夫婦の生活費はいくら?2人暮らし、3人家族、4人家族の生活費をリサーチ!

夫婦の生活費っていくらくらいかかるものだと思いますか? 今回は「生活費」を大特集します。2人暮らし、3人家族、4人家族の生活費もリサーチしたので、実態を見ていきましょう!
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1:例えば30代夫婦の平均生活費ってどのくらい?

「30代夫婦の生活費」となると、20代の頃と比べて、ややお金がかかるイメージを抱いている人も少なくないかもしれません。

同世代の友人の年収が上がってくると、交際費も今までよりそれなりにかさみ始めることもありますよね。また若い頃より自分たちの舌が肥えてきたことで「食費も昔よりかかるようになった!」という人が多いのも30代です。

あるいは子供の数が増えていれば、それだけ夫婦ふたりの頃より生活するのにもお金がかかりますよね。

 

2:20万で足りる?夫婦2人暮らしの生活費をシミュレーション

そこでまずは、夫婦2人暮らしの生活費をシミュレーションしていきましょう!

2人暮らしって、いったいどのくらいのお金が必要だと思いますか?

(1)夫婦2人の食費の平均は?

夫婦2人の食費の平均は、ぶっちゃけ世帯収入によって、バラバラ……な実態があります。

それなりに稼いでいれば食費にお金をかけられる反面、収入が低いと食費を節約している家庭も一般的です。

ですので「3万円」という家庭もあれば「10万円」という家庭もあり、実際に筆者が10組の2人暮らし夫婦(内縁関係を含む)をリサーチしてみると、平均額は「5.8万円」となりました。

(2)夫婦2人の生活費の平均は?

食費だけでなく“生活費”全体で見たときにも、世帯年収によって金額はばらける傾向が強いです。

毎月20万円で生活している夫婦もいれば、それこそ100万円近く使う夫婦もいるのが実態と言えましょう。

それだけに、平均額はあまり参考にならないかもしれませんが、こちらも筆者が10組の2人暮らし夫婦(内縁関係を含む)にリサーチしたところ、平均額は「38.2万円」となりました。

(3)みんなどうしてる?共働き夫婦の生活費の分担

さて、共働き夫婦の場合、生活費の分担が気になりますよね。

そこで実際のところ、どうしているのかを聞いてみました!

「お互いが15万円ずつ出している。それ以外は、それぞれが管理しています」(33歳女性)

「基本、夫の収入だけで生活し、私の稼ぎは、貯金に回してます。夫の収入だけだと高額なコスメはいくら“生活に必要”と言っても買いにくいため、自分のヘソクリから出します」(29歳女性)

「夫が、多めに出していますね。具体的には、私が10万、夫が27万円を毎月出しています」(34歳女性)

(4)みんなどうしてる?共働き夫婦の生活費の管理

続いて、生活費の管理についても聞いてきたので、主なコメントをご紹介します。

「基本的に、生活費は私が管理しています。夫からはお金を受け取るだけですね」(33歳女性)

「ふたりで管理するようにしたいので、家計管理アプリで共有しています。でも実際には私がメインで管理している感じ。予算立ては、すべて私の仕事です」(32歳女性)

「日常の出費は、私が管理しています。貯蓄は、主に夫が管理しています。私はたまに通帳を見るくらいです」(29歳女性)

こんなふうに家計管理に関しては、2人でするところもあれば、夫婦どちらかが担当しているケースもあり、実に個人差があります。

このあたりは、夫婦それぞれがやりやすい方法を選択するのが、ストレスを減らすコツにもなるかも?

 

3:3人家族の生活費の平均は?

夫婦2人だけではなく、子供や姑など“3人”で生活するとなると、平均額は夫婦2人だけで生活する額よりも高額になります。

子供にかかる生活費は、小さいうちにはそこまで家計を圧迫せずとも、大きくなってきて食費がかかるようになると、それまでより高額に。

というわけで、子供の年齢によっても変わってきますよね。

また姑や舅など、”大人”と3人家族で暮らす場合には、小さい子供より日用品代などがかさみ「子供がいる家庭よりも、なにかとお金がかかる!」とボヤく家庭もあります。

 

4:統計データで見る4人家族の生活費の平均、内訳は?

さて、ここからは4人家族における生活費の平均や内訳を解説していきます。モデルケースとしては、子供2人と夫婦で構成されている家族を想定しましょう。

(1)4人家族の生活費は平均いくら?

総務省が行っている2017年度の「家計調査報告(家計収支編) 」によれば、2人以上の世帯における月の平均消費支出額は「28万3,027円」となっていました。

あたりまえですが、「子供の数が増えたから」といって、それだけで無条件に収入が増えるわけではないため、節約を工夫することで夫婦2人での生活時と変わらない生活費でやりくりする家庭も珍しくありません。

また、どこにお金がかかるのかは家庭によっても異なるため、「平均よりも使っている」からといって、即座に「浪費しすぎ」と言い切れない面もあります。なので、このあたりはあくまでも参考としたほうがいいかもしれませんね。

(2)高校生がいる場合の4人家族の生活費の平均は?

ところで男子高校生は、とにかくよく食べる!

食欲旺盛な年代だけに、男の子供が高校生になると食費がかさむ家庭も少なくないイメージがありますよね?

4人家族で高校生がいるケースの生活費の平均額に関しては、公的なデータは発表されていませんでした。

ですが、高校生のお子さんがいることを考えると、年齢は40代から50代くらいということが予測されます。

同じく、総務省が行っている2017年度の「家計調査報告(家計収支編) 」を見てみると、2人以上の世帯における平均消費支出は2人以上世帯の消費支出の月平均額は40歳〜49歳で31万5,180円、50歳〜59歳で34万3,844円となっていました。

「よく食べるから、食費を増やす」という家庭もあれば、「あまりによく食べるから、使う食材のグレードを落として、予算内に抑える」という家庭もあることでしょう。

(3)4人家族の生活費の内訳は?

4人家族での生活となると、生活費の内訳には、子供にかかってくるもろもろのお金が含まれます。

おもちゃなどの遊びにかかるお金や、被服費、文具代などもかかりますし、どこかに出かけるとなれば家族全員分のレジャー費を捻出する必要があります。なので、夫婦2人だけのときよりも、内訳の項目が増えるでしょう。

いずれにせよ、夫婦2人で使っていた予算で子供の分も賄おうとすると、子供が産まれたのを機に、家庭の出費をすべて見直す必要が出てきます。

(4)4人家族のレジャー費ってどのくらい?

家族で出かけるレジャーは、お金には変えられない価値がある!

しかしできるだけたくさん遊びに行きたくとも、先立つものがなければ、なかなか実現は厳しいのも実態です。

そこで、実際に子供が2人いる妻にレジャー費の予算を尋ねてみると、次のような回答が得られました。

「月に1回で、予算は2万円までです。この2万円には、出かけた先での外食代も含んでいるので、そこまで贅沢はできません」(39歳女性/子供は9歳と3歳)

「毎月のレジャー費は、3万円で考えています。ちょっと出かけると、すぐにお金がかかるので、公園や海など、お金がかかりにくいところにも行くようにしてます」(35歳女性/子供は10歳と7歳)

(5)4人家族の被服費はどのくらい?

子供が大きくなるにつれ、洋服を毎年買い換える必要がでてきます。なので4人家族では被服費だって、ばかにならない!

そこで、毎月の被服費にはどのくらいの予算を設けているのか、子供が2人いる女性に話を聞いてみました。

「下の子供が生まれてから3歳になるまでは、思っていた以上にお金がかかりました。

我が家の場合は、上の子と歳が離れていることもあり、お古は全て捨ててしまったあとだったので、全て買い直すことに……。

ネットの個人売買サービスも活用しながら、シーズンごとに2万円を子供2人分の被服費、大人は3万円を予算にしています。

なので、これらを月額にすると1人あたり平均“1万6,000円”ってことになりますね」(39歳女性/子供は9歳と3歳)

「夫が営業の仕事をしているので、仕事用の服には、お金をかけています。

なので私や子供の服は、できるだけ安く済ませたいため、プチプラ量販店で買うことが多いです。

とはいっても、うちは双子なので、子供の服に関しては、一度にかかる出費が倍。

なるべく買わないようにしたいんですが、成長とともに毎年必要になるので、月額にならすと月1万は買っていると思います。

夫の洋服代はシーズンごとに10万、私はシーズンごとに3万くらいです。ウチはわりと服代がかかっているほうだと思っています」(35歳女性/子供はふたりとも3歳)

 

5:生活費って思っている以上にかかる!

毎日かかる生活費は、世帯年収や生活レベルだけでなく、どこに住むのかによっても、その土地の物価があるので変わります。

同じ家族構成でも、生活費は「人によって」といえる部分が大きいところです。

しかし、改めて見直してみると、基本的には「思っている以上にかかっている」と感じている人が多いという現実があります。

これから結婚を考えているカップルは「このくらいで、足りるよね?」と低めに見積もっていると「あとから大誤算!」なんてことにもなりかねません。

上手に家計管理をしていくには、かけるべき箇所と節約すべき箇所のメリハリも大事! これから必要な生活費をシミュレートしようと思っている方は、ぜひ一度細かい内訳を出してみることをおすすめします。

 

【参考】

家庭調査報告(家計収支編)II 世帯属性別の家計収支(二人以上の世帯)- 総務省