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離婚を後悔している男女の本音!離婚しない方がいい場合や復縁する方法は?

三浦 希枝

三浦 希枝K.Miura

目次

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1:離婚に後悔している男と女の本音をまとめてみた

悩みに悩んで離婚をした夫婦もいれば、感情に任せて突発的に離婚へ突き進んだ夫婦もいることでしょう。今回は、自信も離婚経験のある筆者が離婚経験のある男女10人にインタビューを実施した結果を紹介しちゃいます。男女それぞれの悩み、そして本音……、胸が痛むこと必須ですが明日は我が身ッ!?

人には聞けないリアルを覗いていきましょう!

2:夫と離婚して後悔している女の本音5つ

まずは、女性側の視点から離婚を考えていきましょう。稼ぎ頭であった夫と別れることで、どんな悩みがあるのでしょうか。

(1)子宝に恵まれず、婚期が遅れ、高齢出産確定

子供を授かる前に離婚をし、その後の婚活がうまくいかず……というモヤモヤを抱えている女性。「初婚のときに関係を修復したら、子供ができたかもと思うとと悔やみきれない」と言います。

「初婚は割と若い年齢だったのですが、その後、数年で離婚することになりました。離婚してからしばらくして彼氏はできたのですが、私より親が結婚に対して消極的になってしまって……。婚期が遅れることになりました。ようやく親が納得する相手と結婚はしたのですが、高齢出産の年齢に達してしまい、子供もできずです……」(30代女性・主婦)

(2)子供が強がる姿を見て、申し訳なさが……

大人の都合で離婚し、離れ離れになった父と子。運動会など園や学校の行事って、片親の世帯にとっては結構酷なものです。

「子供と親子で行事に参加したとき、お父さんと一緒に楽しむ他の子を見て、息子が“別にお父さんじゃなくてもいいし”とポツリといったんです。私を困らせないため強がりを言っていると思ったし、肩身の狭い思いをさせてしまっていることに胸が痛みました。離婚を選んだことを後悔した瞬間です」(40代女性・会社員)

(3)一人の暮らしが寂しくなり、なぜ離婚したのか自問自答の日々

感情的に離婚へと突き進んだ場合、冷静になって考えると、どうして別れたんだろう……なんて寂しさでいっぱいになってしまうケースも。

「離婚した当初はせいせいしたと思ったのですが、やはりひとりになると寂しくなって、なんで離婚したんだろうと悩み後悔しました。やり直す機会を自分から放棄した離婚だったので、なぜきちんと話し合わなかったのかというのがいちばんの後悔です」(40代女性・会社員)

(4)養育費について取り決めをせず、失踪された

離婚をしても、扶養義務がなくなるわけではありません。しかし、養育費について細かに取り決めをしなかったことによって、金銭的に苦しくなってしまったという女性も多いです。

「養育費の支払いの約束をきちんとした形でしなかった事を後悔しています。
半年もしないうちに支払いがなくなり失踪されました。 後から弁護士さんに相談しましたが、相手に財産がなく、実家も高齢の親だったので……。結局泣寝入りでした」(40代女性・会社員)

厚生労働省が発表している「平成28年度母子家庭の母及び父子家庭の父の自立支援施策の実施状況」の「7.養育費の確保策」内で

(母子家庭)

養育費の取り決め率・・・約43%

養育費の受給率・・・約24%

(父子家庭)

養育費の取り決め率・・・約21%

養育費の受給率・・・約3%

というデータが示されているように、母子家庭と父子家庭を合わせた約4分の3は養育費をもらっていません。仮に取り決めをしたとしても、失踪され、泣き寝入り……なんてことも珍しくないのです。

(5)もっと考えてから離婚すればよかった……

「一度は夫婦になり、生活を共にした夫に未練を感じることもあります。もっと我慢しておけばよかった、離婚はよく考えてからすべきだったと凄く後悔しています」(50代女性・パート)

許せないところがあって別れたけれど、好きな部分があったのも事実。離婚後に愛おしさが湧き出てきて……切なすぎるッ!

【関連記事】

離婚に詳しい弁護士に聞く!旦那の借金を理由とする離婚の慰謝料や子供の親権はどうなるの?

3:妻と離婚して後悔している男の本音3つ

今度は、男性目線で、離婚してしまったことを後悔している本音を見ていきましょう!

(1)子供との別れがツラすぎる…!

「4歳になって会話ができるようになっていた息子と、ようやく歩き出したばかりのまだ1歳の娘との別れが、離婚でいちばん辛かったです。その後は彼らへの償いとして養育費をきっちり払い続けましたが、貯蓄をほとんど失いました」(50代男性・会社員)

(2)離婚で楽しくなると思ったら、孤独感が押し寄せてきた

「離婚当初は、一人で楽しく暮らせるかと思いました。 ですが、数年たった今、まったくもって楽しく暮らせていないというのが現状です。 離婚すると、何と言いましょうか……、コミュニケーションも無くなり、人生に張り合いが持てなくなります。今では孤独感が押し寄せています」(30代男性・製造業)

(3)早々に離婚してしまった自分。他の選択肢がなかったのか、悔やむ日々

「もう少し思いとどまったり、違う選択肢を探せなかったのか、今でも後悔しています」(40代男性・会社員)

離婚はあくまでも選択肢のひとつ。もっと良い方法があったのでは……?と思うとやりきれなくなるのもわかりますね。

4:見返してやるっ!離婚を後悔させる方法3つ

ここでは、離婚した相手に後悔をさせる方法を3つ紹介します。実際に、離婚をしたあと、そういう気持ちで毎日過ごしているという女性3人の行動を踏まえてチェックしていきましょうッ!

(1)子供との毎日を記録!SNSに一部だけアップ

やはりお子さんがいた家庭で大きなチカラを持っているのは子供。離れて暮らすほうの親は、「子供の動向を知りたいがために、元パートナーのSNSをチェックしている」という人も少なくありません。そこを狙った方法がこちら!

「どこに行った、何をした……という子供の成長日記みたいなものをSNSにアップしてます。でも、顔の部分には可愛いスタンプを貼っておいてます。表情を見れるのは私だけ」(30代女性・スポーツインストラクター)

(2)自分が幸せになることが最大の仕返しッ!

キャリアアップ、再婚……自分が幸せになることそのものが、離婚相手にとって最大のショックになるのでは?という意見も。

「お前と一緒じゃこんなに幸せにはなれなかったぞ、と言わんばかりに仕事で成功を収め、再婚も果たしました。これが最大の仕返しだと思ってます」(30代女性・IT関連企業)

(3)結婚生活で太ったけど…痩せて綺麗になる!

一緒にいた頃は太ってしまっていたけれど、離婚後痩せて綺麗になった!という女性も。

「手放した女だけど、どんどん綺麗になっていけば、悔しいだろうなと思って痩せました。付き合いはじめたころの体重に戻して、再婚活してます」(20代女性・会社員)

5:離婚を心から後悔……復縁したい場合の対策2つ

本当に離婚について後悔をしていて、復縁したいとしたら、どんなことをしたら良いのでしょうか? 実際に、離婚から復縁へ向けて行動を起こしたことのある男性2名に、聞いてみました。

(1)手紙を書き、送り続けた

「LINEは一切既読にならず、ブロックされていた」という男性。元奥さんの大切さに気付いてから、手紙を書いて送り続けたといいます。

「一緒に暮らしていたアパートから自分が出ていっての離婚だったので、手紙を書いて送りました。12通目を送ったあと、元嫁からLINEがきました。普通のやりとりから、“またはじめる?”と」(20代男性・会社員)

今もLINEを続け、「交際するかしないかのところまでにいっている」という男性。これからに期待ッ!?

(2)親と一緒に、改めて謝罪に行った

自身の浮気が原因で離婚となってしまった男性は、自分の親に事情を説明し、一緒に謝罪に行ったといいます。

「親と一緒に家に行ったら、滅茶苦茶ビックリしていました。子供もいるので、もう二度と浮気しないから父親として認めて欲しいと、親と一緒に謝罪をしに行ったんです。親からも、“私たちも二度と浮気なんてことのないよう言ってきかせたし、これからも見守る”って言ってもらってひたすら謝罪です」(30代男性・製造業)

6:離婚しない方がいい場合3つ「その離婚ちょっと待って!」

たとえ嫌な部分があったとしても、離婚をちょっと待った方が良い場合とはどんなときなのでしょうか?

(1)子供好きな人は、離婚を考え直すか延期も視野に入れて!

一度離婚してしまったら、親権者ではない親は子供と会う頻度も時間も減ることが確実。会えなくなる可能性だってあるのです。「子供と暮らしたいから離婚をしない」という選択もあるということを覚えておきたいところ!

「ズバリ子供好きで子供がいる方は、離婚はちょっと待ったほうが良いと思います。一般的に養育費を遅滞なく払うことを条件に子供と面会できるとか、色々と協議して離婚に至るかと思います。でも、実際は会えないと思って別れた方が良いです。子供の成長過程での影響力は大きいですし、自身のその後の生活とのバランスも考えなくてはいけませんから」(50代男性・会社員)

筆者の家庭も、私の連れ子ふたり。元夫と子供は定期的に面会交流を設けてはいます。が、やはり子供の成長の段階で「元パパとは会いたくない」「会っているところをパパに見られたくない」なんて言うこともしばしば。

子供の意志を尊重するために、いつか離れなければならない……ということも念頭に、離婚するかどうかを考えた方が良いといえます。

(2)自分の子供が産まれてすぐのときは、ちょっと待って!

もう嫌いだから離婚!では済ませられないのが産後すぐの場合。

「子供を妊娠中に浮気をされた場合などの離婚は、子供が産まれてすぐは経済的に大変なのと母子の体のために、最低でも1年は我慢して旦那に償わせたほうが賢明です。

その間に許せるなら離婚はしなくてもよくなりますし、許せないなら計画的に離婚の準備ができます」(40代女性・会社員)

(3)大恋愛の結婚だったら、一度考え直してみて

理由があって離婚を考えるワケですが、大恋愛の末の結婚で、相手のことがすごく好きだった場合は、考え直したほうが良いかもしれません。

「凄く好きになった人と結婚した人は、一度待ってもらいたいです。 好きで一緒に結婚して生活していたのに、マンネリ化などで離婚に踏み切ってしまうのは時期尚早です。 数年過ぎればいい結果を招くと信じ、離婚しない方がいいと思います」(30代男性・製造業)

離婚したとしても、あの大恋愛に勝るものはないな……と再婚が難しくなってしまうから、というのがその理由だそう。

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7:後悔だらけの離婚はしたくないッ!

離婚して幸せになる人もいますし、離婚が一概に悪いとは言い切れません。ただ、より慎重に考えるべき問題であるということを理解し、冷静に、将来的なことも考えてから踏み切るかどうか決めたほうが良さそうですね。

 

(参考)

平成28年度母子家庭の母及び父子家庭の父の自立支援施策の実施状況 7.養育費の確保策内 – 厚生労働省