2021年5月10日掲載

飲み会の上手な断り方とは？当日・事前それぞれの場合の対処法

大山奏K.Ohyama

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1：行きたくない飲み会に誘われたことある？

楽しい飲み会ももちろんありますが、ただのお付き合いの飲み会など、楽しくない飲み会もありますよね。

ではどのくらいの人が、行きたくない飲み会があると思っているのでしょうか。『MENJOY』では、20～40代の男女500人を対象に独自アンケート調査を実施。「行きたくない飲み会に誘われたことはありますか？」と質問してみました。

結果は以下のとおりです。

ある・・・362人（72.4％）
ない・・・138人（27.6％）

7割以上の人が「ある」と答えましたが、意外と「行きたくない飲み会はない」という人も多いようです。お酒を飲むこと自体が好きだと、どんな相手から誘われても行きたいと感じるのかもしれませんね。

2：当日誘われた飲み会のうまい断り方5つ

当日急に誘われたら「今日は早く帰って寝たいのに」なんて思うこともあるでしょう。そんなときの上手な断り方とは？

（1）予定が入っている

当日なら何か予定が入っていたとしても不思議ではありません。友達と会う、恋人と会う、習い事のレッスンがあるなど、具体的に理由を言える相手なら理由付きで断ったほうがていねいです。

ポイントは考え込まず、誘われた瞬間に断ること。時間が空くと「その予定、本当？」と疑われやすくなってしまいます。

（2）家族に頼まれごとをしている

家に帰るときに足りない食材を買ってくるように頼まれている、子どもの迎えがある、自分が夕食を作らなければならないなど、その日の家庭の用事も断る理由になります。特に家族と同居していたり、結婚している場合に使いやすい断り方です。

（3）体調不良

体調管理も社会人の仕事のひとつという考え方があります。そのため、「体調が悪いから早く帰って明日に備える」という理由も使えます。

頭が痛い、熱っぽいなど、周りから見てもわかりにくい体調不良のほうが信憑性は高くなります。急に歯が痛くなったから、帰りに歯医者さんに行くというのもありですね。

（4）お金がない

飲み会ってそれなりにお金がかかります。給料日前などであれば、「今月ちょっと金欠なんだ」と言えば納得してもらえるでしょう。この断り方は月のどこのタイミングで誘われたかが重要になります。間違っても給料日当日に言ってしまわないように注意してください。

（5）仕事が終わらない

「今日中に終わらせなければならない仕事がある」と言えば、大抵の人は「そうなんだ。大変だね、頑張って」と応援してくれるはず。ただし、同じ会社で働いている場合、簡単に嘘だとバレる可能性もありますし、実際に残業しないと怪しまれるというデメリットもあります。

3：事前に誘われた飲み会のうまい断り方5つ

事前に誘われる飲み会のほうが当日よりも断りづらい傾向があります。そんなときに使える断り方を見てみましょう。

（1）すでに予定がある

「先約がある」という理由は当日と同じく使えます。ただし、事前に誘われた場合には、少し大きめの約束でないと納得してもらえないかもしれません。例えば、高校の同窓会、取引先の人との会食などなど。「遠距離恋愛の恋人とのデート」というのもありですね。

（2）確認してからNGにする

とりあえず一度保留にして、「スケジュールを調整してみます」というのも良いでしょう。気を付けなければならないのは、「ちょっと予定確認してみるね」と言ったのなら、しっかり返事をすべきということ。「確認をする」と言っておきながらいつまでも返事をしなかったり、忘れてしまうのは論外です。

（3）家庭の事情で無理

「妻（夫）との約束で飲み会は月に1回しか行けない」とか、「〇曜日は、子どもの塾の送り迎えがある」など、家庭の事情をあげて断ることもできます。基本的に飲み会があまり好きではないのなら、結婚した当初から「パートナーがあまりいい顔をしない」などと少し愚痴っておくと、予防線を張れます。

（4）健康の問題で無理

「飲みすぎて太ってしまったから外食は控えている」「最近、騒がしいところに行くと頭痛がする」など、「体調面で問題が出るため行けない」と言うこともできます。これを使うケースでは、その飲み会だけ行きたくないのか、この先ずっと誘わないでほしいと思っているのかによって、不調のニュアンスを工夫してみてください。