なぜこんな風に言われているのでしょうか? そのヒントは、『ウサギと亀』の寓話の中にありそうです。

『ウサギと亀』は、ウサギと亀がかけっこで競争するという物語です。ウサギは自分の足が速いので、ぜったい負けないと思っています。そしてスタートを切った瞬間猛ダッシュ、どんどん先へと行ってしまい、ついには亀が見えないほどに。

でも、ここで油断をしたウサギは居眠りをして、その間にも着々と歩みを進める亀に、結局は負けてしまうというお話です。ご存知ですよね。

このお話に出てくる亀こそが、「要領の悪い人の典型」のひとつです。

自分が要領が悪いと知っている人は、人より努力しないといけないことも知っています。だから、誰よりもコツコツと頑張ることができれば、最終的には成功を収めるーー。そういう発想から、「要領が悪い人ほど成功する」といわれるようです。

 

 3:要領が悪い人の特徴5

ではここからは、要領が悪い人の特徴について、女性たちに語ってもらいました。

(1)片づけができない

「要領が悪い人の特徴は色々あると思いますけど、共通してるなって思うのは、片づけとか整理整頓みたいなことが苦手なことだと思います。机の上とかいつも散らかってて、“資料できてる?”って聞いても、ゴミの山から“あります。えーと、この辺に……”みたい探してるので、ちょっと待ってる間にイライラしちゃいますね。

中には、絶対いらないだろ!って思うような物も捨てずに持ってる人もいるし」(Yさん/28歳)

(2)優先順位がつけられない

「仕事でもプライベートでも、優先順位をつけるのが苦手な人が要領が悪い人ですよね。たとえば、仕事なら、“今それしなくてもいいでしょ、こっちが先でしょ”ってことをしてたりとか、プライベートの予定がグチャグチャで、ダブルブッキングとかしょっちゅうだったりとか。

前に付き合ってた人が要領がすごく悪くて、デートの段取りが全然できなかったんですよ。行きたい場所を何か所もあげるから、1日じゃ絶対回り切れなかったり、意味もなく遠回りさせられたりして、そのたびに喧嘩になりそうでした」(Kさん/29歳)

(3)自分ひとりで何でもやろうとする

「要領が良い人って、周りの人を上手く使いますよね。その人その人に合った頼み方を心得ているから、頼まれた人も嫌とは感じないでいられて、まさにWin-Winの関係性を築けていると思います。

逆に要領が悪い人は、何でもかんでも自分でやろうとして、人が手助けしようとしても“大丈夫です”とか言って断っちゃって。

結局大丈夫じゃなくて、仕事の締め切り過ぎてから“すみません。まだ終わっていません”とか言われるので、すごく迷惑することもあります」(Wさん/33歳)

(4)自分の能力をよくわかっていない

「自分の能力をしっかりわかっているのが要領の良い人で、自分の能力を客観的に分析できていない人が要領の悪い人だと思います。自分がどのくらいの時間でその仕事を終えられるかとか、全然わからないのに、“できます”とか適当に言っちゃう。だから、仕事でもあとから大変になったりしますよね。

自分の能力を過信していて、できないこともできるって言っちゃって、残業が辛いとか言っている人もどうかと思います」(Nさん/26歳)

(5)何事にも丁寧過ぎる

「部下にひとり、すっごく真面目過ぎて使えないタイプの要領の悪い男子がいます。“とりあえず軽く資料作って”って言うと、いきなりパワーポイントで30枚くらいのガッチリした資料作ってきちゃったりとか。こっちはテキスト1枚くらいを予想してたのに、驚いちゃいます。

丁寧に仕事してくれるのはいいんですけど、効率が良くないというか。全部にそんなに力を入れすぎるから、普段の業務も全然時間内にこなせてなくて。こっちの指示の出し方も工夫しないといけなくて、正直困っています」(Sさん/30歳)

 

 4:要領が悪い人にイライラしない方法4

要領が悪い人はどこにでもいます。なので、いちいちその人たちにイライラしていると、自分のほうが持たなくなってしまうこともあります。では、どうすれば要領が悪い人にイライラしなくて済むのでしょうか? こちらも女性たちに、その対処法を聞いてみました。

(1)単純作業を任せる

「とにかく真面目で効率が悪いタイプの要領が悪い人なら、単純作業でかつていねいに進めないといけない仕事を振るといいですよ。たとえば会議の資料をホッチキス止めする仕事とか。こういう仕事なら、ひとりで黙々とやってくれますし、仕上がりもすごくキレイなので。向いていると思います」(Sさん/30歳)

(2)自分と相手を比べない

「私は自分が結構要領良いよねって言われるタイプなので、要領が悪い人と一緒だといつもイライラしちゃってたんです。だって、何かにつけて考える方が違うから。でも要領が悪いと思ってた人たちには、その人たちのペースがあるんだって思ったら、結構イライラしないですむようになりました。

人と人って、それぞれ違うところがあるからおもしろいんだよなぁって。そんな風に見てると、興味深くて好奇心のほうが勝りますよ」(Kさん/29歳)

(3)自分がすべて決める

「要領が悪い人に何かを決めさせようとか、デートの段取りを決めてもらおうとか思うのがいけないんだなって気づきました。

自分でも要領が悪いって気づいている人は、人の言葉には素直に従ってくれることが多いので、明快な指示を出したり、自分が全部決めて、ついてきてもらうっていうスタンスでいるほうが楽に接することができます」(Yさん/28歳)

(4)自分が苦手な仕事を任せる

「私はマルチタスクで考えているほうが、仕事でもなんでも捗るほうなんですけど、要領が悪い人って、たぶんシングルタスクでじっくり考えてやる仕事が向いていると思ったんです。だから、自分が苦手な“資料を見つけてくる仕事”とか、“データを整理する仕事”とかを頼むようにしました。

人って適材適所があって、合っている仕事をやっていたほうがお互いに気持ちいいじゃないですか。そうやって棲み分けをすることで、今はうまく仕事が回っています」(Aさん/25歳)

 

5:要領が悪い人に向いてるバイトや仕事5

要領が悪いと言われている人って、仕事ができないと思われがちですが、向いている仕事はあるはず。要領が悪い人たちは、どんな仕事だったらその能力を発揮できるのでしょうか?

(1)職人

要領が悪いと言われている人の特徴として、ひとつひとつの仕事に真面目に取り組み過ぎるというものがあります。ですが、これは裏を返せば、ひとつのことを突き詰めてやる仕事に向いているということ。

ひとつのことにこだわりぬき、美しい仕事をする職人は、要領の悪い人に向いている職業のひとつといえそうです。

(2)データの間違い探し

要領のいい人は、スピーディーなことをするのは得意ですが、小さな間違いをひとつひとつ探すというような、根気のいる仕事は好きではないという人も多いです。

一方、慎重で注意深いがゆえに要領が悪いと言われる人は、経理や校閲など、数字を扱う仕事やチェック業務も得意な分野といえましょう。

(3)自営業

会社などに勤めて仕事をするとなると、どうしても人から与えられた仕事をスケジュール通りにこなす必要がでてきます。ですが、自分が納得いくまで仕事をしたい人にはそれは苦痛かもしれません。

だとしたら、自分が選んだ仕事を自分のペースでできる自営業などのほうが、要領が悪いと言われている人には合っている可能性もあります。

自営業にも色々あるので、これだけは得意とか好きというモノの分野を選べば、能力を最大限に発揮できそうです。

(4)清掃

清掃も、自分のペースでじっくり進められる仕事です。しかも清掃は1度覚えてしまえばイレギュラーが発生しにくいもの。いつもと違うことを求められると焦ってしまうというタイプの要領の悪い人にも合っています。

できれば、時間制限がそれほどきつくなく、キレイにすればするほど喜ばれるような場所の清掃仕事が良いでしょう。

(5)研究者

研究というのは終わりがなかなか見えない仕事です。失敗しても失敗しても新しい方法をじっくりと考えて根気よく続けるというのは難しいこと。

ですが要領が悪いと言われている人は、根気よく同じような仕事を続けていくことに苦痛を感じない人もいます。結果を急がずコツコツと一つずつをこなしていけるなら、研究者という仕事もありでしょう。

 

 6:「要領が悪い」も個性!?

「要領が悪い」という言葉は、いい意味で使われることはあまりありませんが、要領が悪い理由の中に、必ずその人のプラスのポイントがあるのではないかと思います。

不得意なことを直したり、マイナスな部分ばかりに注目するのではなく、いい面に注目して伸ばすほうが簡単! いい面が増えれば、悪い面は目立たなくなるものです。そっちのほうが効率もいいと思いませんか?