「人間関係に疲れた、めんどくさい」人間関係が苦手な人の対処法5つ

「人間関係に疲れた……」と感じた時は、どのような対処法を取るべきでしょうか? 逃げたいのに逃げられない、そんなあなたにおすすめの人間関係対処法を、心理カウンセラーの筆者がご紹介します。辛いとき苦しいとき、意外な原因や対策が見つかるかもしれません。
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1:「人間関係に疲れた、めんどくさい」と思うことない?

こうるさい先輩、無意味にマウンティングしてくる同僚や、彼氏の愚痴しか言わない友達……。あぁ人間関係ってめんどくさい! そんな風に思ってしまうとき、ありませんか?

できるだけ面倒なことに巻き込まれずにやり過ごしたいのに、顔に出てしまったりするとますます面倒に……。

そんな時、対処法を知っておけば、それほど苦労なく乗り越えられるかもしれませんよ。

早速、人間関係がめんどくさくなったときの対処法を見てみましょう。

 

2:人間関係に疲れた、めんどくさいときの対処法

(1)ひとりで楽しいことを作る

まずは大前提として、人間関係の絡まない「自分ひとりで楽しいこと」を見つけるのがおすすめです。

例えば、家でひとりでいそしむ趣味や、ひとりカラオケ、ひとり焼き肉など……。

自分ひとりで楽しめることがあると、人間関係の枠を離れてストレスを発散する場が持てます。

(2)表面的な付き合いに留める

人間関係に疲れやすい人は、誰に対しても平等に、真摯に付き合おうとする、良い人タイプであることが多いものです。

しかし、多くの人と付き合えば、その中には当然、付き合いづらい人や、できれば付き合いたくない人もいるでしょう。

そのような相手とも、いわば「ちゃんとした」付き合いをしようとすることで、人間関係の疲れは激化しかねません。

「人間関係に疲れたな……」と思うときは、一部の、親友と呼べるような相手を除いて、人間関係は表面的なものに留めるといいでしょう。

(3)良い人でいようとしない

人には、「相手から良い人だと思われたい」という心理が働きます。いわば八方美人を演じることによって、人間関係にどんどん疲れてしまうのです。

常に良い人でいようとしないことは、人間関係を長持ちさせるための秘訣でもあります。

(4)イヤなことはイヤと言う

人間関係の疲れの何割かは、本当はイヤなことをイヤと言えないために起きていると言っても過言ではありません。

そしてそこにはやっぱり、「嫌われたら困るからイヤとは言えない」という「いい人心理」が存在しています。

それでも、疲れを感じずにやっていけるなら構いませんが、疲れたと感じてしまうなら、イヤなことはイヤと言う勇気を持つことも大切です。

(5)切るべき人は切る

人間関係の中には、どうしても保持していかなくてはならない人間関係もありますが、「実はそうでもない関係」も多いものです。

自分の周囲をよく見直し、切るべき人は切ることを心がけましょう。

(6)嫌われてもいいが、嫌わない

良い人でいるのをやめる、ということは、人から嫌われてもいい、ということです。

しかし、人を嫌うことによって人の悪口を言ったり、人をいじめたり、といったようなことを、あなた自身がやってはいけません。

それはさらに自分を疲れさせる原因になるためです。

あくまでも、素のあなたを出すことによって、あなたの元に残る人間関係だけを大切にすることです。

(7)自分の頑張りを認める

人間関係に疲れるとき、自分の行動を反省したり、人から悪く思われないように気をつけたりと、あなたはとても頑張っているはずです。

ですから、「私って本当に頑張ってるなあ」と、自分の頑張りを認めることも、疲れを軽減させるために必要です。

 

3:人間関係が苦手な人の原因3つと解決法

(1)良い人ぶりすぎている

“良い人ぶっている”というと、本当は良い人ではないような表現ですが、「良い人でありたい」という願望や、「良い人でなくてはならない」という縛りが強いタイプだという意味です。

周囲の誰にとっても「良い人でありたい」と思っているために、自分の欲求を抑えすぎて疲れてしまいます。

(2)人からどう見られるか気にしすぎている

他人から自分がどのように見られているか。ちゃんと好かれているか、嫌われていないかどうか……。

そのようなことばかり気にしていると、確固たる自分自身の姿を見失って疲れてしまいがちです。

なぜなら、Aさんから見た理想のあなたと、Bさんから見た理想のあなたは違うから。それぞれの理想を再現しようとするため、「あなた自身」がブレてしまうのです。

(3)嫌われ者=ダメな人と思い込んでいる

反対に、「人から嫌われるような人はダメな人間だ」という思い込みもあるはずです。だからこそ、「自分は人から嫌われまい」と頑張るのです。

しかし、人から嫌われている人であっても、大体は世の中すべての人から嫌われているわけではないし、良い面もあるでしょう。

柔軟な考え方ができないのも、人間関係で疲れやすい人の特徴です。

(4)みんなから好かれるわけがないと開き直るべし!

「開き直る」と言うと聞こえが良くないかもしれませんが、これは事実です。

三つ星シェフの味でも、一部「口に合わない」と言う人がいるように、どんなに「みんなから好かれよう」と頑張ったとしても、残念ながらそれはムリなこと。

それよりも、自分の生き方に一本筋を通してみましょう。

口に合わないと言う人がいたとしても、「でも、あの人は筋が通っているよね」と評価される……そんな生き方ができるかもしれません。

 

4:職場の人間関係に疲れたときの対処法

(1)終業時間を過ぎたら付き合わない

職場の人間関係に疲れる理由の1つに、就業時間外のお付き合いがあります。

現代ではだんだん希薄になってきてはいますが、やはり先輩に誘われると断れないというタイプの人もいるでしょう。

もちろん楽しい時間を過ごせるならいいですが、そうでないなら習い事やサークルを始めたせいにして、ムリなお付き合いはお断りしましょう。

(2)理由をつけてその場を離れる

時々、勤務時間内でも仲間の悪口を言うなど、イヤな相手はいるものです。

「疲れる」と感じる相手に話しかけられてしまったら、理由をつけて早めにその場を離れましょう。

何ならスマホに実家から電話がかかってきたことにしても構いません。

(3)プライベートを充実させる

職場の人間関係がダメでも、プライベートが充実していることが大事です。

職場ではないところに確固たる居場所を持っておくと、職場での自分は仮面をかぶっていても我慢できるためです。

今のところプライベートが充実していないと感じる人は、旧友との交流を再開したり、新しい友人を作ったりしてみましょう。

(4)毒舌キャラになる

あいまいな笑顔でごまかしたり、相手に適当に同調してばかりだと、自然と人間関係に疲れる自分になってしまいます。

グサっと言ってやりたい相手には、いっそ毒舌キャラになってグサっと言ってやるのもいいでしょう。

職場ですから、無駄話に入れてもらえなくなることはあっても、仕事をもらえなくなることはまずありません。少し敬遠されるくらいが、楽になるにはちょうどいいかも。

(5)いっそ転職するのもあり

職場での人間関係に疲れてしまったら、いっそ転職するのもいいものです。

人間関係を構築するのが苦手なら、ひとりで行動することの多い仕事か、たくさんの人が在籍する会社での仕事がおすすめ。

少人数での、よくアットホームな職場と言われる場所では、不必要に濃厚な人間関係を求められたることも多く、避けたいところです。

とにかく人と関わりたくないなら、ドライバー、清掃員、工場勤務やポスティング、カメラマンや著述家等の仕事があります。

一般企業で働きながら……と考えるなら、大きめの会社を選ぶと、たくさんの人との出会いがあります。

本末転倒のようですが、その出会いの中から自分の付き合いたい人を選んでいけますので、これまでのイメージを払拭して新しく人間関係を築きたい人にはおすすめです。

 

5:人間関係ストレスチェック5項目

(1)最近笑うことが減った

笑顔の回数や量は、ストレスを計測する最も手軽な指標です。

「最近笑っていないな……」と思ったら、ストレス量は上昇傾向でしょう。

(2)趣味がない

無趣味な人は増えていますが、これがストレスを高める原因の1つです。

趣味に没頭するのはストレス解消になるため、趣味がないのは危険信号。

(3)親友がいない

いわば、愚痴をこぼす相手がいないのも、危険信号の1つ。

人間関係のストレスは誰かに言うことによって、解消することが多いのです。

(4)幸せになりたい

「今が幸せである」という気持ちより、「幸せになりたい」という感情が強い人は、人間関係のストレスを溜め込みやすい体質です。

(5)人のSNS投稿に嫉妬する

友人が、SNSにリア充投稿をしていると、それを喜ぶよりも嫉妬する自分がいる……。

そんなあなたは、ストレス度高め。人と自分とを比較する癖がついているので、ご注意を!

 

6:人間関係を切るべき人

(1)人をいじめる人

人をいじめる人や、人の悪口を言う人は、えてして立場が強く逆らえない相手であることも。

しかし、不快な人とツルむことほど、無駄な時間はありません。同じ穴の狢と思われる前に切りましょう。

(2)第3者の前であなたをけなす人

第3者の前で、あなたをけなすことで自分を持ち上げる人がいます。

1対1でお付き合いをしている分には、こちらを頼ってくるので見捨てられない……という人が多いのですが、そんな人と付き合っていてあなたにメリットは何もありません。

(3)ギブ&テイクが成り立たない人

人間関係がある以上、そこには助け合いがあるものです。

何かをしてもらったら、何かでお返しするのが、人間として当たり前のこと。

しかし、中には「してもらうだけで、自分では何もしない人」というのも存在しています。ツルでも恩返しするのですから、ツル以上に尽くす必要はありません。

 

7:人間関係に疲れたときに効く名言

(1)「人間の最大の罪は不機嫌である」

ゲーテの名言です。

自分が不機嫌になることを抑制しつつ、不機嫌な人を見て(あ、罪人がいる)と思うこともできる素晴らしい言葉ですね。

(2)「垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている」

アリストテレスがそう言った、と伝えられています。

自分が無意識に作り上げている垣根を壊すことで、解決する人間関係も多いですよ!

(3)「議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ」

坂本龍馬の名言です。相手の生き方が気に入らないからといって、議論をしても無駄……ということですね。

結局、相手を変えることはできません。変えられるのは自分だけなのです。

 

8:転職もあり?人間関係が苦手な人向きの仕事もある!

現代では、インターネットの発達に伴って、在宅ワークなど人間関係が苦手な人でもできる仕事がたくさん増えています。

どこの職場へ行っても人間関係がうまくいかない、という人は、いっそひとりだけでできる仕事に転職するのもいいでしょう。

ただ、ひとりだけでできる仕事とはいえ、依頼人とのやりとり、誠実に仕事をこなす能力など、ひとりだからこそ必要なスキルも多々あります。

そしてそれらのスキルは、えてして人間関係をうまくいかせるために必要なスキルを兼ねていることも……。

多様化する生き方の中で、自分に合ったものを探しつつ、自分の心を保護していけたらいいですね!