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年収1500万の世界はこう!年収1500万稼ぐ人の割合と稼げる職業

並木まき

並木まきM.Namiki

目次

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1:年収1,500万稼ぐ人の割合は?

国税庁が発表している『平成28年分民間給与実態統計調査』によれば、1年間勤務した給与所得者のうち、「1,500万円超2,000万円以下」を稼いだ人は、全体の割合のうち0.7%を占めていました。

同調査での、最も多い年収ゾーンは「300万円超400万円以下」で17.5%を占めますから、“年収1,500万円を稼ぐ人”は、全体の割合から見てかなり少ない実情がよくわかります。

 

2:年収1,500万円稼げる職業7つ

では、年収1,500万円を稼ぐ人がゴロゴロいるとされる職業って?

ここでは「年収1,500万円以上」を稼ぎ出す人がいるイメージが強い職業を7つ、お届けします。

(1)政治家

国会議員など、いわゆる“政治家”と呼ばれる職業は、1,500万円以上の年収を得ています。

出ていくものも多いけれど、入ってくるものも多い職業の典型とも言えます。

(2)フリーカメラマン

売れっ子のカメラマンになると、年収1,500万円以上を稼ぐ人もザラにいるのがフリーのカメラマン。

ただし売れっ子にならないと、生活するのもキツイ……となりがちで、明暗がくっきり分かれている職業のひとつ。

(3)保険の外交員

やり手の保険外交員だと、年収1,500万円以上の人もゴロゴロ。

法人契約をバシバシとりつつ、富裕層の個人保険をメインで扱っているやり手は、インセンティブだけでも相当稼いでいるそう。

(4)経営コンサルタント

経営コンサルタントにも、年収1,500万円を稼ぎ出す人がゴロゴロいる職種!

特に外資系企業で働く経営コンサルタントたちは、ハードワークの代わりに高い報酬得ている人が多いようです。

(5)医師

高収入な職業として知られる医師にも、年収1,500万円以上を稼ぎ出す人がたくさん。

開業するとローンに追われているケースも珍しくはないけれど、収入が多い職業としてはトップクラスと言えましょう。

(6)弁護士

優秀な弁護士だと、弁護士になってからほんの数年で1,500万円以上を稼ぐ人も。

「弁護士って、稼ぐよね」のイメージ通り、高収入な人が多い職業です。

(7)経営者

自身で事業をしている経営者には、1,500万円以上を稼ぐ人もゴロゴロ。

成功者かそうでないかによって収入はかなり変わるもののの、事業が安定している場合には、会社員よりも自分で事業を興している人のほうが、高年収な傾向があります。

 

3:年収1,500万の人が乗る車って?年収1,500万の生活レベル5例

「年収1,500万円」って聞くと、優雅な暮らしを想像する人も多いかもしれませんが、実際の生活レベルとしてはこんなモデルが一般的です。

(1)家賃は27万円前後までなら問題なし

年収1,500万円だと、手取りはおおむね1,000万円前後。これを月々の手取りにならすと約80万円前後です。

家賃は収入の1/3から1/4におさえるケースが一般的ですので、単純計算で「27万円前後」の家賃なら難なく払えるレベルです。

(2)外食をケチらずに済む

年収1,500万円あると、1回の外食が1万円と考えても、特段ケチる必要がない年収ゾーンです。

メニューを見て、“金額”を理由に食べたいものを我慢することは、ほぼなくなります。

(3)年に数回の海外旅行

特に無理して貯金せずとも、年に数回の海外旅行なら難なく行ける年収があります。飛行機もエコノミーに限らず、ビジネスクラスで移動するなどワンランク上の旅を気軽に楽しめる人が多くいます。

(4)マイカーを所有している

年収1,500万円は、都内に暮らしていてもマイカーを所有している人が多い年収ゾーンでもあります。毎月の駐車場代が数万円かかったとしても、家計をそこまで圧迫しません。

車への関心の高さにもよりますが、高級車に乗っている人も多いでしょう。

(5)気軽にタクシーを使う

移動の際、タクシーに気軽に乗る人も多い年収ゾーンです。

堅実な性格だと「タクシー代がもったいないから、電車で行こう」と考える人も少なくないものの「“お金”を理由にタクシーを使えない……」という人はかなり少なくなります。

 

4:年収1,500万の税金…ふるさと納税はいくらまで?

どんなに高年収でも、住民税や所得税など税金はかかります!

額面で1,500万円を稼ぐ場合には、所得税でざっと200万円弱、住民税も100万円超かかります。

また、会社員ではなく個人事業主の場合は、1年の売り上げが1,000万円以上になると消費税がかかるため、税金対策で法人化する人も出てきます。

また、年収1,500万円の場合、ふるさと納税の限度額はおおむね36万円ほどです。

 

5:年収1,500万円は“超富裕層”ではない

ちなみに、「年収1,500万円」と聞くと「超富裕層!」と思う人もいるかもしれません。

しかし額面で1,500万円であれば、手取りはかなり減ってしまいますし、都心部に暮らしながら贅を尽くした暮らしができるかといえば、実はそうでもないゾーン。

とは言え、ある程度は金銭的に余裕のある暮らしができている人が多いのは、間違いありませんね。

 

【参考】

平成28年分民間給与実態統計調査 – 国税庁