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姑が嫌いでストレス!義母に関わりたくない理由と対処法5選
大山奏K.Ohyama
1:姑のことが嫌い、好き?
時代が変わっても変わらないものはたくさんあります。嫁姑問題はどうなのでしょうか。
『MENJOY』では20~40代の既婚女性286人を対象に独自アンケート調査を実施。「姑のことは嫌いですか?」と質問してみました。
結果は以下のとおりです。
嫌いではない・・・227人(79%)
嫌い・・・59(21%)
結婚しても親との同居はしない家庭が増えたり、価値観が変化した結果、お姑さんのことを嫌う女性は減っているようですね。
2:姑が嫌い…同居や姑の存在自体がストレスになる理由9
では姑が嫌いと思っている女性たちは、どんなことにストレスを抱えているのでしょう。
(1)アポなし訪問や電話攻撃がある
「急に孫の顔が見たくなったと、家に押しかけてくるのは困りますね。こっちも用事とかあるわけですし。お互いにスマートフォンを持っているんですから、いくら家族とはいえ一言断りを入れてから来てほしいです」(Kさん・38歳女性)
アポなしで来られるのは、たしかに自分のペースを崩されるので迷惑ですよね。部屋の掃除や片づけができていないときに押しかけられたら、かなり慌ててしまいそうです。
(2)プライバシーを侵害する
「夫婦の新居に来たとき、勝手に寝室に入ったり冷蔵庫を開けたり……。当たり前のように、やられるのが嫌ですね。プライバシーの侵害です」(Nさん・35歳女性)
自分の息子が住んでいる家とはいえ、別の家族だという自覚が少ないのかもしれません。個人的な場所に土足で踏み込まれたら、嫌悪感を感じてしまうのも無理はありません。
(3)ありがた迷惑な贈り物をしてくる
「基本的にはお姑さんとも仲良くやっているんですけど、贈ってくれるものがこちらの趣味に合わなくて困ることがあります。子ども服とか、すぐに新しいのが必要になるから嬉しいことは嬉しいんですが、自分で選ばせてほしいです」(Mさん・39歳女性)
子どもが生まれると買わなければならないものがたくさん出てきます。全部自分で買っているとお金がかかってしまうため、プレゼントは嬉しいはず。ただし、好みに差があるようなものは、本人が選べるようにしてほしいというのが、本音のようですね。
(4)価値観を押しつけてくる
「夫のことは好きですけど、夫の両親とは価値観が違いすぎて戸惑います。ご飯を食べるときにはテレビをつけちゃいけないとか、掃除の細かいやり方についてとか。夫婦で話して納得していることには、口出ししないでほしいです」(Yさん・43歳女性)
価値観は人それぞれですし、時代によっても変わっていくものです。夫婦の間だけでも価値観を揃えるのが大変なのに、お姑さんがそれを押しつけてくるとなると相当面倒かもしれません。
(5)要求が多く感謝がない
「お姑さんからの要求が多すぎてストレスです。例えば、毎週のように孫の顔を見せてほしいと言ったり、写真を送ってほしいと言ってきたり。
これくらいならかわいいものですが、病院に行くから送り迎えをしてほしいとか、重たい荷物を運ぶから買い物に付き合ってほしいなんて言われるとさすがに……。しかも感謝の気持ちがなく、当たり前だと思っているんです」(Oさん・37歳女性)
毎回きちんと感謝の気持ちを伝えてくれれば、「やってあげて良かったな」と思えますが、その言葉すらないと怒りを覚えてしまいます。
(6)息子のことで嫉妬してくる
「お姑さんは、いつまでも息子のことは自分がいちばんわかっていると思っています。そのため、夫の食事の好みについてうるさく教えてきたり、夫が実家にあまり帰ってこないことに怒りだしたり……。正直面倒です」(Eさん・39歳女性)
男性は結婚してからもマザコンっぽさが抜けないともよく聞きますが、逆もしかり。自分よりも妻を大切にしている息子に嫉妬している場合は、とてもやっかいですね。
(7)デリカシーのない発言をする
「友達はお姑さんから孫がかわいくないって言われたと言っていました。私も子どもができないことに対して“早く作りなさい”みたいに言われて、それがストレスです」(Kさん・38歳女性)
家族になったとはいえ、親しき中にも礼儀ありです。デリカシーのない発言で、嫁を傷つけていいはずがありません。
本人は悪気がないことも多く、中には良かれと思って言っているケースも。余計にストレスを大きくしそうです。
(8)態度がころころ変わる
「夫の前と私の前であからさまに態度が変わります。夫の前ではいいお姑さんを演じ、私にだけはあからさまに厳しい態度をとるんです。すごく嫌だなと感じています」(Oさん・40歳女性)
こういうお姑さんの場合、夫には裏の顔が見えていませんから、ひとりでストレスを抱え続けることになってしまいがちです。また相談したとしても、取り合ってくれないこともあるかもしれません。
(9)家事がまったくできない
「お姑さんと同居しているのですが、部屋は汚れ放題なうえ、作るご飯がまずい。でも直接文句は言えないという最悪な状態です……」(Oさん・35歳女性)
家事が完璧にできて口うるさく言ってくるお姑さんも面倒ですが、逆に家事能力がゼロなのも困ったものです。結局、自分が2家族分のご飯を作って掃除も洗濯もすべてやる羽目になってしまいます。
3:同居しているときは?姑が嫌いで関わりたくないときの対処法5
お姑さんが嫌いでストレスを抱えてしまったときには、どう対応するのがいいのでしょうか。
(1)何を言われても聞き流す
いちばん波風を立たせない方法は、何を言われても「そうですねー」と返事だけをしてまともに受け取らないこと。
反論をすればかわいくない嫁だと言われますし、無視をするわけにもいかないからです。夫と自分自身が心地よく暮らせることが重要なのですから、適当に受け流すスキルを磨いてストレスをためないようにしましょう。
もちろん何か命令されても、従う義務はありません。
(2)できるだけ接触機会を減らす
お姑さんに限らず、人間関係においては馬が合わない人もいますよね。そういう人とは、なるべく関わる時間を減らすのが得策です。
同居をしているのなら、外に働きに出てしまえば日中は顔を合わせずにすみます。もし働きに出るのが難しいなら、自分の部屋でやることがあるフリをするなどして、とにかく接触機会を減らしましょう。
(3)夫に間に入ってもらう
あまりにもお姑さんの振る舞いがストレスなら、夫に間に入ってもらうという手もあります。お姑さんに直接言えないことは、夫から伝えてもらったり、夫の意見のようにしてもらうといいでしょう。
お姑さんも夫や孫の前ではそれほど無茶なことは言ってこないはず。ふたりきりで顔を合わせないようにすることも大切です。
(4)姑は他人、宇宙人だと思って割り切る
どんなに仲良くしようとしても、仲良くできない人もいます。もしお姑さんとの相性が良くないなら、「仲良くしなければならない」という意識を捨ててしまうのもひとつの手です。
「仲良くできなくても、とりあえず関係が今以上悪化しなければいい」くらいに思っておけば、少しは気が楽になるのではないでしょうか。
ただし、お姑さんは夫を育ててくれた母親だという尊敬の念だけは心のどこかに置いておいてくださいね。
(5)専門家に相談することもためらわない
嫁姑問題が発生しているにも関わらず、夫がまったく助けてくれない、頼りにならないなんてこともあります。
その場合は、夫婦カウンセラーなどの外部の専門家に相談してみるという道もあります。またお姑さんとの関係がストレスになりすぎて心身に影響が出ているほどなら、心理カウンセラーなどへの相談も視野にいれましょう。
外部に相談しなければならないほどのことなんだと知って、やっと重たい腰を上げてくれる夫もいます。
4:姑が嫌いなのはおかしなことじゃない!
お姑さんとうまくやっていきたいのに、できていない。お姑さんを嫌いになってしまった。こんな気持ちになるのは、おかしいことではありません。
それよりも問題なのは、嫁姑問題でストレスを抱えすぎてしまうことです。「嫌いでもいいからとりあえず、大きなトラブルが起こらないように付き合おう」くらいの気持ちでいてもいいのではないでしょうか。