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意識高い系男女の特徴10個!「意識高い系」な人の行動まとめ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:意識高い系とは?

(1)意識高い系速報やラーメンまである!?

ネットの検索エンジンに「意識高い系」と入力すると、「意識高い系速報」から「意識高い系ラーメン」といったものまでヒットしました。我々人類の意識というものは、いったいどこまで高くなっていくのでしょう。

そもそも「意識の高さ」とは何なのでしょうか。ネットをざっとみた感じでは、
たとえば“仕事に対する意識が高いことをアピールするが、中身が伴っていない人”のことなどを“意識高い”に“系”をつけて嘲笑しているように見受けられます。

「仕事が忙しい」とSNSで呟く行為などが、それにあたるようです。そもそも本当に仕事が忙しい人は、SNSなどする暇がないということですね。

(2)意識高い系大学生の特徴とは?

意識高い系大学生の典型的な特徴といえば、「スタバでMac」でしょう。

『スターバックスコーヒー』というブランド力のあるカフェで『MacBook』という、これまたカリスマ的人気を博したアメリカ大企業のノートパソコンを開いている大学生。

本当に意識の高い人が『スタバ』で『Mac』を使ってお仕事をしているので、彼ら、意識高い系大学生も同じようなスタイルで自己演出して、意識高い人間であることをアピールしているというわけです。

 

2:意識高い系の女は嫌われる?意識高い系女子の特徴5つ

ではさっそく、意識高い系の人たちの特徴を見てみましょう。まずは女性の特徴を街で聞いてきました。

(1)会話に英語を織り交ぜてくる

「会社の同僚にひとり、意識高い系女子がいるんですけど、その人のしゃべり方は腹立ちますね。後輩に “そのプライオリティは正しいの? 正しいっていうんだったら、そのエビデンスちょうだい?”って言ってて。怒られてるの俺じゃないのに、イラッとしましたね。お前はルー大柴か!」(Iくん/30歳)

筆者の友人にもいましたね。「同意」とか「賛成」っていう意思表示をするときに「アグリー」っていう人。帰国子女でもないのにSNSで英文を載せている人なども、意識高い系認定されがちなので、要注意かもしれませんよ。

(2)食事はグルテンフリーやオーガニック重視

「知り合いの女性に、やたらとグルテンフリーを強調する人がいますね。小麦粉由来のタンパク質を摂取しないことらしいんですけど、俺が“なんか食べる?”って聞くと“私、今グルテンフリーにはまってるから”とか、“それオーガニック野菜?”とか、やたら食事にこだわるんですよ。美容に意識高いのはわかるんですけど、僕は一緒にラーメン屋に入れる人が好きです」(Oくん/28歳)

こだわりの強い人と一緒にいると、そのこだわりに巻き込まれてしまうことはありがち。美容と健康を気にしすぎるあまり、人間関係に支障が出るのでは、何のための意識の高さなのかわからなくなってしまいますよね。

(3)自分磨きが半端ない

「意識高い系の友人はすごいですね。“彼氏を作る”って意気込んでたのはいいんですけど、“自分史上最高の女になる”って言ってからは、哲学書を読んだり、ヨガと英会話をはじめ、あとデッサン教室にも通ってるんですよ。彼氏を作るのにデッサンとか必要ある?ってちょっと思います。毎回SNSにアップする必要もないような……」(Sさん/28歳)

自分磨きをするのはいいことです。しかし、その目的とやっていることがズレてしまっていると、意識高い系となってしまう様子。加えて、SNSにアップというのは意識高い系のキーワードなのかも。

(4)人脈自慢

「大学の友人に“この人と飲み仲間!”ってSNSでアピールしまくってる人がいますね。“舞台に出てる俳優さんと飲みました!”とか、“美容室経営者の●●さんに飲みに連れてってもらっちゃいました!”とか。誰かが困ってたりすると、“弁護士の知り合いがいるから、聞いてあげるね!”とか、人脈自慢したがる。頼んでないことはしないで欲しい」(Mさん/21歳)

人脈の広さは素晴らしいことです。しかし、それが自慢話に繋がってしまうと、意識高い系と思われてしまう様子。「友人は凄いのかもしれないけど、あんたはただの大学生じゃん」ということになってしまうみたい。

(5)上から目線の啓発

「昔付き合ってた彼女は、自己啓発的なことを言ってくる意識高い系の人でしたね。

その当時、僕は趣味で写真を撮ってたんです。コンクールとかには応募したりしてたんですけど、自分の作品は誰にも見せたくなくて、彼女にも“自信ないから”って言って見せなかったんです。そしたら“じゃあ、自信もてるようにすればいいじゃん”って言われて、イラッときましたね。

“人に見せて初めて評価されるんだよ。それ怖がってたら、何のためにクリエイトしてるかわかんないと思わない?”って。もっともらしいこといってるけど、単純に見たいだけでしょ、って感じでしたね」(Aくん/24歳)

励まそうとする気持ちは素晴らしいと思います。しかし、それが上から目線になってしまうとウザいと思われてしまうようです。とくに、英単語まじりの文章はイラつかせる要因に。

「前向きになれ」と言うのではなく、前向きになれるように寄り添ってあげるという、そっちの意識を高めるのが大切なのかもしれません。

 

3:意識高い系男子の特徴5つ

今度は男性の特徴です。街で聞いてきました。

(1)寝てない自慢

「他部署にいる会社の同僚は、忙しいことをアピールするためなのか“寝てない”自慢をしてきますね。SNSでもそうですし、久々に会っても“忙しくて寝てないんだよ”って。正直、社会人で寝てない自慢をしても、自己管理ができてないことを言いふらしてるだけ。なので、なんの自慢にもなってないと思うんですけどね」(Wくん/27歳)

寝ていない、仕事が忙しい、というアピールは意識高い系の人に見られがち。本当に意識の高い人は、スケジュール管理がきちんとできているというわけですね。

(2)会議室の中にいるかのような会話

「昔付き合っていた元カレなんですけど、美術館デートしてるときって感想を言い合うじゃないですか。その感想が凄かったですね。“この絵は女性性ってものがイニシアチブを握ってて、ドラスティックなんだけどサイレンス”とか、何も意味がわからなかったですね。デート中なのに会議室にいるような気分でした」(Tさん/27歳)

意識高い系女子と同じく、会話の中に横文字が多い用ですね。「意識高い系は英単語を使いたがる」というのは多く聞かれた意見でした。「プライベートにまでビジネス思考を持ち込まないで欲しい」といった意見も。

(3)知ったかぶりが激しい

「プライドが高いというか、知ったかぶりが激しいというか。その人とはふたりでスタバに行ったことがあって、“フレンチプレスで入れてくれ”ってオーダーしたんですよ、その人。で、目の前でプレスからコーヒーを注いでくれたんですけど、すっごい驚いてて。たぶん知らなかったんですよね、フレンチプレスってものを。

なのに、“やっぱうまいわ”って。やっぱって、お前絶対知らなかったろ!って、すっごい思いました」(Kさん/23歳)

筆者の知り合いにプロのスポーツ選手がいますが、できないものはできないとはっきりいいます。本当の意識の高い人は、自分ができないもの、知らないものを、できるとか知っているとは偽らないんですよね。

(4)著名人の名言を引用

「意識高い系の男性って、名言が好きというか、そういう一面がありますよね。“明日やろうは、ばかやろう”くらいならいいんですけど、“最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ”とか。

“うん……え?”ってなるんですよ。SNSとかで頻繁にそういうのがアップされてると、小難しい本を読んでるような気がして、疲れますね」(Mくん/25歳)

名言の中には、心に響くものだったり、今の自分に足りないものを知るきっかけになるものがあったりします。しかし、延々と聞かされるとイヤになってしまうことも。「名言を言うだけ言って満足されても困る」という意見もありました。

(5)独立や起業への憧ればかり

「元カレが、独立や起業の夢ばかりを口にする人でした。“俺はサラリーマンじゃ終わらない”とか“いつか絶対起業する”とか。“雇われてるだけの人生なんてなんの価値もない”とか。

私はサラリーマンだって立派な人生だと思うんですよ。何の価値もないなんて他人から言われる筋合いでもないし、おまけにカレは起業するための行動を何ひとつしてなかった。正直うんざりしましたね」(Aさん/28歳)

自分の望む生き方以外の人生を歩んでいる人を見下す発言。よくありませんね。「夢を語るなら実行して欲しい」という意見もありました。

 

4:意識高い系な人の行動まとめ5つ

意識高い系の人たちの特徴を見てきました。ここでは、行動的な特徴をまとめてみましょう。

(1)SNSでのアピール

上述の意識高い系の人たちの話を聞いていると、「SNSでのアピール」が共通点としてあげられるでしょう。SNSを通して、自らの様々な意識の高さを世界に向けて発信しているといえそうです。端末は『iPhone』と『MacBook』が主流です。

(2)現代社会の批判をしがち

意識高い系の人たちに対する意見を聞いていると、「現代社会の批判をする」というのもよく耳にしました。意識高い系は、「政治や社会問題、制度といったものに関心があることをアピールしている」という特徴もあるようです。

「批判するだけなら誰でもできる。本当に意識が高いなら、その解決策までを提示して欲しい」という意見もありました。

(3)バイトも頑張る

意識高い系の人たちは、アルバイトにも精を出す様子。これだけなら素晴らしい人です。しかし、“系”がついてしまう理由は、「アルバイトという立場以上に手出し・口出しをしたがるから」なのだとか。「自分のやり方がいちばんだと思っている」といった意見や「経営面での改善を求める人もいた」というお話もありました。

(4)外でPCを広げる

『スタバ』で『Mac』に代表されるように、意識高い系の人たちは、外出先でPCを広げたがるという傾向も。これは忙しいアピールにも通じるものがあるかもしれません。

(5)団体を立ち上げたがる

「団体を立ち上げたがる」というのも彼らの特徴のようです。一方で、「“チームを組もう”とかいうわりに、目的意識が見えない」という意見もありました。

すごいことをただ単純にやりたいだけという場合や、自分って凄いアピールをしたいだけの場合、何を目的としてどのような活動内容をイメージしているのか? そこから何を得たいのか? それまでの道筋といったものが抜け落ちてしまっていることがあるようです。

意識高い“系”と意識の高い人の違いは、どうやらそこにありそうです。

 

5:誰でも「意識高い系発言」が!? 意識高い系翻訳とは?

最後におもしろいツールを見つけたので紹介します。「意識高い系ビジネス用語翻訳」というもの。原文を打ち込み翻訳ボタンを押すと、意識高い系の人が使いそうな文章に変換してくれるというもの。

原文:意識高い系の人たちが普段どんな会話を繰り広げているのかチェックしてみましょう。

翻訳:企業理念高いスキームのネットアドバイザーたちが西海岸の普段どういったブレストを繰り広げていつつパラレルでタスクを消化しているのかチェックしてみましょう(笑)。

これはちょっと意識が高すぎて筆者には理解が追いつきません(笑)。

 

6:実は意識高い系から学べることはたくさんある!

いかがでしたか? 意識高い系という人たちの生態に迫ってみました。彼らから吸収できるものって、実はたくさんあるではないでしょうか? 少なくとも、「成長しよう」というモチベーションは重要ですよね。

ひとりひとりの力は小さくとも、SNS上でどんどんアクションを起こしていくことでイノベーションを創造することは可能なはず。重要なのは今をオブザベーションして次の時代にコミットすること。そのために筆者は様々なマインドをアウトプットしていこうと考えています。

 

【参考】

意識高い系ビジネス用語翻訳