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家事分担でもう揉めない!家事分担表のポイントと使えるアプリ

コマツ マヨ

コマツ マヨM.komatsu

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目次

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1:共働き夫婦の家事分担は離婚の原因にも…!

(1)夫婦で家事分担できていますか?YESと答えた妻は3割!

マクロミルが行った『共働き夫婦の家事分担に関する調査(2017年9月実施)』によれば、フルタイムで共働きをしている夫婦1,000名のうち、「妻がほとんどの家事を担っている」との答えが30%、「妻が主に家事を担っているが、夫も少し分担している」が36%。

主に妻が家事を担当しているという家庭が66%にのぼることがわかりました。

(2)共働き夫婦の家事分担不足は離婚の原因にも……

家事負担が一方にかかり過ぎることは、精神的なストレスや悩みにもつながります。家事負担がパートナーへの不満として徐々に蓄積され、ひどい場合は離婚の原因になってしまう可能性も、なきにしもあらずなんです。

2:共働き夫婦の家事分担表!作る際のポイント5つ

「毎日誰が、どのくらい家事をしているか」ということは、わかりにくいものです。そこで、家事項目を書き出し、それぞれの担当を決める「家事分担」を行う夫婦も増えています。

しかし、家事分担表の作り方やパートナーへの伝え方を間違えると、さらなる喧嘩や揉め事に繋がってしまうことも……。この章では、家事分担表を作る際の注意点を紹介します。

(1)家事項目はできるだけ詳細に

たとえば、ひと言で「掃除」と言っても、各部屋の掃除機がけ、窓拭き、玄関掃除、風呂掃除やトイレ掃除など……やることはたくさんありますよね。しかし、普段掃除をしていないと、「掃除=掃除機をかける」という認識程度しかない場合もあります。

家事分担表を作るときには、単に「掃除」と書くのではなく、「風呂掃除(排水溝、鏡拭き)」など、細かく作業内容を書くこと。これにより、認識のズレを回避できます。

(2)時間別に項目を書き出す

また、家事分担表を作成する際には、朝・夕・寝る前と、時間ごとに家事項目を分けましょう。

どのタイミングでどの家事をやるかということまで、きちんと決めておかないと、妻は「朝いちばん」と思っているのに夫は「寝る前でいいや」と、ここでも認識のズレが生じてしまい、そのことから喧嘩になることも……。

(3)「ありがとうを言う」をルールに

相手が家事をやってくれたら、必ず労いの言葉や感謝の言葉を伝えることも、家事分担のルールとして決めておきましょう。

ただでさえ負担を感じやすい家事です。「それぞれの役割なのだから当然」という考えでは、お互い気持ちよく家事ができません。相手が家事に取り組んでいるとき、終わったとき、家事をやってくれたと気づいたときには、必ず「〇〇をやってくれてありがとう」と声をかけて。

(4)相手のやり方にダメ出しをしない

相手の家事に対するダメ出しは、絶対にNGです。せっかく家事をしているのに、「ここがダメ」「こんなやり方じゃダメ」「私ならこうするのに」などと言われてしまうと、やる気も失せてしまいます。

どうしても「こうして欲しい!」というやり方がある場合は、家事分担を決めるときに伝えるべし。あとからアレコレ言うのはルール違反です。

(5)お互いが納得のいく分担を

家事分担を決めるときには、お互い、しっかり納得がいく分担内容にしましょう。少しでも不満が残ったままだと、後々、爆発することも。また、定期的に分担見直しの話し合いを行って、効率化を図りましょう。

3:家事分担アプリや家事分担表テンプレート3選

夫婦で家事をしっかり分担するためには、ネットで配布されている家事分担表を利用したり、アプリを使うと便利。自分たちのペースにあったものや使い勝手のいいものを選び、必要に応じてカスタマイズして使うと良いでしょう。

ここでは、筆者オリジナルの家事分担表テンプレートやすぐに使える便利アプリなどをご紹介します。

(1)Googleカレンダーで夫婦の予定を共有

家事の分担項目がさほど多くない夫婦なら、Googleカレンダーを使い、家事の担当日のスケジュール管理する方法がオススメです。普段仕事でGoogleカレンダーを使っているならば、新しいアプリを使ったり分担表をわざわざ作成するより、簡単です。

(2)家事分担アプリ「Yeito」

家事分担アプリ『Yieto』(iOSのみ)は、パートナーをアプリに招待することで内容を共有できるもの。それぞれの項目をタスク化し、終わった家事をチェックできるので、お互いに家事の進行具合が一目でわかります。

(3)家事分担表テンプレート(※筆者オリジナル)

テンプレート(Excel)のダウンロードは画像をクリックしてください

インターネットで検索すれば、家事分担表のテンプレートが無料で配布されているホームページもたくさんあります。吟味して、ふたりに合ったものを選んで。

多くのテンプレートをリサーチして、使えそうな部分をピックアップ、カスタマイズした筆者オリジナルの家事分担表もご紹介します。時間帯や平日・休日、イレギュラーな家事に分けてあります。上記の画像をクリックするとダウンロードできるので、よかったら使ってみてくださいね。

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4:まとめ

もしこれまで、どちらか一方が多く家事を負担している場合、急に家事分担アプリや家事分担表を使って細かく家事分担してしまうと、家事負担が少なかった相手は、窮屈さを感じたり「やらされている」と感じてしまう恐れもあります。

うちの旦那はそういうタイプかも……などと感じたら、アプリや分担表など、事細かに項目分けされているツールを最初から使用するのではなく、まずは自分たちのペースですすめていきましょう。

それも円満な夫婦仲を保ちながら家事分担をするコツです。

 

【参考】

共働き夫婦の家事分担に関する調査(2017年9月実施)- マクロミル