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大学で友達を作るには?コロナ禍でもできるきっかけ・話しかけ方

桃倉もも

桃倉ももM.Momokura

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1:いらない?大学で友達がいない・少ない!

見事に大学デビューを飾り、キャンパス内で友達がいっぱいいるような人気者に……。そんな状態を夢みていたのに、現実は大学でなかなか友達ができず、孤立してしまったという人もいるでしょう。

ちなみに筆者自身、大学では友達がほとんどおらず、多くの時間をひとりで過ごしていました。無事卒業はしたものの、大学での友達との思い出はごくわずか……。今だからハッキリ言えること、それは「大学では友達を作っておいたほうがいいよ」です!

そんな筆者だからこそ語れる、大学で友達ができない原因や、友達を作る方法を解説していきます。

2:大学で友達がいない・できない原因5つ

大学で友達ができない原因は何なのでしょう。よくある原因をまとめてみました。

(1)プライドが高い

プライドが高いがために、なかなか友達ができないという人は多いもの。特に、学力のレベルの高い大学になればなるほど、多くなる傾向があります。たとえば、地方の高校でトップの成績の子が集まるような大学というのは、それなりにプライドが高い人が集まるもの。

地元ではいつも自分がいちばんだったこともあり、周りの人を無意識に見下しがち。そんな子の周りには、なかなか人が近寄りません。

(2)真面目すぎる

大学では授業以外にもサークル活動などがあり、多くの人と知り合うチャンスがあります。特に入学してすぐは、新入生の勧誘がたくさんあり、またそれに伴う新歓コンパのラッシュ……。しかし真面目すぎる人は、そういった盛り上がりを冷たい目で見てしまって、距離を置きがち。それによって、友達ができにくい状態を自分で作ってしまっているのです。

(3)自分をよくわかっていない

誰とでも仲良くなれる人もいますが、多くの人はそこまでネアカタイプじゃないもの。そのため、自分と性格と合う人を見つけることが、友達作りには大事なのです。

例えば、根が真面目な人が、サボりグセのある人と仲良くなれるでしょうか。おそらく難しいでしょう。自分がどのような性格であるかを、まずは見極めてから友達作りを始めるべきです。

(4)インドア派

家が大好きで、授業以外はすぐに家に帰って、ゲームなどの趣味に没頭……となると、友達はできにくいもの。家に引きこもってばかりいると、孤独になれてしまって、いざ友達を作ろうとしても、ハードルが上がっている場合もあります。

ちゃんと授業に出席して、行事やイベントにもできるだけ参加し、人との出会いの場に顔を出しましょう。出会いの絶対数があれば、そのぶん、友達と出会える可能性が高まるはず。

(5)距離感がつかめない

誰かと仲良くなりたいのであれば、自分から近づけばいいと思っている人。そう簡単にはうまくいかないものです。赤の他人にいきなり馴れ馴れしくされても、相手は不快に思うだけのことも。徐々に仲良くなる距離感の詰め方が大事ですが、入学当初、友達を作りたいあまりに焦りすぎて、空回りしてしまう人も少なくはありません。

3:大学で友達ができたきっかけエピソード3つ

大学ではどのようなタイミングで友達ができるものなのでしょうか。大学で友達ができたきっかけを教えてもらいました。

(1)地元が同じ

「関西の田舎から、大学で東京に出てきて、不安でいっぱいのときに同じ地元の子と出会いました。その子とは地元トークで盛り上がって、一瞬で仲良くなれました。やっぱり、地元最強説は本当ですね」(Mさん・20歳女性)

大きな大学となれば、地方出身の人もいることでしょう。慣れない土地で、地元が恋しいと感じているときに同じ出身の子と出会えば、仲良くなりやすいでしょう。

(2)SNS

「大学に入学したのに、コロナのせいで大学にも行けず、家にずっとひとりでいたんですが、Twitterでたまたま同じ大学の子とつながって、仲良くなりました。大学に行かなくても、友達は作れるんですね」(Yさん・19歳男性)

コロナ禍の今、大学にもまともに行けずに、どうやって友達を作ればいいのかと嘆いている人は多いでしょう。しかし、そんなときも希望を捨てないことが重要です。友達を作る目的でやっていないSNSが、友達づくりのきっかけになるかもしれません。

(3)サークル活動

「もう卒業していますが、大学のころは野球サークルに入っていました。同じ趣味を持っているだけあって、すぐに仲良くなれましたよ。そのときのサークル仲間とは、今でも仲良しです」(Sさん・27歳男性)

多くの大学生が友達づくりのきっかけにするのは、やはりサークル活動。チャラついたサークルも多く、ちょっと苦手意識をもつ人もいるかもしれませんが、友達がほしいならば、試しにのぞいてみてもいいでしょう。

4:大学で友達を作るための話かけ方・ポイント3つ

大学で友達を作るにあたってのコツをお教えします。

(1)ポジティブになる

「自分だけいつもひとり」「自分にだけ話しかけてくれない」などネガティブなことばかり考えていると、無意識に人が近寄りがたいオーラを発してしまっています。物事をポジティブに考え、楽観的に過ごすようにしましょう。すると自然に人が寄ってくるでしょう。

(2)行事やイベントには積極的に参加

コロナ禍のこの時期に、大人数でのイベントはできません。しかし少人数でのイベントや行事があれば、率先して参加してみましょう。人の集まる場所に参加することは、友達作りにおいて、とっても大事なことになります。

(3)一定の距離を保つ

仲良くなりたいからといって、あまりにもガツガツ行きすぎると、相手から引かれてしまいます。なので一定の距離を保ちつつ近づくのがポイント。まずは挨拶から。そしてある程度仲良くなれたと思ったらカフェなどに誘ってみると、距離は縮まります。

5:まとめ

大学は勉強する場所、友達なんていらない。そんなふうに考えている人はいませんか。確かに大学とは、学業に励む場所です、しかし、勉強以外にも、友達や仲間をつくったり、先輩との上下関係を経験したり、男女間のアレコレがあったりなど、人間関係を学ぶ場でもあります。

大学の友達なんて、薄っぺらい関係だから必要ない、なんて思っている人もいるかもしれません。しかし、それでもそのとき、その瞬間を一緒に過ごせて楽しいと思うのなら、それは価値がある存在なのです。

繰り返しになりますが、筆者は学生時代友達ほとんどがいませんでした。「友達なんていらない」と言ってはいたものの、本当はほしかったというのが本音。大学に友達がたくさんいたら、もっと楽しい大学生活を送れていたんだろうと思うこともあります。

大学での時間をひとりで過ごすのは寂しいもの。友達がいなくて悩んでいる人は、今からでも遅くありません。たくさん友達を作って、一生の思い出になるような楽しい大学生活を送ってくださいね。