結婚に貯金はいくら必要?「なし」だと無理?リアルな額を大調査

結婚するのに、貯金はいくら必要だと思いますか? 「貯金なし」の人は「ゼロだと、無理?」も気になる部分です。そこで、結婚にかかるリアルな額を大調査! 市議を8年経験し、多くの人の結婚に立ち会った筆者が紹介します。
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1:貯金なしだと結婚はできない?

「愛があれば、お金なんていらない!」という情熱的な結婚も素敵だけれど、ぶっちゃけた話、結婚生活とお金は切っても切れない関係!

「貯金なし」、つまり「貯金ゼロ」や「あっても数万円」のレベルだと、現実問題として結婚するのが難しくなる実態があります。

(1)男性で「貯金なし」の場合、結婚は?

「貯金なし」の男性たちの結婚事情としては、現時点でゼロでも将来性がある場合や、何らかの事情によって一時的に「ゼロ」な場合は、「まだ許せる」という女性も少なくないです。

他方、万年「ゼロ」、金遣いが荒い、そもそも金を稼いでないというタイプだと、女性側によっぽどの度量とお金がない限り、結婚相手として選ばれにくい実態があります。

(2)女性で「貯金なし」の場合、結婚は?

一方、「貯金なし」の女性に対する男性の評価は、女性が男性に向けている評価よりもジャッジがゆるいようです。

「俺が稼ぐから、心配なし」「僕の貯金で賄えるから、安心して」「どのみち専業主婦をしてもらうと思っていたから、貯金は少なくても問題なし」などと判断する男性の声も少なくありません。

とはいえ、結婚式や新居費用など新生活に向けてかかるお金もあるため、あるに越したことはないと言えましょう。

また、「貯金がないっていうことは、お金にだらしない女ってこと……? そんな女に家計を任せられない」となり、敬遠する人も多いのです。

 

2:結婚にかかる諸費用

さて、では実際に「いざ結婚!」となったときにかかってくるお金には、どんなものがあるのでしょうか?

ここでは、一般的なものを8つ見ていきましょう。

(1)挙式費用

「結婚式をする」となった場合、まずかかってくるのが挙式の費用です。

披露宴とセットでのケースも多いけれど、単純に“挙式だけ”と考えても、国内でも10万円前後~、海外ともなると50万円以上はかかると見ておいていいでしょう。

ちなみに、上限はまさに青天井。会場の格や規模、花嫁衣装、撮影を頼むカメラマンのクラスや人数によって、ぐんぐん上がっていきます。

(2)披露宴費用

招待客の人数によっても変動がありますが、挙式とセットで披露宴を挙げる場合、基本的には挙式代込みで200万~1,000万円程度かかってきます。

こちらも招待客の数や会場の格、料理や衣装、オプションの内容によってかなり変わりますが、挙式だけやる場合と比べて高額になるのが一般的です。ここも、上限は青天井。

また披露宴を挙げると、「ご祝儀」という形でゲストからひとりあたり3~5万円程度は戻ってくることになりますが、ひとまずは新郎新婦側で式場に対し支払っておくのが通例。なので、やっぱりまとまった額の用意が必要です。

(3)ハネムーン費用

新婚旅行に行くとなると、ハネムーン費用もかかります。

ふたり分の旅費、かつ「せっかくの新婚旅行だから、奮発しよう!」という話になるカップルも珍しくないので、旅費総額が100万円を超えるカップルもザラ。

他方、行き先や滞在先を工夫したり安いツアーを選んだりすれば10万円程度で行くこともできるため、ここの予算は数万円台~数百万円まで幅があるといえましょう。

(4)新居を構える費用

これまでどちらかが暮らしていた家にそのままふたりで暮らすケースや、結婚と同時にいずれかの実家で同居生活を送り始めるケースを除き、新居を構える費用が生じてくるのも一般的です。

賃貸住宅であれば敷金や礼金などの初期費用、分譲マンションや戸建てを買うのであれば価格に応じた現金、あるいはローンを組むなら頭金が必要になってきます。

なるべく出費を抑えるべく、賃貸住宅に暮らす選択をした場合でも、最低ラインの初期費用として、50万円程度は見込んでおく必要があります。

(5)新しい家具を揃える費用

新生活を始めるにあたっては、新しい家具をひと通り揃える必要が出てくるカップルも多いです。

これまで使っていた家具を、そのまま持ち寄って使い続けることもできるけれど「元カノも使っていたかもしれないベッドなんて、イヤだ」「元カレもメシを食ったテーブルなんて、勘弁」などといろんな感情が渦巻き、結局「新生活だから、家具も新調しよう!」となるカップルも珍しくありません。

ここも、何をどこで買うのかによってかかる費用がかなり変わる部分ですが、最低でも数万円、多い場合には数百万円に達します。

IKEAなど、おしゃれでリーズナブルなお店を利用したとしても、どんなに少なく見積もっても、5万円以上は必要です。

(6)キッチン用具や雑貨を揃える費用

家具同様に、新生活に欠かせないものと言えば、キッチンまわりの調理器具や雑貨、日常的に使うグッズやファブリックなどのリネン類です。

このあたりも何を揃えるのかによって出費はかなり変わってきますが、ひととおりを揃えようと思うと、数万円~数十万円を見込む必要があります。

こちらも「お金をかけない」を心がけたとしても、5万円程度は見込んでおくほうが賢明です。

(7)電化製品を揃える費用

テレビや洗濯機、掃除機など新生活で使う家電を新たに買い揃える場合も、それなりの費用が必要です。

これまで使っていたものを持ち寄ればタダで済みますが、最近では、洗濯はコインランドリー、冷蔵庫は近所にコンビニがあるし……、掃除はシートモップで十分!などと、家電をもたずに生活しているひとり暮らしの人も少なくありません。

また、もっていても小ぶりで新生活にはマッチしなかったり。で、あれもこれも買い直すとなると、軽く100万円を超える出費にもなりがち。

「まずは最低限」と決めた場合であっても、10万円以上は見込んでおくほうが安心でしょう。

(8)結婚指輪

最後に、忘れてはならないのが「指輪」にかかる費用です。

婚約指輪を贈らない「なし婚」も増えているようですが、「それでも結婚指輪の方は揃えないと!」と準備するカップルが一般的。

結婚指輪は、安いものでもペアで10万円前後、ハイブランドのもので揃えるとなると同じくペアで数十万円から100万円超の予算が必要です。

 

と、こんな感じで、結婚する場合にはいろんなものにお金がかかるわけですが、ご紹介した8項目への出費だけでも、最低限ラインで見積もっても300万円くらいはかかります。

これをふたりで折半すると考えると、ひとりあたり、最低でも150万円の貯金が必要ってことになります。お互い、あるいはどちらかが「貯金ゼロ」では、実際問題、かなりの壁が立ちはだかることになります。

 

3:いまから結婚までに女性が貯金する方法

というわけで、結婚するにあたっては「貯金」はかなり重要な位置づけになってきます。

そこで「今から、急いで貯めなくちゃ!」な女性が、堅実に貯金していく方法を5つご紹介してまいりましょう。

リミットが迫っているなら、とにかく行動あるのみです!

(1)とにかく天引きで増やす!

お金を貯めるにあたっては「天引き」、つまりお給料が入ってきたらまずは貯金に回すぶんを先取りする方法が、もっとも確実に貯められます。

「余ったお金を貯金に回せばいいや」だと、口座にあるお金をすべて使ってしまう流れを招きやすく、いつまでたっても貯まりません。

(2)逆算して月額貯金額を決める

具体的な結婚の時期が定まっているならば、必要な額から逆算して、貯金を進めていくのも確実な方法です。

たとえば「半年後に100万円が必要」であれば、100万円を6か月で割る。すると、ひと月あたり17万円を貯める必要があるとわかりますね。

これまで貯金ができなかった女性ほど、現実的な数字を見て「そんなに貯められるわけない!」となりがち。ですが、これまで貯めてこなかったぶん、ここで歯を食いしばってでも貯めなければ、近い将来の自分が大変な思いをすることに……。

(3)とにかく外出しない

「とにかく1円でも多く溜めなければ……」な状況なら、「何がなんでも外出しない」という心がけも、マストです。

なんだかんだ言って、出かければ交通費をはじめとしてそれなりに出費がかさむのです。引きこもっているのが、もっとも節約できる術だったりします。

仕事場と家の往復だけなど、外出は最低限に抑えておくのが、短期でお金を貯めるためには必要不可欠です。もちろん、カフェやコンビニの立ち寄りも禁止です!

(4)婚約者にも協力を要請する

結婚が決まっていて、それまでに貯金をしなければならない場合には、婚約者の協力も不可欠と言えましょう。

これまで割り勘にしていたものも、「貯金のためなら」とゴチにしてくれるような優しい彼が婚約者な場合には、甘えられるところは甘えてしまったほうがお金は貯まりやすくなります。

また、割り勘を続けていくにしても、「じゃあ、普段よりも節約デートを楽しもう」と、お金のかからないデートプランを提案してくれるなど、婚約者の協力によって貯めやすくなるのは間違いありません。

(5)ありとあらゆる固定費を見直す

今より貯金を増やすにあたって欠かせない手間として、固定費を見直す点も挙げられます。

どのみち、結婚後には解約をする固定費で「今から、なくてもいいのかも」と思えるものは、婚約の時点で解約してしまえば、それだけ出費を抑えるコツにも。

動画配信サービスやゲームの課金プランなど、削れそうなものを今一度見直してみるのも、少しでも多く貯めるには欠かせない心がけです。

月額数百円のサービスでも、継続すればチリツモ出費に。この辺りを徹底的に見直すことも大事です。

 

4:最低限、必要な額は?

というわけで、結婚するときって、お金がかかる!

なるべく出費を抑えるべく「なし婚」を選び、とかくお金がかかりがちな挙式や披露宴、ハネムーンを省略したとしても、100万円程度は必要になるカップルが多いのです。

まったくの「貯金ゼロ」で結婚しようとして、いざ新生活の準備を始めたら「お金が足りない!」とならないよう、結婚を視野に入れているのであれば、今のうちからできるだけ多くの貯金を持っておくに越したことはないと言えるでしょう。

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