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離婚したい夫…その理由は?夫が離婚したくて妻がしたくない時の対処法

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

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目次

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1:夫婦の危機かも?…離婚したい夫の本音って?

家庭が安らげる場所でないために、家に帰りたいとも思えない男性もいます。

自分の居場所がないと感じる場所で過ごしたいとも思えないし、妻への愛情も失いかけている……。そんな状態だとなんのために毎日頑張って働いているのか、なんのために日々過ごしているのか、結婚生活を続ける意味も感じられなくなります。

そうなると、離婚して新たな生活をスタートさせたいと思っても不思議ではありません。

2:夫が離婚したいと感じる理由5つ

不倫など妻に直接的な原因がないにもかかわらず、夫が離婚したいと思うのにはどのような理由があるのでしょう。

(1)妻の言葉が荒い

ただ普通に会話しているだけなのに、口調が荒かったり言葉が強かったり。妻が常に喧嘩腰のような口調でいると、話すこと自体が嫌になってしまう夫も。

一緒に暮らす家族とは、たとえたわいない会話でも気分良く楽しく話したいもの。それすらも叶わない環境では離婚を考えるのも仕方がないといえそうです。

(2)態度に愛を感じない

収入が十分でないことを責めたり、夫が言い返さないのをいいことに暴言をはいたり。相手を軽視する言葉や人格を否定する言葉、うんざりするような小言を浴びせてくるなど、妻の態度に愛を感じないと、離婚したいと思うようです。

(3)家にいても休まらない

夫の些細な言葉に過剰に反応して嫌味を言う、過剰なまでの小言を言う、顔を見れば否定的な言葉やネガティブな言葉を発する。そんな妻がいる家に帰りたいと思う人はいないはず。

家にいても気持ちが休まらないと、自分の居場所がないと感じます。そんな状態では結婚生活を続けていきたいとは思えないでしょう。

(4)経済的に苦しいのに働かない

夫婦は助け合うもの。たとえ結婚するときに専業主婦になる約束だったとしても、生活が苦しくなったら働きに出て少しでも家計を助けるなど、協力するべきでしょう。

それなのに、生活が苦しくても働くそぶりを見せなかったり、生活が苦しいことを夫の収入のせいにしたりしていると、家族愛がないと判断されてしまうかもしれません。

(5)子どもに夫の悪口を言う

「お父さんのお給料ではおもちゃもお菓子も買えないよねぇ」「お父さんはいつも遅く帰ってきて好き勝手しているよねぇ」など、夫に直接言わず子どもを介して嫌味や小言を言う妻もいます。

直接言うならまだしも、子どもを使うのは悪質。また子どもにも悪影響を与えます。そんな姿を見たら夫が離婚したくなるのも無理はありません。

3:離婚したいと考えている夫が見せる前兆3つ

(1)夫婦間の会話が減る

普段どんなに仲のいい夫婦でも、喧嘩するなど、うまくいかなくなるタイミングはあります。相手を愛していて、離婚する気がないなら、会話を試みたり、盛り上げるよう努力したりして、なんとか改善しようとするでしょう。

しかし、妻と話そうとしない、会話を続けようとしないなど、話すことを避けている場合は、これ以上一緒にいたくないという意識の表れかもしれません。

(2)帰宅が遅い・出て行くのが早い

帰宅時間を遅くしたり出社時間を早めたりして、家で過ごす時間をできるだけ少なくしようとしている傾向がある場合も要注意。もう妻と一緒に暮らしていきたいと思っていないかもしれません。

今すぐ離婚をすると考えているわけではないにしても、妻と同じ時間を過ごすこと自体を拒否していることがわかります。

(3)妻の実家や友人との関わりを嫌がる

妻との離婚を考えている夫は、妻の周りの人との関わりをもちたくないと考える傾向があるようです。妻に不信感を抱いているのに、妻側の人に社交的に接したり、取り繕ったりするのが面倒だからです。

お盆や正月の帰省に、妻ひとりで実家に帰るよう促したり、妻の友人が遊びにくるときには朝から出かけたりしているのであれば、妻との離婚を視野に入れているのかもしれません。

4:夫が離婚したくて妻が離婚したくないときの対処法5つ

(1)これまでの言動を振り返る

まず必要なことは、自分の夫に対する態度を認めることです。これまで夫に対してどんな態度だったか、どんな扱いをしていたかを思い出してみましょう。

あなたがしてきた行動の数々を振り返り、夫にとってどれほどよくない言動をしていたかを振り返ってみましょう。

(2)自分が悪い部分を認める

自分の行動を振り返ったら、自分の非を認めましょう。つい「私だけが悪くない! 夫にも悪い部分がある!」と思ってしまいますが、離婚をしたくないのであれば自分の非を認め、夫の気持ちが変わってくれるよう態度で示すべきです。

(3)今すぐ改善できることから始める

自分の行動を振り返り、至らなかった部分を認めたら、できることから改善していきましょう。

愚痴ばかり言っていたのなら今すぐにやめる、夫の発言に否定的な返事しかしてこなかったのなら肯定的な返事を増やす、朝晩の挨拶を怠っていたなら今日から挨拶を欠かさない、こちらから話しかけることがなくなっていたのなら今日ひと言話しかける。

一気に状況を変えることはできません。しかし、少しずつでもできることはあります。

(4)離婚したい原因を知る、交渉する

夫が離婚したい気持ちを表してきたら、まず夫の正直な気持ちを聞き入れた上で、改善を提案してみましょう。

離婚したい原因を知れば、それを改善することは可能です。その態度を見た上で、離婚を考え直してもらえないか交渉してみましょう。

(5)夫婦ふたりの時間をつくる

夫婦仲を改善しようとしても、子どもに手がかかってうまくいかないことも。1日の終わり、子どもが寝静まったあとでは、ふたりとも疲れていてお互いに優しくなれないこともあります。そんなときは、子どもを預けてゆったりと夫婦ふたりだけの時間をもってみてください。

簡単に子どもを預けることができない人もいると思います。しかし、離婚という最悪のケースを避けるためです。両親、友人・知人にお願いしたり、一時預かりサービスやシッターサービスを利用することもできます。

5:まだ交渉の余地はある!

夫が離婚したいそぶりを見せてきたとしても、こちらの出方次第では離婚を回避することは不可能ではありません。

夫が嫌気をさした部分を改善することができるなら、これまでのように結婚生活を続けていくことはできます。なので、離婚の危機を感じても夫との関係改善に努めてみてください。