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恋愛以外にも使える!モテる女の「さしすせそ」。言われた男性の本音とは?
大山奏K.Ohyama
目次
隠す1:モテる女の「さしすせそ」って知ってる?
聞き上手な女性はモテると言いますよね。聞き上手になるためには、相槌のテクニックも必要です。中でもモテる女が使う「さしすせそ」という言葉。合コンなどで話を盛り上げるために使っている女性がいるかもしれませんね。
2:モテる女の「さしすせそ」の内容と使い方
具体的に「さしすせそ」の内容と使い方を見てみましょう。
(1)さすが!
男性はプライドが高い人が多いので、褒める言葉は重要です。特に「○○できるなんてさすが!」という褒め言葉は効果的。自慢っぽい言葉を言われたとしても、「さすがですね」と感心しておけば相手はいい気持ちになってくれます。
(2)知らなかった!
自分の知識を自慢げに披露する男性もいますよね。そんな男性には「知らなかった!」という言葉が使えます。このタイプの男性は、知識人だと思われたいという欲求があるため、この言葉が響くのです。
(3)すごい!
「すごい」は何にでも使えますよね。重たくて自分では持てなさそうな物を持っているときや、パソコンでわからないことを教えてくれたときなど、すかさず使いましょう。
ただ何にでも「すごい、すごい」と言っていると、相手をバカにしているように聞こえることもあるので要注意です。
(4)センスいい!
「センスいいね」は女性でも言われたら嬉しい褒め言葉のひとつですよね。服やお土産のチョイスがよかったり、おしゃれなアイテムを持っているときなどに使ってみてください。
漠然と「○○さんって、センスいいですよね」というよりは、具体的にどのあたりにセンスを感じるのか伝えてあげたほうが、相手の心に響きやすくなります。
(5)そうなんだ~!
これも「知らなかった!」と似たような感じで使えます。ダブルで「そうなんだ~! 知らなかった」と使ってもいいでしょう。
または、相手の言葉に共感する使い方もできます。話をしているときに、相手が何も言ってくれないと不安な気持ちになりますよね。それを予防するために、「へ~、そうなんだ~」と聞いているサインを送ってあげてください。
3:モテる女のさしすせそに対する男性の本音とは?
『MENJOY』では、20~30代未婚男性122人を対象に独自アンケート調査を実施。「“モテる女のさしすせそ(さすが・知らなかった・すごい・センス良い・そうなんだ)”を使ってくる女性に対するイメージ・本音を教えてください」と質問してみました。
コメントともに、多かった意見をご紹介します。
(1)わざとらしくて苦手
「わざとらしくて好きにはなれない」(27歳男性・学生・フリーター)
「わざとらしくて印象が悪い」(38歳男性・その他)
「わざとらしくて、もう少し自然に会話できる子がいいな」(35歳男性・学生・フリーター)
会話の流れにきちんと沿っていなかったり、言い方が悪かったりすると、わざとらしさを感じて引かれてしまうこともあるようです。「あ、これ“さしすせそ”使ってるな」とバレてしまった時点で、女性の負けですね。
(2)ちょっとあざといかな
「あざとくて、いい印象はもてない」(22歳男性・学生・フリーター)
「あざといと思って引いてしまうと思う」(29歳男性・研究・開発)
「あざとい感じがして心が開けなさそう」(23歳男性・学生・フリーター)
あざとさを感じて苦手だという意見も多く見られました。あざとさも、魅力に変えられるくらいならいいのですが、なかなか難しいですよね。あまり頻繁に使わずに、たまに出すくらいが丁度いいのかもしれません。
(3)本音が見えない
「テンプレートな対応ばかりで本音が見えず、かえって心理的な距離感を感じる」(34歳男性・学生・フリーター)
「腹黒そう」(30歳男性・その他)
「マニュアルじみていて本音をいっていない感じがする」(37歳男性・その他)
こんなふうに言えば相手が喜ぶだろうというマニュアル的な対応は、裏に別の顔が隠れていそうと思わせてしまうようです。相手を警戒させては意味がないので、本音もしっかり出しつつバランスを見ながら使うのがいいでしょう。
(4)男慣れしていそう
「男慣れしている感じで、手を出しにくい」(28歳男性・企画・マーケティング)
「男性慣れしていて、落とすのがハードル高そうだな」(30歳男性・学生・フリーター)
「男慣れしている」(27歳男性・その他)
こちらもネガティブな意見でした。男慣れを感じさせると、よほど自分に自信のある男性しか寄ってこなくなってしまいます。相手が恋愛経験少なそうなら、あまり使わないほうがいいかも。
(5)バカっぽい
「そういうのを無邪気に信じてるなんてバカなんだろうなぁ」(37歳男性・コンピュータ関連以外の技術職)
「定型文の時点で頭が悪そうなのでバカが移らないように縁を切りたい」(38歳男性・その他)
辛辣な意見が続きますね。恋愛では心と心が触れ合わないと意味がありません。そのため、「これを言っておけば安心」という言葉に頼りすぎるのは危険です。
(6)いい意見は?
ここまでマイナスな本音しか出てこなかったですが、男性はみんな「さしすせそ」を使われるのが嫌なのかというと、そうでもありません。
「かわいいほうが好きなのでよい」(38歳男性・学生・フリーター)
「引きつけられるのでいいと思います」(33歳男性・学生・フリーター)
「努力していると思う」(28歳男性・その他)
「人を褒めるのは難しいことなのですごいなと思う」(35歳男性・その他)
このようにいい意見もあったので心配しないでくださいね。
4:“モテない女”のさしすせそもある!
実はモテる女の「さしすせそ」以外に、モテない女の「さしすせそ」もあるって知っていましたか。これを言ってしまうとどんどん男性が離れていってしまうので、気をつけてください。
(1)最低!
「最低」はかなりきつい言葉です。信頼関係が築けていない相手に使ってしまうと、一気に関係が壊れてしまう可能性もあります。ついうっかりで使ってしまうなんてことがないように気をつけてくださいね。
もし言うのであれば、相手ともう一生縁を切ってもいいと思えるくらいのときにしたほうが、後悔しなくてすみますよ。
(2)知ってる!
モテる女性は「知らなかった」と言い、モテない女性は「知ってる!」と言ってしまうんですね。もし本当に知っていたとしても、男性を喜ばせるために知らないフリをするのはアリです。
「あー、それ知ってる。○○なんでしょ」などと、話の腰をおるような行為は絶対に避けましょう。ただし、何でもかんでも「知らなかった」と言ってしまうと、一般常識や教養がない子なのかなと疑われてしまう危険性があるので要注意です。
(3)すごくない?
男性を褒めて気持ちよくさせられるのがモテる女性。逆に自分のことを褒めてほしくて、自画自賛しながら「すごくない?」と言ってしまうのがモテない女性です。
誰だって、自分だけが特別だ、自分はすごいんだと思いたいもの。ですがそれを直接口に出して、相手に同意を求めてしまうのはNGです。
(4)せっかく〇〇したのに
まだ付き合っていない相手でも彼氏でも、自分がやってあげた感を出してしまうのはいけません。しかも「せっかく○○したのに」という言葉には、相手を非難するような感情がこもっています。
「せっかくご飯作ったのに、美味しいって言ってくれないの?」「せっかく休みの日空けておいたのに、デートできないんだ……」など、つい言ってしまいそうになる気持ちはわかりますが、グッとこらえましょう。
(5)そっか
「そっか」は一見使っても問題がないように思えるのですが、話を聞いていないような印象を与えてしまいがちな言葉なんです。あなたが話をしているときに、相手が「そっか」を連発していたら、「この人真剣に話聞いてないのかな?」と感じてしまいませんか。
「そっか」だけで使わずに、「そっか、大変だったね」「そっか~、○○なんだね」と別の言葉と一緒に使えば印象は悪くなりにくいです。
5:モテる女のさしすせそが恋愛以外に使える相手5つ
ここまでは恋愛に使う場合の「さしすせそ」を紹介してきましたが、実は恋愛以外でも使えるんです。どんな相手に使うのが効果的なのでしょうか。
(1)初めて話す人
初めて話す相手との距離を縮めるためには、この言葉は有能です。初めてのときって、会話が弾まなくて苦労したりしますよね。
でも、この「さしすせそ」があれば、相手の話をしっかり聞いていることを伝えられ、第一印象がよくなります。初めてのときから褒めてくれる人となら、もっと一緒に過ごしたいと思いますよね。
(2)会社の上司
会社の上司、特に面倒くさい上司に使うのも効果的です。何かにつけて自慢話をしてくる上司、自分はすごいんだと上から目線で物事を教えてくる上司などには、「さしすせそ」で対応しましょう。
正直、このときにはあまり相手の話を真剣に聞く必要はありません。むしろマニュアル対応として使ったほうが、自分の精神的ストレスを減らせます。
(3)顧客
仕事上の顧客との信頼関係を築きたいときににもぜひ使ってみてください。顧客には、とにかくいい気持ちになってもらうことが大切です。ですから、相手をどんどん持ち上げられる「さしすせそ」はピッタリなんです。
(4)先輩
先輩後輩の関係でも、使うことができます。相手は年上で、しかも敬語を使わなければならないような関係ですよね。それに機嫌を損ねると何かと面倒なことになります。ですから、この言葉でコミュニケーションを円滑に進める必要があるのです。
(5)ママ友
ママ友との会話では、話を聞いていますよという態度を示すことがとても重要です。女性同士だからこそ、相手の話に共感したり相手を褒めたりすることで、関係の安定を図れるのです。
ただ、女性のほうがマニュアル的対応には気づきやすいので、使いすぎは禁物ですよ。
6:「さしすせそ」は使い方次第!
男性の本音を見て、「さしすせそ」って使わないほうがいいのかなと感じてしまった人もいるかもしれません。ですが、そんなことはありません。どの言葉も、相手を気持ちよくさせる力は確実にあります。ただ使い方を間違えてしまうとわざとらしく聞こえるというだけです。
相手に使っていることがバレないくらいの頻度で使えば、かなり効き目はありますよ!