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不倫から結婚はハッピー?略奪婚で幸せになった人と不幸になった人

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

目次

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1:略奪愛とは?

みなが言うところの「略奪愛」って、どんな恋愛のことをいうのでしょうか? その定義について改めて考えてみました。

(1)略奪愛の定義

略奪愛とは、未婚既婚問わず恋人がいる相手に恋愛感情を抱き、自分と恋仲にするよう行動をすること。すでに交際していた相手や、配偶者からみればまさに泥棒猫! それでも自分が欲しい存在を手に入れるために、手段を選ばずに行動する様子を意味します。

(2)略奪婚…成功までの「4ヶ月の法則」って知ってる?

そんな略奪愛から派生した略奪婚……奪った相手と一緒になるという大胆極まりない結婚ですが、成功までの「4ヶ月の法則」って聞いたことはありますか?

略奪してから4ヶ月で結婚するという話ではなく、略奪してから4ヶ月のうちに様々なことを済ませておくと、スムーズに結婚へ進めると言われているのです。

例えば、手料理を食べさせることや、両親と会う機会を作っておくなど。4ヶ月のうちに様々なことを2人で経験しておくことによって、略奪婚から本当に結婚する可能性が高くなるという法則があると知っておきましょう。

 

2:略奪婚を成功させるには?略奪愛の成功例とその方法4つ

では実際に略奪愛を成就させるために、どんなことに気をつけて恋愛をしていけばいいのでしょうか? また、どういった気持ちで過ごせばいいのでしょうか?

略奪婚で幸せを勝ち取った男女に聞いてみました。

(1)自分の気持ちを最優先して略奪成功!

相手の気持ちになったら「こんなことは絶対できない……」、そんな罪悪感を覚えるような行為を重ねて成功させるのが略奪婚。自分の気持ちをいつでも最優先させることが大事です。

「略奪婚への1番の障害は、罪悪感だと思ってます。自分の気持ちを最優先して、“自分さえ良ければいいんだ”って気持ちで過ごさないと略奪はできません。自分が1番大事!という気持ちで行動した結果、しっかり略奪成功できましたから」(20代女性・看護師)

身勝手極まりないようにも聞こえますが、そうでもしなければ略奪婚は難しいということなのでしょう。

(2)できる女を演じて、頼れる存在になり彼の心を掴んだ

奥さんがダメ嫁に変貌してしまった男性が心惹かれるのは、しっかり者の女性。「こういう子だったら、うちの嫁みたいにダラけないんだろうな……」と思うことでしょう。その心理を利用して、できる女を演じてみませんか?

「奥さんがダメ嫁すぎるって話を毎日聞いてました。私はできる女だよ!ってアピールを家事とか仕事でバリバリして、頼れる存在になって奥さんと離婚し私と一緒になる決心をさせました」(20代女性・公務員)

私と一緒になったほうが、ダラけないし、いつでも可愛くいるし、もっと素敵な毎日を過ごせるよ♡といった誘惑ですね。

(3)か弱い女性を演じ、「俺が守ってあげないと」と思わせ略奪ッ!

先ほどとは正反対で、か弱い女性を演じるのもひとつの方法です。男性がつい守ってあげたくなるような女性になるよう、弱みをどんどん見せていったというのがコチラ!

「今の彼氏と上手くいっていないこと、今のままではダメになってしまいそう……と、彼にはとことん弱い部分を見せてきました。それで、“守ってあげないと!”という気持ちにさせました」(20代女性・接客業)

「このままだと、この子はどうなってしまうんだ……」というように、男性に危機感を抱かせてみてはいかがでしょうか?

(4)今の結婚生活で満たされないことを許す姿勢でGET!

結婚生活はなにかと我慢しがち。厳しい奥さんの尻にしかれて不満な男性がターゲットなら、結婚生活のルールを超甘くしてあげてみては?

「私なら煙草吸ってもお酒飲んでも文句言わないよ♡って。今の嫁さんから文句言われていることを許す姿勢を、全開でアピールしました」(20代女性・製造業)

「もっと我慢せず、結婚生活を楽しもうよ!」という、爽やかでかつしたたかな誘惑と言えるでしょう。

 

 3:略奪婚で後悔…!浮気相手との再婚を後悔した人のエピソード3つ

人の幸せを壊してまで手に入れたかったはずの略奪婚。しかし、実際に浮気相手との結婚を後悔している人もいるのです。

(1)浮気癖は治らない…また浮気され、ネトラレ危機に!

せっかく略奪婚したのに、また新たな刺客が現れたという女性。「次は寝取られる側になるのでは……」と、彼の気を引き留めることに精一杯の切ない結婚生活を送っているようです。

「浮気癖は治らないって言いますけど、本当にそう。旦那は今、不倫しています。わかっているけど責めて嫌われたら困るから言えない。私と一緒になってからは、もう浮気しないで欲しいと切に思うようになりました」(30代女性・歯科助手)

浮気をしてくれたおかげで一緒にはなれたものの、結婚してからは浮気しないで欲しいと思うのが女心。自業自得と言われるかもしれないけれど、切ない結婚生活が目に見えます。

(2)周囲に後ろ指を差され、式を挙げようにも誰も呼べない…

略奪婚とはいえ、結婚をしたのだから結婚式を挙げたいと思っている女性。でも、略奪婚だけに支持してくれる友人もおらず、結婚相手に至っては「俺2度目だし式やらなくていい」なんて言っている始末。うーん、式は諦めるしかなさそう。

「私は初婚。相手が再婚なんですけど、親族にも1度目の結婚のときに式に出てもらっているし、2度目はいいかな……なんて式を挙げる気ないんです。私はドレスを着てお祝いされたいけど、そもそも略奪婚を知っている友達は支持してくれるはずもなく、誰も呼べないし。式が挙げられない結婚ってこんなに辛いんだ……と今になってわかりました」(30代女性・会社員)

お祝いされたい気持ちとは裏腹に、誰もお祝いしてくれない現実に押しつぶされそうな女性の気持ちが伝わってきます。

(3)元嫁との間の子どもと会いたがる夫にイライラ…

浮気の末に離婚した男性と再婚した女性は、元嫁との間に授かった子どもと面会したがる夫にイライラしている様子。自分との間の子どもを大事にしてくれない……と後悔している様子がうかがえます。

「元嫁との間にいる4歳の娘さんに会いたがる夫にイライラします。我が家にも待望の男の子が産まれたのに、娘は特別だとか言って会いたがる。

差をつけられるのもイヤだし、初婚の男性と一緒になれば良かったと後悔しています。どうしてあんなに素敵に見えたのか不思議なくらいです」(30代女性・会社員)

元嫁との間の子どもを溺愛されては、立場がありませんよね。略奪婚できたとしても、子どもを思う親心までは奪えないのです。

 

4:浮気相手と結婚へ…浮気相手と略奪婚して幸せになった人のエピソード3つ

本当は交際相手がいたけれど、浮気をしてしまって浮気相手が本命になってしまった!という経験のある方もいるかもしれませんね。ここでは、浮気相手と結婚をして幸せになった人のエピソードも見ていきましょう!

(1)彼の暴力癖から逃げ出し、幸せな家庭を築いた

略奪して結婚というよりも、略奪サレ婚とも言えるのがこちらッ!

「当時付き合っていた彼は、お酒を飲むとすぐに手をあげる性格でした。何度言っても直してくれず、その相談をしたことが浮気のキッカケです。段々と、相談にのってくれる男性を気にするようになり、彼に内緒で交際開始。彼と徐々に距離をおき、別れてから浮気相手男性との2年の交際を経て無事結婚。今は2人の子どももいて、幸せです」(30代女性・専業主婦)

相談相手の男性にはなんと彼女がいたにも関わらず、「守ってあげたい女」を見事に演じ切っての略奪婚! お見事ッ!

(2)浮気し浮気され…。叱ってくれた男性と結婚!

浮気されて悔しくて浮気をし……まさに泥沼恋愛になってしまったという女性。そんなとき、叱ってくれた男性に恋心を抱いたのが略奪愛のキッカケでした。

「彼のことを大事にしない私を叱ってくれたのが、今の主人です。当時はお互いに交際相手がいるなかでのやりとりをしていて、私が彼に浮気されたのを相談したのがはじまり。彼を邪険に扱っていた私を叱ってくれたのも今の主人です。彼と別れてからもう1度連絡をとり、彼女と別れさせて無事交際。結婚しました」(20代女性・会社員)

「彼女と別れさせた……」という言葉、シンプルに恐ろしいですよね。好きになったら一直線。これからはどうか、浮気せず幸せになって欲しいところです。

(3)年上の上司が欲しくなり、奥さんから寝取った猛者も!

11歳年上の上司を狙い、奥さんから寝取ったツワモノのドラマのようなエピソードがこちら!

「奥さんとレスだって言っていた上司。段々と、上司だけど可愛く見えてきて、自分のものにしたくなりました。私は年下の彼氏がいたけれど、甘えられ過ぎて愛が冷めてきていたから上司をロックオン。

セックスするたびに上司は私に夢中になったと感じます。結局、奥さんとはレスを理由に離婚をし、その後私も彼氏と別れて上司と結婚しました」(30代女性・会社員)

エッチで彼を略奪したとも言える体験談。夫婦間のセックスライフが結婚生活でとても大事だとわかる話ですね。レスだと略奪される……だから定期的にエッチはしなきゃ!なんて気持ちにもなる内容でした。

 

5:その浮気、その略奪…本当に幸せになれるか考えてみて!

略奪愛は誰かの不幸がつきもの。今、目の前にあるその略奪愛、今一度本当に幸せになれる恋なのかを考えてみて! 道ならぬ恋であっても、幸せになれると確信できるなら……人目を気にせず突き進んで!

そんな応援したい気持ちもありますが、「略奪愛」が不倫であるならば、それなりのリスクが伴うことも、心に留めておいてくださいね。