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「博識」の意味・類語・対義語って?また博識になる方法とは?

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

目次

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1:「博識」の意味は?類語、対義語、使い方も解説!

博識という言葉は、冒頭でも記したように、広く物事に対する知識がある人に対して、「あの人は、博識だ」なんて使います。いわゆる、「物知り」ということです。

博識の正確な意味は、小学館の『デジタル大辞泉』によれば、「ひろく知識があること。また、そのさま。博学多識。博識な(の)人 」です。

1672年頃に刊行された江戸時代の随想録『集義和書』に登場するのが古い例で、「しからば、天下の事々物々の理を窮、博識多聞なりと云とも、何の益かあらむ」とあります。

似たような言葉に、博学というのがあります。こちらは、「ひろく学ぶこと、ひろく種々の学問に通じていること」の意味で、751年に書かれたとされる最古の日本漢詩集『懐風藻』にも登場します。751年といえば、平安京ができるよりも古い時代です。

 

2:ネットで話題!『博識であるが故、狂気』

ところで最近、ネットで『博識であるが故、狂気』というのが話題のようです。筆者は知らなかったのですが、学生によるとボーカロイド(ボカロ)である初音ミクの楽曲なんですね。

ネットでは、ホラー系の楽曲ということで話題になっているようですが、楽曲の評価は人それぞれ。ぜひ、ウェブ検索してみてください。

 

3:博識になるには?その方法3つ

さて、博識な人になるにはどうすればいいのでしょうか? 博識の意味は、広く物事に対する知識があることです。

なので、その意味通りに考えるならば、一つのことに対しての知識を深めることよりも、浅くてもいいのでいろいろなことを知っていることが大事になってくるでしょう。

(1)乱読する

大学の教員をしている筆者の立場からいえば、やはり「本を読んで欲しいな」と思います。熟読する必要はありません。いろいろな本を、手当たり次第に読むということが大事です。

筆者も仕事柄、どうしてもたくさんの本を読みます。そうしないと、授業の合間の雑談を、学生たちの知識にまで高めることができないからです。とはいえ、普通に読んでいて、その内容を覚えていられる人は、そうは多くありません。

筆者も、大学の先生をしているとはいえ、覚えていられる知識に限界があります。そこで、筆者の場合は、小さな付箋をしおり代わりに使って、気になる文章があったら、付箋を貼っていきます。それだけでも、けっこう違うものです。

(2)いろんな人と話す

本を読むのが苦手という人もいるでしょう。そういう人は、いろいろな人と話すことがオススメです。

「耳学問」という言葉があります。自分で修得したものでなく、人から聞いて得た知識のことをいいます。もちろん、人の話すことが、いつも正しい知識とは限りません。ですが、自分は知らないけれど、他の人は知っていることというのは、往々にしてあります。

食事やお酒の席でもいいでしょうし、お昼休みの時でもいいでしょう。いろんな人と話をしていると、自然と知識は増えていきます。

(3)物知りのふりをする

博識になる方法とは少し違うかもしれませんが、自分の得意なジャンルの知識を深めましょう。この場合の得意なジャンルというのは、自分の好きなことで大丈夫です。

『博識であるが故、狂気』がネットで話題と書きましたが、筆者は知りませんでした。ですが、この楽曲に詳しい人もいるでしょう。アイドルに詳しい人、スイーツに詳しい人、雑学に詳しい人など、人それぞれです。

自分の得意なジャンルの知識を深め、それを披露する機会に恵まれたら、その知識を、他の知らない人に紹介してあげる。すると、「なんて、博識な人だ」と思われるかもしれません。

博識になりたいからと、なんでも手を出すのではなく、知らない話題には黙っておき、自分が詳しい話題には知識を披露する。それだけでも、博識だと思わせることはできます。

 

4:博識多才な男性とうまくお付き合いする方法

では、博識な男性とお付き合いするにはどうしたらいいのでしょうか?

(1)相手に気持ちよく話させる

博識な男性というのは、たいてい自分の知識を披露したいと思っています。ことあるごとに、雑学を披露するというか、うんちくをかたむける男性っていますよね。それは、相手から「そんなことも知っていて、すごい」と思われたいからです。

たとえ、その知識が間違っていてもダメだししてはいけません。話し終わるまで聞いてあげて、最後に「すごい!」って、言うだけでいいんです。オジサマたちが、女の人がいる夜のお店に行くのも、一つは「すごい」と思われたい、言われたいから。そして、夜のお店のお姉さんたちは、この最後の「すごい!」が上手にできるんです。

(2)相手の男性の得意ジャンルに自分も挑戦する

これは(1)とは反対のアプローチですが、相手の得意ジャンルの知識を自分も挑戦するというのは大事なことです。

いつも、「すごい!」という返しだけだと、男性からすれば次第に飽きてきます。ある程度、相手の得意ジャンルの知識も持っておいて、「それって、○○っていうこと?」なんて質問してあげると、男性はその知識をもっと披露したくなります。

(3)ようは、聞き上手

つまり、博識な男性はその知識を披露する機会を狙っているということ。話したくて、うずうずしています。なので、聞き上手になってあげて、相手の話したい欲求を満足させてあげることが大事なんです。

そのためには、話を続けさせるための知識も、こちらには必要になってくるわけです。

 

5:まとめ

いかがですか? 本当に博識な人というのは、少ないかもしれません。ですが、そのような人たちは自分の知識を披露したくて仕方がないんです。

だからその欲求を上手く満足させてあげられると、上手にお付き合いができると思います。