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SNSもう疲れた…疲れる原因や対策など全15選

月野 はる

月野 はるH.Tsukino

目次

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1:SNSに疲れていませんか?

SNS疲れを感じたこと、ありませんか? 楽しんで使っていたはずのSNSに、ある日突然疲れてしまったり、小さなストレスの積み重ねに嫌気がさしてしまったり……。

(1)「SNS疲れ」に関する調査

『<現役JKのぞき見調査 Vol.6>テスティー、現役女子高校生を対象に「ひとり」に関する意識調査を実施』によると、SNSを利用する女子高生のなんと半数以上が「SNS疲れ」を感じた経験があったんだそう。

SNS大好きなイメージの強い女子高生でも、半数以上が疲れを感じていたなんて……驚きです!

(2)「SNS疲れ」度チェック!自己診断法

本当はSNS疲れしているのに、自覚症状がない!という可能性もあります。

株式会社ケイ・オプティコムが提供をする「“いいね”や“既読”がストレスに…ソーシャル疲れ度チェック」では、いくつかの項目をチェックするだけで自分のSNS疲れ具合が診断できますよ。

もし、SNS疲れ度が高かったら、SNSに振り回される生活から抜け出す方法も考えてみましょう。ストレスを軽減して、自分自身を守るのです!

 

2:SNSに疲れた…その原因5つ

「SNSに疲れてしまった」という体験談から、その原因を探ってみましょう。

(1)フォロワーの増減に一喜一憂

「SNSにドハマリしてました。数千人のフォロワーを獲得して、嬉しかったな。

でも、段々、フォロワーの増減がストレスに感じてきたんす。増えれば嬉しいんですけど、減ってしまうと何が原因なのか考えて落ち込んでしまって。何時間も投稿する内容を考え直したりして、時間も奪われました。

まだアカウントは削除していませんが、最近は放置しています」(27歳/女性)

フォロワーの数って気になってしまうんですよね。友人に比べてフォロワー数が少ないと、なんだか寂しい気持ちになってしまうことも。そんな見栄やプライドがSNS疲れにつながるのです。

(2)女性関係のゴタゴタ

「彼女も浮気相手も俺のTwittereアカウントをフォロワーしてくれていたんです。で、俺が何かツイートすると、浮気相手がコメントしてくれるんですけど、妙な親密さを出してきたりして……。そして、それを見た彼女に浮気がバレかけたこともあります。面倒事が多く、疲れちゃいました」(26歳/男性)

そもそも浮気しているのが悪い!わけですが……、SNSで浮気相手と彼女との接点ができてしまうというのは、SNS疲れの大きな原因に。ってか、浮気をやめればよくないですか⁉

(3)比較して悲しくなった

「最近SNSにみんなが投稿している内容が、恋人、結婚、出産、子供のこと……と、幸せ自慢かよ!と思ってしまうんです。

まだ結婚の兆しも見えない私には、タイムラインを見る時間が苦痛! 自分と友達たちの生活を比較して、悲しくなっちゃうんです」(25歳/女性)

友達との状況の比較に思わず嫉妬してしまい、自己嫌悪に陥ってしまうこともしばしば……。

(4)彼氏の監視

「彼氏にアカウントを教えてしまったばっかりに、そこから私の行動を把握しようとしたり束縛したりするようになっちゃって。

それが嫌で、投稿したい内容をアップできないんです。彼氏に見られても大丈夫な内容か、いちいち考えるのが本当に面倒!」(25歳/女性)

SNSって、監視ツールにされやすいんですよね……。

(5)写真映えするかを重視

「Instagramが大好きなんです。Instagramに載せられる写真を撮るチャンスがないか、常に狙っています(笑)。

でも最近、カフェなどで自分が本当に食べたいメニューではなく、写真映えを重視したメニューを頼むのに疲れちゃいました。あと、別に食べたくもないのに写真を撮るためにパンケーキのお店に並んだりとか……。無意味なんじゃないか!?って」(21歳/女性)

ハタと「私、カメラマンでもないのに何やってるんだろ……」と思う瞬間が、SNS疲れの自覚につながることも。

(6)仕事関係の人にプライベートが……

「仕事の取引先の人とSNSの話になって、“アカウント教えてよ!”って言われてしまったんです。取引先の人との関係を壊すわけにもいかず、断れずに教えたんです。

その後、プライベート投稿の内容を打合せ中に話されたり詳しく聞かれたりしました。仕事とプライベートはキッパリ分けたいので、なんだかイヤな気分です……」(28歳/女性)

SNSのアカウントを教えたくない相手っていますよね。とくに、仕事関係の人にプライベートを覗かれるかも……と思うと、「もうSNSはやらない!」となる傾向も。

 

3:SNS疲れの対策5つ

さまざまな原因からSNS疲れに陥ってしまったとき、どのように対策すればいいのでしょうか? 実際にSNS疲れ対策をした方々に話を聞いてみました!

(1)SNSアカウントを削除

「潔くアカウントごと削除しました。自分が投稿できなくなるのはもちろん、友達の余計な情報を見る時間も減って、良かったと思います」(23歳/男性)

(2)嫌いな人は……

「嫌いな人の投稿が出てくると、見るだけでストレスになっていたんです。相手との関係を悪くしたくなくってフォローしてたんですけど……。

でも、ある日、あまりにイラっとしてしまったので、思い切って好きな人以外のアカウントを全部アンフォローしたんです! そしたら自分の好きな人の情報だけがタイムラインに流れてくるようになって、SNSがまた楽しくなりました」(27歳/女性)

(3)アカウントを複数持つ

「アカウントを複数持つと便利ですよ。現実の知り合い用のアカウント、趣味用、裏アカウントって感じで用途を分けるんです。

自分の気分で使いわけられるし、リアルの友達に言えないことは裏アカで呟けるし!」(21歳/男性)

(4)見る専用

「投稿するってなると、内容を考えたり、反応が気になったりしてストレスになるんです。でも、友達の投稿を見るだけなら楽しい! だから投稿はしないって決めて、見る専用としてSNSを使っているよ」(26歳/男性)

(5)彼女には教えない

「彼女にはSNSのアカウントを教えないようにしています。別れたあと、面倒くさそうだし、付き合っている間も束縛の道具にされがちなんで」(29歳/男性)

 

4:SNSに疲れた私が“SNSをやめてよかったこと”

SNSに疲れた結果、やめてしまった!という人も。SNSをやめようかどうか悩んだときに参考にしたい、「SNSをやめてよかったこと」を聞いてみました。

(1)自由な時間が増えた

「SNSをしているころは、友達ともSNSにアップした内容について話していました。投稿を見逃したり、いいね!を押し逃したりすると、気まずい思いをしたんです。だから毎日毎日、興味もないのに何時間もSNSを見てて。

でもSNSをやめたら、“投稿を見ていなくて当然!”という態度で堂々と振る舞えるようになったんです。自由な時間が増えて本当に人生が変わった」(21歳/女性)

(2)嫉妬が減った

「友達の幸せそうなSNSの投稿を見ると嫉妬してしまうんです。幸せを心から祝ってあげられないことに自己嫌悪も感じていました。

SNSをやめてからは、そういったことで心乱されることが減りました。何でわざわざ辛い思いを自らしていたのか、今は思議なくらいですよ」(27歳/女性)

(3)連絡が必要最低限に

「SNSに投稿し、コメントが付いて、またそれに返事……。連絡がついつい多くなってしまうんですよね。たいした内容の会話ではないのに!

SNS断ちをしたら、必要な連絡事項だけが来るようになって、スッキリしました」(20歳/女性)

(4)近況がバレない

「周囲の友達が仕事で成功している、結婚した、家を買ったなんてニュースを聞くとすごいなって純粋に思う。

でも、俺はまだバンドで成功する夢や起業する夢を追いかけている途中。みんなに近況を知られて、心配されたり説教されるなんてイヤすぎる。SNSをしないことで俺自身のことを知られないで済むのは嬉しい」(24歳/男性)

(5)元カレを忘れられる

「元カレとTwitterでつながったままだったんです。同じ大学だったので共通の知人も多くて。でも元カレの投稿が目に入るたび未練がましい気持ちになったり、復縁する方法を探ったり……。

そんな自分がみじめでイヤになって、Twitterをやめちゃいました。彼の投稿が目に入らないから、考える時間も減っていきました!」(21歳/女性)

 

5:まとめ

使い方によっては便利で楽しいSNS。でも、SNSが疲れの原因になってしまうこともあります。友達との付き合いのため、話を合わせるため、見栄を張るためなど……「実はSNSを義務感で使っている」なら要注意。

一度、SNSとの上手な付き合い方を考えてみてはいかがでしょうか?

 

【参考】

<現役JKのぞき見調査 Vol.6>テスティー、現役女子高校生を対象に「ひとり」に関する意識調査を実施-テスティ

“いいね”や“既読”がストレスに…ソーシャル疲れ度チェック – eo健康