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夫婦の営み…「仲良し&冷え冷え」夫婦たちに聞いた!夫婦の営み事情

山根ゆずか

山根ゆずかY.Yamane

目次

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1:他の人の「夫婦の営み」って気になりませんか?

(1)レスが多いっていうけど…それじゃ悲しくないですか?

夫婦間でセックスできなくなってしまったら……。人生における、ひとつの大きな幸せを諦めてしまっているとも言える状態です。

セックスレスになってしまったら、その理由を十分考えたうえで、相手と話し合ってみましょう。きっと解決する方法を見つけられるはずです。

(2)どのくらいの頻度でセックスしているのだろうか?

浜松町第一クリニックが関東在住の20~40代男女671人を対象に行った調査によれば、特定のパートナーとのセックス回数が「月2~3回以下」と回答した人がいちばん多く、30.9%となりました。

また「以前はしていたが現在はしていない」という回答は22.1%でした。

性欲の減退などにより恋人や配偶者とあまりセックスをしない生活をしている人はやはり多いようです。

 

2:仲良し夫婦に聞いた!「私たちの夫婦の営み」こんな感じ

(1)3日に1回は本番か口で…

「結婚して10年たった今でも、夫の欲望は尽きません。毎日したいと言われるけど、それはこちらが無理。なので、3日に1回は本番か口でしてあげます」(インストラクターMさん・30代)

性欲が強いのか、妻が魅力的なのかはわかりませんが、いつまでたっても妻としたい!と思う夫もいるようです。

(2)相手がしたいときは基本断らない

「夫のことは好きだし、他の人として欲しくないから、夫がしたいときは基本的に断りません。毎日疲れて寝てしまうようになったら、夫婦として終わりだと思うから……」(専業主婦Aさん・30代)

(3)自分本位にならないように気を付ける

「もう何百回もセックスしてきた相手。つい自分勝手になりがちだけど、そこは相手の気持ちも考えて、めんどうくさがらずに尽くすように心がけている」(プログラマーTさん・40代)

(4)時には新しい道具を使って…

「オイルとか、バイブとかを定期的に夫が買ってきてくれる。私ともっと夜を楽しみたいのかな、と思うとかわいい」(講師Mさん・30代)

ときにはマンネリの波が押し寄せるもの。でも、そこでただその波を眺めているのではなく、堤防を作るなり、何か策を講じなければなりません。

新しい道具を買ってみるのもその対策のひとつ。相手にも努力が見えやすく、おすすめです。

(5)大胆に裸を見せる

「恋人関係のときはできなかったけど、結婚した今は、大胆に裸を見せることができます。それが夫も嬉しいみたいで、ずっと触ってきます」(専業主婦Aさん・30代)

恥ずかしそうにするのもいいですが、大胆に体を披露してくれるのも、喜ばれるようです。

(6)新しい下着を買ったらまず夫に披露

「新鮮味を出すために、新しい下着を買ったら、まず夫に披露します。夫もやっぱり盛り上がるみたい」(フリーランスYさん・30代)

夫の気持ちを盛り上げるのは、夫婦仲を円満に保つためにも大切です。

(7)筋トレは欠かしません!

「誰だってブヨブヨの体をした男には抱かれたくないはず。夫だからしかたなくエッチしようと思われるのは嫌だから、筋トレは欠かしません!」(金融Tさん・30代)

セックスを拒み続ければ、離婚事由にもなってしまいます。とはいえ、だから我慢して愛せない体になってしまった夫ともセックスをしなけらばならないとしたら……拷問でしかありません。

優しい妻の気持ちに胡坐をかかず、自分の体をある程度キープする努力も大切です。

(8)普段から仲良くないとエッチも盛り上がらないので優しくする

「長いこと夫婦をやってきて気が付いたのは、普段から仲が良く相手に愛されていると感じていなければ、女性はエッチしたいと思わなくなってしまうのだということ。最近では妻に優しくして、エッチの時も心を許してもらえるよう努力してます」(金融Mさん・30代)

普段全然大切にしていない妻から、ベッドで熱烈に求められたい!なんてのは、ちゃんちゃらおかしい話です。

ベッドで愛を確かめ合うためには、日常におけるお互いのコミットメントが必要です。「上手くいってないな~」と感じるのであれば、自分から働きかける努力が必要です。

 

3:冷え冷え夫婦に聞いた!「私たちの夫婦の営み」こんな感じ

(1)夫がイクだけ

「結婚前からそういう傾向はあったけど、結婚してからはさらに拍車がかかり、夫がイクことが夫婦のセックス。こちらはひたすら待つだけ」(専業主婦Tさん・30代)

意外と多いのがこのパターン。妻の方も、夫に気持ちよくしてもらおうという気がないそうで……。

(2)1ヶ月に1回、仕事だと思ってする

「妻は、あまりにしないと機嫌が悪くなってくるので、1ヶ月に1回は仕事だと思ってしています」(アナリストKさん・30代)

自分からはしたくないけど、夫婦だからしかたがないといった状況。そんな気持ちは妻にも伝わるでしょうし、なんだか寂しいですね。

(3)いつしたか記憶にない

「最後にいつしたかすら思い出せない。妻ともう1度したいかと聞かれれば、しなくていいと思ってしまう」(インストラクターTさん・30代)

最後にしたのは、遥か昔というケース。性欲は誰にでもあるもの。お互いセックスを避けて通るような夫婦生活は健全とは言えません。

(4)演技してます

「夫はセックスが大好き。でも私はオレオレな夫のセックスが大嫌い。結婚するまでは我慢できたけど、付き合いが長くなるほどイライラが募るように……。かといって、今からどうにかすることなんてできないだろうから、ひたすら演技して終わるのを待っています」(専業主婦Kさん・40代)

セックスはするものの、相手への愛情がまったくない状態。これは正直、かなり辛いと言えるでしょう。

オレオレなセックスを好む夫には、どこかできちんと話してみるべき。ショックを受けるかもしれませんが、好きじゃないセックスをし続ける必要はありません。

(5)手だけで

「全然セックスはしたくないけど、手だけならできる。相手が嫌いなわけじゃないので、手だけでしてあげて、セックスはしません」(専業主婦Sさん・40代)

セックスはしたくないけど、相手の欲求を満たしてあげるのはOK。そんな状態です。

ただ、これでは妻は気持ちよくなれませんし、セックスで行われる体のコミュニケーションからは程遠い状態であるともいえます。お互いが幸せならそれでいいのかもしれませんけど……。

 

 

4:取材でわかった!いつまでも飽きない「夫婦の営み」の秘訣三か条

(1)たまにはベッドの上で新しいことをしようとする

「いつも気を付けていられるわけじゃないし、ただするだけのこともあるけど、たまにはマッサージしてからエッチに入ったりと、余裕があるときには新しいことを試すようにしてる」(管理職Hさん・30代)

マンネリを防ぐためには、新しい何かが不可欠です。お互いに対する性的な好奇心を失わないような努力は、し続けたいところです。

(2)相手の知らない自分を常に持ち続ける

「結婚したからといって、すべてを相手に捧げすぎない。彼が好きなファッションやヘアスタイルは知ってるけど、あえて全部は彼の趣味に合わせず、自分を持ち続けることが大切。それがお互いに対する好奇心につながるし、その好奇心がないと、エッチだってつまらなくなる」(フリーランスYさん・30代)

(3)体の衰えを最大限抑える

「年を取れば、どうしても体が緩んでくる。妻は僕の体が好きだと言ってくれていたので、筋トレは欠かさずに、がっかりされないよう気を付けてる」(セールスNさん・30代)

1度衰えてしまうと、戻すのは至難の業です。妻や夫に見せる体。ただでさえ回数を重ねるほど新鮮さがなくなってくるのですから、できるだけセクシーさは保ち続けるよう努力したいものです。

 

5:セックスはすべてじゃないけどやっぱり大切

セックスはなくても、お互いに幸せなら、それはそれでいいのです。

ただ、セックスは、夫婦の間にくすぶっているモヤモヤを言葉なくして解決してくれたり、肌の触れ合いによって、より親密さを感じたりと、夫婦関係におけるメリットが多いのも事実です。

セックスも上手に取り入れながら、幸せな夫婦関係を継続させていきたいものですね。

 

【参考】セックスレスに関する調査 – 浜松町第一クリニック