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2人暮らしの生活費はいくら⁉ 2人暮らしの食費や生活費の平均と実例

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

目次

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1:2人暮らしを始める前に知っておくべき費用内訳とは?

「大好きな人と一緒に暮らすぞ!」と盛り上がるとき、知っておくべき費用のことがあるんです。お金で揉めないためにも、事前にリサーチが必要ですよ。

(1)2人暮らしの初期費用は何にいくらかかる?

まず、2人で一緒に暮らし始めるには、初期費用がかかります。何にいくらかかるのでしょうか?

まず賃貸の契約の際に、敷金礼金、火災保険料、仲介手数料などがかかってきます。また物件によっては、「前家賃」(相場は家賃1ヶ月分)がかかる場合もあります。大手の賃貸情報サイトを参考にすると、これらの合計の相場は家賃の4.5~5倍ほど。

2人で暮らす部屋は、1人暮らしよりも広いところにしたいですよね。そうなると家賃も上がり、初期費用も上がっていきますので要注意です。

また、引っ越し費用も1人につき数万円ずつかかります。家具や家電は、今まで使っていたものを使用すれば初期費用の節約になります!

(2)2人暮らしで生活費20万は実現可能?

次に実際に2人暮らし始めた後の生活費について見ていきましょう。住む地域によって家賃や生活費に差が出たり、2人の価値観によって大きく変わってくるようです。

2人暮らしをしている筆者知人(学生)の場合、田舎に住んでいて家賃や物価が安いこともあり、2人合計で1ヶ月20万円程度で生活しているそう。

他方、社会人カップルで同棲している知人は、1ヶ月約30万円の生活費でやりくりしているとのこと。1人暮らしのときの2人の生活費を単純に合計するより、グッと節約できているんだとか。

 

2:2人暮らしの食費はズバリ⁉ 2人暮らしでかかる食費の実例7パターン

生活費の中でも、食費の部分は2人の生活習慣によって大きく変動します。2人暮らしでかかる食費のパターンを見ていきましょう。節約したいなら、やっぱり自炊ははずせない⁉︎

実例1 ほとんど自炊で4万円

「ほとんど簡単な自炊で済ませます。実家から送られてくる野菜や食材にも助けられ、2人で月4万円くらいです」(21歳/学生)

実家からの食物の送付、筆者は学生の頃にありがたかった思い出があります。毎日自炊をすることで驚きの安さに!

実例2 月3万円でやりくり

「月に食費は3万円って2人で決めていて、その中でやりくりするようにしています。夫がケチでレシートまで細かくチェックするんですよ……。お昼のお弁当代も込みです。外食や飲み会代は別ですが」(26歳/事務)

月3万円なんて衝撃です。1人暮らしでも食費3万円以上かかっている人もいるので、なかなかの節約上手さん!

実例3 気分で変動

「家賃や光熱費は彼が支払っています。その代わり食費は私が支払って、自炊するんです。

だから自分の財布に余裕があったら5万円とか、もっと使っちゃいます。でも、彼とケンカしている時期は手抜きして安くおさえます(笑)」(27歳/事務)

食費は彼女、といった支払いの担当があるカップルも多いようです。おいしいものが食べたいけれど、「自分のお金が減るのはイヤ!」なんて悩みも。

実例4 わからない

「月の食費がいくらか?などの家計簿をつけていないので正直わかりません。でもお互いに忙しく、外食も多いので計算したら結構使ってしまっていそうで怖いですね……」(27歳/自営業)

家計簿をつけていないので、わからないという意見。外食が多くなると必然的に食費は高くなってしまいますよね。

実例5 10万円以上

「お酒が好きで一緒に飲みに行くことが多いので、結構な金額になっちゃいます。10万円以上使っているかと……」(27歳/IT)

お酒や外食が好きな2人なら、食費も高くなってしまいがち。でも好きなことにお金をかけるのもアリ!だと筆者は思います。

実例6 自炊3万円+外食費

「自炊する食材は私が買うんです。月にだいたい3~4万円くらいでしょうか。でも、疲れたときは手抜きして2人で外食します。そのときは彼が奢ってくれるのでいくらか把握していないです」(28歳/事務)

外食すれば彼が奢ってくれる……なんて、ついつい外食が多くなってしまいそう。疲れている彼女を労わる優しい彼氏、うらやましいッ!

実例7 6万円

「たぶん6万円くらいかな。お惣菜を買ったりして手抜きしたりしますが、基本的には自炊です。お弁当も作っていますよ」(25歳/主婦)

旦那さんのお弁当を毎朝作るのは大変でも、ランチをお店で食べると千円以上使ってしまいがちなので節約のために頑張っているそうです。

 

3:2人暮らしの生活費をシミュレーション!

では、2人で実際に暮らした場合の生活費をシミュレーションしてみましょう。

(1)2人暮らしの生活費で計算すべき費用項目は?

まずは計算すべき費用の項目をあげてみましょう。

共通の費用としては家賃、水道光熱費、通信費、食費、雑費(シャンプーなどの日用品)などですね。2人で支払うべき生活費、どれくらいの割合で負担するか事前に決めるカップルも。

後から揉めずに済むように、しっかり話し合いましょう。

(2)2人暮らしの平均水道光熱費は?

ところで、2人暮らしの平均水道光熱費はいくらなのでしょうか?

総務省統計局の「家計調査年報(家計収支編)平成28年(2016年)」によると、2人以上の世帯の平均水道光熱費は、「電気代 平均10,100円/月、ガス代 平均4,897円/月、上下水道料 平均5,178円/月」です。

水道光熱費を節約するなら2人の協力が欠かせません。節約を気にするあまり、電気のつけっぱなしや水の出しっぱなしなどの、細かいことでケンカが増えてしまったという例も。

(3)2人暮らしの平均生活費は?

では、2人暮らしの平均生活費はいくらなのでしょうか? 以下のデータを見てみましょう。

年代別の生活費の目安【二人分】
10代 120,000円
20代 195,000円
30代 230,000円

(出典:【実例大公開】二人暮らしの生活費|平均の費用ってどれくらい?【同棲】-Rooch)

現在1人暮らしをしている社会人カップルは、2人で暮らした方が節約になるのではないでしょうか? 一緒に結婚費用を貯めよう!なんて頑張るとき、案外2人暮らしを始めると良さそうです!

 

4:30代夫婦の生活費はこうなる!生活費の実例5パターン

続いては、30代夫婦の生活費のパターンを覗き見ッ! 生活スタイルや収入の差も大きくなってくる30代の夫婦は、それぞれで生活費も全く異なるようです。

(1)堅実に…

「公務員同士の夫婦です。お互いに安定して稼ぎはありますが、そんなに大きな金額を稼げるわけではないので堅実に生活していますね。生活費は月に25~30万円ほどで、残りは貯蓄しています。

贅沢なんてしなくても楽しく充実した生活を送れていますし、幸せですよ!」(33歳/公務員)

夫婦で公務員なんて安定ですね。お金をたくさん使わなくても幸せな生活を送れているなんて理想的!

(2)田舎だと安くなる

「2人で都会で生活していたんですが、生活費がかさんでしまって。思い切って夫婦で地元の田舎に帰ったんです。

給料も安くなったけど、家賃をはじめとした生活費がグッと安くなりました。2人で20万円もかからないんですよ! 驚きました」(39歳/自営業)

都会から田舎へ引っ越したことで家賃が約10万円も安くなった!なんて例も聞いたことがあります。毎月の固定費を削減することで、大きな節約につながりますよ。

(3)ある程度お互いに自由に

「ある程度お互いが自由に使えるお金があった方が楽しいと思うんです。生活費は上がってしまいますが、持ち家があるので家賃はかかりませんし、月々40万円くらいでしょうか」(38歳/自営業)

お互いに遠慮せず自由に使えるお金がある方が人生を楽しめるという意見です!

(4)子どもができるまでは自由

「子どもができたら節約したり貯金しようとは言っているんですが、2人っきりの間は結構自由にお金を使ってもいいと思っています。共働きで2人で50万円以上稼いでいますが、ほとんど使いきっちゃいますよ」(31歳/建築)

子どもがいない2人っきりの生活のうちにお金も贅沢に使って楽しんでおくというのもアリ!

(5)不明

「お互いに別々の財布なので生活費は把握できていません。しっかり管理しなきゃとは話すのですが、結局家計簿をつけたりするのも面倒で……」(30歳/金融)

1人暮らしでも生活費を把握するのってなかなか難しいですよね。それが2人になると、より難易度が上がってしまうんだとか。

 

5:まとめ

2人暮らしの費用は、人によって大きく差がありました。

お互いの金銭感覚をしっかり把握し、協力して2人暮らしを楽しみましょう! 上手くいけば1人暮らしをそれぞれするよりもグッと節約できちゃいますよ。

 

【参考】

家計調査年報(家計収支編)平成28年(2016年) – 総務省統計局

【実例大公開】二人暮らしの生活費|平均の費用ってどれくらい?【同棲】-Rooch