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妻が不倫したら許す?離婚する?修羅場エピソードと浮気妻の後悔

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

目次

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1:妻の不倫は許せない人が多いの?

不倫と聞けば、男性がしてしまうイメージがあったのはもう昔の話。総合探偵社株式会社MRがパートナーに不倫された経験のある既婚男性100名を対象に実施した「不倫・浮気についてのアンケート調査」によると、衝撃の事実が……!

Q4 夫婦の関係に変化はありましたか?

・前より良くなった・・・10%

・変わらない・・・41%

・悪くなった・・・49%

半数近い男性が、奥さんの浮気や不倫で関係が悪化したと考えていることがわかります。不倫バレして今までと同じように過ごせるかどうかは、半々だということ。もちろん、許してもらえる保障なんてどこにもないことだけは定かですね。

 

2:妻の不貞は許せない!離婚or許す?

実際に奥さんに不倫された経験のある男性7人に、離婚なのか? それとも許すのか? はたまた許せないけど一緒にいるのか? そのときの心境を伺ってきました。

(1)許した派

 1.「自分にも落ち度もあった」という認識

不倫されたということ自体は悲しく、寂しくショックではあるものの、その理由として自分にも落ち度があったと感じる男性がいるようです。

「知ったときは怒りましたが、理由を聞き冷静になれば、日常の私の妻への態度にも問題というか、悪い点もあったことが不倫へつながったと思いました。

だから、妻を一方的に責める気にはなれなかった。といっても、裏切られたという気持ちは強かったです」(60代男性自営業)

裏切られたと感じても、すべて奥さんのせいにはできない!という複雑な男心。被害者なようで、原因の一因となってしまった責任を感じたそうです。

2.「子どもには母親が必要」…許さざるを得なかった

子どものことを考えて、離婚を踏みとどまる男性もいるのです。そう、子どもにとって母親はかけがえのない存在だから……です。

「子どもがいるので、子ども達のためには母親が必要であると判断したことが、許した最大の理由です。彼らは、口では小憎らしいことを言っていても、行動をしっかり見ていると、母親を頼っている様子が見えました。

そのため、許せたとか許したというよりも、“許さざるを得なかった”というのが本音です」(40代男性・会社員)

不倫は本当に辛いことですが、子どもから母親を奪うのはもっと辛いこと……そう考え、許すほかなかったという男性もいるということがわかります。

(2)許せないが、離婚には向かっていない派

1.「家事や育児の恩がある」から、あまり強く言えなかった

恩を仇で返してはいけない……たとえ、不倫というむごい仕打ちを受けても……。今までしてくれた家事や育児の恩があるから、離婚はできないという意見が!

「不倫は許せません。ですが妻も子どもの面倒や家事でストレスが溜まってると思い、あまり言いませんでした。パートもしていて家事もよくこなしているので……私はあまり言える立場ではありません。

不倫が発覚したときは正直言ってすごい頭にきました。でも、よくよく考えてみると私の妻はよく頑張っています。家事や育児を頑張ってもらっている恩があるから、許せはしないけれど離婚は考えませんでした」(30代男性・会社員)

許せないけれど、恩がある。どんなに頑張り屋の女性でも、道を間違うこともある……。今後このご夫婦がいい方向へ向かうように応援したくなりますね。

(3)許せず、離婚した(離婚へ向かって動いている)派

1.「家庭のために働いていた自分」がかわいそうで離婚

やはり、不倫の代償は大きいようで、離婚を選んだ男性もいました。家庭に捧げてきた自分が報われなくなり、耐えきれなかったとのこと。

「元嫁の不倫、許すことができず離婚をしました。私自身仕事が忙しく朝早くから夜遅く仕事をしており、元妻と会話する機会が少なくなっていました。

その中で不倫をされ、当時私は若かったこともあり、家庭のために働いているのに不倫をされたことがどうしても許せなかったのです。報われない自分がかわいそう、惨めだと思ったんです」(30代男性・会社員)

仕事が多忙で会話する時間もまともに作れなかったことに責任を感じていても、不倫という裏切りは許せなかったと言うのです。

2.用意周到なウソに気付き「信じられなくなり、離婚」

誠意ある謝罪があって、心を入れ替える決意があれば離婚は免れたのでは……とも言えるケースがこちら。

「私は仕事一筋で常に家族のため、と考えて毎日を過ごしていました。週末も家族サービスは欠かしていませんでした。しかし、私の仕事が夜と昼の2勤務あるのをいいことに、元妻はそれを利用したんです。

夜勤のとき、私が体調不良で帰宅したところ妻が家に居なかったので、電話したのですが、LINEで自宅の犬との写メを送ってきたのです。自宅には私は居るのに…… 。今までのすべてが嘘だったんだと気付き許すことができませんでした」(40代男性・会社員)

「今どこ?」対策に、前もって写真を用意していた奥さん。その用意周到さに男性はショックを受けたことでしょう。

 

3:妻の浮気で修羅場!エピソード3つ

やはり、不倫といえば修羅場! どんなに綺麗に終わろうとしても、どこかでこじれてしまうものです。奥さんの浮気によって、どんな修羅場になってしまったのでしょうか。

(1)不倫相手の男性家族と話し合うことに…

ドラマや漫画のようだけど、これはノンフィクション。実際に、不倫相手男性の家に乗り込んで、話し合いをすることになった男性がこちらッ!

「不倫が発覚したのは、たまたま私が早く帰れることになった日。当時、妻にメールで家にいる?と送ったら妻からは“家にいるよ!”と返信が来たのでそのまま帰宅すると誰もいなくって。

電話をしましたが、出ませんでした。妻が帰宅したのは夜10時過ぎ。私はどこにいたのかと問い詰めたら、不倫相手と過ごしていたということでした。先方も結婚していたといっていたので先方の家に11時過ぎに伺い、4人で話合いをすることになりました」(30代男性・会社員)

顔も見たくないような相手であっても、腹を割って話す必要がある……。男性は、ここぞというときには不倫相手の城にだって乗り込んでいくのです。

(2)奥さんの言い分に怒鳴り返す自分

不毛な言い合いこそ、心にズッシリくるものです。不倫相手が不在でも、今まで最愛のパートナーだった相手に怒鳴り返す……これも正真正銘の修羅場ですね。

「自宅で何度も言い合いになった。妻には妻の言い分があったので、激しい言い合いが一晩続いた。 妻は、“浮気は悪いとは思ったが、あなたのわがままや無視には精神的に追い詰められてた”としつこく言っていきした。

それはたしかにそうであったので、私は“なんだとー!”と怒鳴り返すしかなかった。自分でも惨めになりました」(60代男性自営業)

奥さんにも自分にもそれぞれ言い分があり、お互いの気持ちが通い合うこともなければ折り合いもつかない……。どう打破したらいいかもわからないですね。

(3)奥さんを尾行。ラブホテルへ入ったのを見て…

なにやら行動が怪しいと思ったご主人は、奥さんの休日を尾行することに。まさかのデート現場を目撃してしまうことに!

「休日に後をつけていったところ、知らない男性と食事をしたのちに、2人きりでカラオケ屋に行き、その後ラブホテルへ入っていきました……」(40代男性・会社員)

帰宅後、そのことを奥さんに伝えると、すぐに認めて謝罪したそう。もう2度とその男性とは会わないと誓ってくれて、無事夫婦仲を取り戻しつつあるんだとか! 寛容な男性に、拍手!

 

4:浮気妻の後悔体験談3つ

一時の感情でつい浮気してしまった妻……ですが、実際に不倫をしてしまったことについて後悔もあるんだとか! 実際に浮気をしたことのある女性に後悔エピソードを伺ってきました。

(1)不倫よりも良いストレス発散方法があった…

異性との会話で気持ちが昂り、ストレス発散ついでに不倫をしてしまった女性。しかし、冷静になって考えれば、不倫よりもよっぽど良いストレス発散法があったな……と実感しているようです。

「夫の両親との同居でストレスが溜まっていました。でも、ストレスを発散させるなら不倫なんかしなくても、カフェ巡りや読書やウォーキングなど色々な方法があったのになと反省しています。

たまたま話が合った男性と安易に不倫してしまったことに後悔が残っています」(40代女性・主婦)

リスキーな不倫でストレス発散をしようとしたこと自体が間違いだった……! と、気付くには一度冷静になる必要があるのですね。

(2)不倫という愚かな行為をした自分に罪悪感が…

好きだから一緒にいたいと思うのは自然なこと。でも、妻子持ちの男性相手にそれをしてしまったことで、罪悪感が重くのしかかっているようです。

「既婚者の彼が好きで付き合っていますが、その行為は、彼が奥さんや子どもたちを裏切っていることに……。とても申し訳なく思っています。もし関係がバレて、奥さんや子どもたちを傷つけてしまっていたらと思うと、なんて愚かなことをしているんだろうと思います。

家族や友達に堂々と紹介できないし、相談もできない、苦しい関係を始めたことを後悔しています」(30代女性・州府)

恋バナって、すると楽しいしストレス発散にもなって、友達との会話の良いネタですよね。でも不倫は友達にも軽々しく話せない……。相手の奥さんのことを考えたら、罪悪感でいっぱいになってしまうということがわかります。

(3)結婚とセックスは別?男性不信に…

結婚したって男は男。既婚者の男性とダブル不倫をすることで、「奥さん以外の女性ともエッチしたい!」という男性の好奇心を知ってしまったから大変。男性そのものに対して信じられなくなってしまったという女性の意見がこちらッ!

「少し男性不信になりました。家庭と性欲は別なのかと思うようになり、男性をどこまで信じていいのかわかりません。家庭を持っていても、セックスは別なのかと、将来も不安を抱えそうな予感です」(30代女性・会社員)

自分の旦那もそんな考えだったらどうしよう……と悩むことでしょう。性と結婚を切り離してしまう人と、一生奥さんだけを愛し続けられる人がいるのが現実です。

 

5:嫁の浮気が発覚したら?夫が取った制裁行動3つ

浮気されていると気付いた男性陣は、どんな制裁行動を取るのでしょうか?

(1)不倫相手男性と「二度と会わない」と約束させた

相手の顔も見たくないし、声だって聞きたくないハズ。でも二度と会わないと約束させたというエピソードがこちら!

「制裁というか、相手に電話して二度と会わない、連絡も取らないことを妻と男に約束させ、破った場合は弁護士をたてて制裁的な措置を取ることを通告しました」(60代男性・自営業)

もう二度と過ちが起こせないような状況に置くことが最大の制裁。そう考える男性がいることがわかりました。

(2)浮気に欠かせない「スマホの使用制限」をした

浮気相手と連絡を取るのに欠かせないスマホ。ロックをかけて内緒のやり取りをさせないため、スマホの使用制限をしたんだとか!

「2人でいるときにスマホをいじるのをやめる、スマホにロックをかけない、抜き打ちでチェックされても文句を言わない、外出するときはどこで誰と会うのかをはっきり報告したうえで行くこと、など。細かいようですが、もう一度信用を取り戻すために決めました」(40代男性・会社員)

スマホは便利ですが、スマホひとつあれば簡単に出会えますし連絡も取れます。スマホの利用を制限するということで、外に意識を持たせず家庭に重きを置かせる作戦ですね。

(3)不倫の代償として「貯金全額」もらった

一般的には夫婦の財産はお互いが折半するものです。しかし、このご家庭では不倫の代償として貯金全額をもらい受けたといいます。

「先方との話し合いが終了し、自宅に帰り元妻とはそこから話合いを行いました。魂がぬけた感じなので慰謝料などは請求を行わず、現在所有してある貯金を全額私がもらいました」(30代男性・会社員)

貯金がなくなるというのは、奥さんにとって大きなダメージとなったのではないでしょうか。

 

6:妻の浮気の兆候は?

『Menjoy!』の過去記事「嫁の浮気が発覚したら…嫁の浮気への制裁と修羅場体験談」では、浮気の兆候が以下の5種類紹介されています。

サイン出てる! 妻の浮気の兆候5つ

・美容院に頻繁に通うようになった

・急に仕事をし始めた

・スマホにロックをかけるようになった

・帰宅時間や予定外の行動を気にするようになった

・体を触られるのを嫌がる

見た目に気を遣うのは、恋をする女性ならでは! 結婚生活が長くなると容姿に気を遣わなくなるものですが、急にオシャレになったら怪しいと思われるようですね。

また、仕事を口実に自由な時間を確保する女性も多く、逆に配偶者の行動パターンや時間を把握したがるのも特徴的。

浮気相手の方へ気持ちが大きくなると、配偶者とのスキンシップに嫌気がさすこともあるということがわかりました。

 

7:たくさんの物を失う不倫、それでもあなたはやりますか?

信頼、友人関係、お金、そして家族……たくさんの物を失い、時間をかけても取り戻せなくなる可能性のある不倫。エピソードどれをとっても、ドラマや漫画と同じくらい大変なものでしたね。

それでもあなたは、許されない恋をしますか?

 

【参考】

不倫・浮気についてのアンケート調査 – 総合探偵社株式会社MR・メディアパーク株式会社