1:「嘗められる」と「なめられる」って?
「なめられる」という言葉には、人からバカにされる、という意味があります。
バカにされる、という意味で「なめられる」と漢字で書くときには、「嘗められる」のほかに「無礼られる」があります。
「嘗める」には、舌でペロンとなめる、お酒を少しずつ飲む、それから物事を経験する、というような意味もあります。「辛酸を嘗める」などと言いますね。
ちなみに、誰か、あるいは何かからなめられる夢を見たときは、なめられた場所によってその意味が違います。
また、なめられて心地良かったか、そうでなかったかによっても違います。
なめられて心地良かった夢なら、たいてい運気向上の予兆。
気持ちが悪かった夢なら、運気下降を暗示しているので注意が必要!
2:なめられる原因は?なめられやすい性格
(1)自己主張が弱い
自分の意見を人に押しつけることをせず、いつも人に合わせているような性格の人はなめられやすいと言えます。
「この人と一緒にいるときは、私の意見が通るに決まっている」
と思われ、相手に都合の良いほうに物事を進められてしまいます。
(2)おとなしい、無口
これも自己主張が弱いうちに入るかもしれません。おとなしい性格、無口な性格は、なめられやすいと言えるでしょう。
何を言っても反論してこないと思われれば、なめられるのは必至です。
(3)八方美人
気の強い八方美人は別ですが、おとなしくて無口なのに八方美人なタイプは、すぐになめられてしまうので厄介です。
八方美人の人は、人に良く思われたいという気持ちが強く、すぐに相手の言うことを聞いてしまう傾向にあります。
当然、相手としても「言うことを聞いてくれる人」という見方をしてきますので、なめられてしまうのです。
(4)自己評価が低い
自己評価の低い人は、なめられやすい傾向にありますので注意しましょう。
なぜなら、自己評価が低いと自分と相手を比べたときに相手を優位に立たせがちになるからです。そのため、自分の意見よりも相手の意見を通す、反論をしないということが癖になってしまうのです。
(5)注意力散漫
注意力が散漫だと、会話が上の空だったり、気の利いた返しができないなどが原因で、人からなめられることが増えます。
また、注意力が散漫な人は、会話の端々ににじみ出る相手の感情に気付かないことが多く、トラブルになったり、騙されることも多いでしょう。
3:なめられない服装
(1)清潔である
意外かもしれませんが、なめられないために大切なのは、清潔感です。
シワだらけだったり毛玉だらけだったり。また、あちこちシミがあるような服を着ていると、「しっかりしてない感」が出てしまい、相手からたちまちなめられてしまうでしょう。
なめられないためには、パリっとした、清潔感のある服を着ていることが重要!
こうするだけで、相手に「どうせたいしたことない」と思わせるのを避けることができます。
(2)品がある
品とは難しいものです。でも、よくわからないからといってスルーしていると、なめられてしまうことになります。
下品な服装は「どうせたいしたことない」と思われる要因に。
また、多くの場合「派手すぎる服装」「露出しすぎている服装」「季節感のない服装」という意味合いを持っています。
服を着たら鏡を見て、派手すぎではないか、露出過剰になっていないか、季節に合っているか、確認してみましょう。
(3)地味すぎない
派手でなければいいのか……と思って、地味すぎるファッションを選ぶのは考えものです。
特に、30代、40代と年齢を重ねるにつれて、過剰に地味なファッションは、逆に人からなめられる原因になっていきます。これは「サボっている」のと同等の印象を人に与えるためでしょう。
シンプルな中にも、差し色を上手に使ったり、ファッションが地味ならアクセサリーをきらびやかなものにするなど、工夫しだいで、なめられない服装を作れるでしょう。
4:人からなめられるのは普段の自分が原因?
もちろん、なめた態度を取るほうに問題があることは明らかなのです。しかし、それにしてもいつも他人からなめられてしまう……という場合には、自分自身に原因があると考えてよいでしょう。
最初は別になめた態度ではないのに、しばらく付き合っていると、相手がこちらに求めてくるものがだんだん大きくなる……という場合には、優しすぎるなど性格に問題があるケースが多いのです。
逆に、初対面の友人や、店員さんにもなめられた態度を取られる……というときは、真っ先に自分の見た目がなめられそうなルックス、服装であると疑いましょう。
いずれにしても服装や、自分の行動パターン、態度を見直すことで、人からなめられるのを防ぐことができるのです。
なめられることで悩んでいるなら、この記事をよく読んで、「なめられない自分」を演出してみてください。