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女心と秋の空…「なんかすぐ心変わりしちゃう」女子の特徴は?

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:女心と秋の空…なんて言いますが

(1)「女心と秋の空」ってどんな意味?英語にもある?

「女心と秋の空」がどんな意味か知っていますか? 有名なことわざですが、知らない人もいると思うので意味をご紹介します。

女(おんな)心と秋(あき)の空(そら)

女の男に対する愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ。「男心と秋の空」が本来のかたち。

〈出典:デジタル大辞泉/小学館〉

実は「男心と秋の空」が本来の形だということを知っていましたか? 「女性に対する男性の愛情が秋の空模様のように変わりやすい」ということを意味するのだそうです。

因みに英語では何というのでしょうか? 直訳してみると、「Women are as fickle as autumn weather(女は秋の天気のように気まぐれ)」となります。また、女性の心情を天候の変化に例えた言い回しがいくつかある様子。

たとえば、英国では、4月の天候が荒れやすいことから「Women are as fickle as April weather(女性は4月の天候のように気まぐれ)」といったりするようです。

ほかにも「A women’s mind and winter wind will change often(女心と冬の風は変わりやすい)」と冬の風にたとえたり、「A woman is a weathercock(女性は風見鶏)」のように、気まぐれに向きを変える風見鶏にたとえるものがあります。

女心が変わりやすいのは、世界共通の様子です。

(2)「秋の空」って本当にそんなに変わりやすいの?

気象庁のホームページ「台風の平均値」で、月ごとの台風の発生数を調べてみました。すると、過去30年間、台風の発生数の平均の最多は8月。ですが、月2回以上の発生数という条件で見てみると7月~11月になります。9月から11月を秋とすると、確かに天候が変わりやすいといえそうです。

また「秋晴れ」や「秋澄む」という言葉があるかと思えば「秋入梅(あきついり)」や「秋雨」といった言葉もあります。このことからも、秋の天気が変化しやすい様子が想像できますね。

 

2:あ、これ私!?「なんかすぐ心変わりしちゃう」女子の特徴

「女心と秋の空」の意味がわかったところで、今度は「女心と秋の空」的な女子の特徴をご紹介します。居酒屋でお話を聞いてきました。

(1)旅行好き

「旅行好きの人って自由人じゃない? とくに、ひとりで海外旅行とかフラリと行けちゃう人。そういう人の中には、特定の枠組みに縛られたくない!っていう人が一定数いると思うんだよね。

そういう人は、恋人とか恋愛とかって枠組みに縛られるのも嫌がって、心変わりする傾向があると思うんだ」(Kさん/29歳)

(2)ミーハー

「心変わりのする人の象徴っていったら、ミーハーな人でしょう。流行ったらすぐに飛びついたり、周りの人が騒いでるからっていう理由で自分も騒ぐわけですからね。それまではまったく無知だったのに、にわかに知ったかぶりをし始めたりする、みたいなのは、特にそうだよね。心変わりする人は、芯がない感じがする」(Iさん/26歳)

(3)アイドル好き

「アイドル好きな女性は心変わりしやすい人が多い気がします。中には一途に特定の人をずっと応援している人もいるんですけど、そういう人はごく一部なんじゃないかな。

アイドル好きな女性って、新しくイケメンが出てきたらすーぐ乗り換えたり、大好きなアイドルの悪い噂を耳にすると、いきなり批判し始めたりするでしょ。そういうところが心変わりって感じですよね」(Rさん/28歳)

(4)SNS投稿が多い

「SNS投稿の多い人は、心変わりの激しいイメージ。そういう人は承認欲求が強くてかまってちゃんなんですよね。恋愛に対しても、自分のことをかまってくれないと、別の男性にすぐに乗り換えるって人も多いですよね。

しかも、ネットって流行やトレンドの移り変わりが激しいから、ミーハー感も強い。まさに“すぐ心変わりする女”って感じ」(Tさん/31歳)

(5)親が浮気性

「両親が浮気性の人って、一途な恋愛を見て育ってきてないからなのか、一途な恋愛ができない人多くないですか? 必ずしもそうだとはいえないとは思うんですけど、蛙の子は蛙という部分を感じることがありますね。

それって繊細な部分だとは思うんですけど、僕の経験則として、両親が浮気してたり不倫してたりしてた女性は、恋愛を大事にできない、心変わりしやすいっていう人は何人か見てます」(Uさん/35歳)

(6)夢見る乙女

「心変わりって言葉を聞いて、夢見る乙女が思い浮かんだ。少女漫画を信じてきた感じの女子って、理想が高いというか、自分の理想を相手に押しつける傾向があると思うんだ。

だから、その理想に合わない男、合わせられない男はすぐに“ダメだ”って思って見切りをつけるというか幻滅する人が多いよね」(Mさん/31歳)

(7)寂しがり屋

「心変わりをしやすい女性って、浮気性ってことなんじゃないの? ってことであれば、寂しがり屋な女性があてはまると思う。彼氏がかまってくれないとすぐに次の男を見つけたりするじゃん。

前に付き合っていた彼女のことなんですが、忙しくて連絡とれなくて、1週間ぶりに電話したら、“私たちってもう別れてるでしょ”って言われたときは、心変わりの激しさにビビったね」(Rさん/26歳)

(8)趣味が恋愛

「“趣味が恋愛”っていう女性って心変わりが激しいですよね。偏見かもしれないですけど、そういう人って、確固たる自分っていうものを持っていない気がするんですよ。相手が好きなんじゃなくて恋愛が好き、可愛い自分が好き、ちやほやされることが好き、とかいう感じじゃないですか。だから、コロコロと心変わりして、気分で恋愛してる感じがします」(Uさん/30歳)

 

3:堪忍やで!「私の女心と秋の空エピソード」

心変わりしやすいと思われる女性の特徴はわかりました。今度は、そんな女性たちに遭遇した男性たちのエピソードをご紹介しましょう。

(1)デート中、急に不機嫌

「元カノのことなんですけど、デート中にいきなり不機嫌になることがよくありましたね。ニコニコしてたと思ったら、急にブスっとしだすんですよ。でも、理由は言わない。だから、俺は、次のデートの時も同じ失敗を繰り返すわけですよ。で、また、いきなり不機嫌になる。

何かの地雷を踏んじゃっているんでしょうけど、その地雷がどこにあるかを言ってもらわないと、男にはわからないんですよね」(Eさん/23歳)

(2)言うことがコロコロ変わる

「今の彼女のことなんだけどさ。“毎週はデートをしなくてもいい”って言ってたんですよ。だから毎週は誘わなかった。多分、向こうにも友達付き合いとかやりたいことがあるんじゃないかって思って。

そしたら、“なんで誘わないの?”って怒られたんだけど。“え? だってお前がそう言ってたじゃん”って言ったら、“それは昔の話だよ”だって。気が変わりすぎ。わけわかんない」(Kさん/25歳)

(3)どんなときも、ほかの女性を褒めたらダメ

「元カノが心変わりの激しい女でしたよ。で、付き合ってるときの話ですけど、デート中に喫茶店に入ったんですよ。そしたら元カノの方から、とある女性を指さして、“あの人可愛いね”って言ったんですよ。

確かにすごい可愛い子だったんで、“本当だ、すごい可愛い”って言ったら、いきなり不機嫌になったんです。感情の起伏激しすぎです。おい!って感じじゃないですか? 嫌ならそんな話振らないでよ」(Mさん/23歳)

(4)すっごい仲良くてデートしててもフラれる

「昔いた女性がそうでしたね。友人からの紹介で、まだ付き合ってなかったんですけど、僕としては超仲良くてLINEも自然な感じで続くし、買い物に行けば“こういう服着てよ。カッコいいじゃん”って言ってくれたりするから、そういうファッションを心がけるようにしてたんですよ。

端から見たら“お前ら付き合ってんの?”って感じだったらしく。友達に相談しても、“告白してくれるのを待ってるよ”って言われて、それならってことで告白したんですよね。そしたらあっさりフラれました。あれは何だったんですかね」(Dさん/27歳)

(5)安くてもいいは嘘

「元カノの話です。付き合って少ししたら“指輪が欲しい”って言い出したんですよ。“安くていいからペアリングがしたい”って。だから2万円くらいのペアリングを買って誕生日にプレゼントしたんですよ。そしたら、キレられました。“ダイヤがすごいちゃっちい”って。

世の男性に忠告したいですね。女性の“安くてもいい”は嘘です。絶対信用しちゃいけません」(Wさん/32歳)

(6)好きな男が褒めたら乗っかり出す

「これは女友達の話です。その人がある飲み会で、女の友人のファッションを“ダサい”ってすっごいバカにしていたんですよ。“あのブランドはどこそこので、着ていいのは高校生までだ”って感じで。

でも、その人が好きな男が彼女のことを褒めだしたら、その人もべた褒めし始めたんですよ。

“ああいうファッションは手軽でいいよね”とか、“ブランド志向じゃないところが共感できる”とか。お前さっきまでバカにしてたじゃねえかよ、ってすっごい思いました。ホント、移り気ですよね……」(Yさん/24歳)

(7)仲間をはぶきだした

「これは高校からの女友達の話でさ、そいつには好きな男がいたんだ。もちろん狙ってアピールしてたらしいんだ。

で、サークルの飲み会で、その男と隣の席になって仲良く話してた女子を“あいつムカつく”とかいってはぶりだしたのは驚いたね。つい1時間前まで、その女子とすっごい仲良くしてたじゃん!そんな簡単に人のことを嫌いになれる?って感じ」(Gさん/26歳)

(8)缶コーヒー1本

「会社にいる女子にひとり、見ていて飽きない子がいるね。ある日、仕事が溜まってたらしくてすごい忙しそうにしてたんだ。しかも、ちょっとしたミスをしてしまってお客さんからも怒られて、おまけにヒールが折れるっていう不幸が続いたことがあってね。

すっごい落ち込んでたよ。絶望の淵をのぞき込んだような顔をしてたね。

でも、それを見かねたその子の先輩が缶コーヒーを差し入れしたんだ。その子の好きな男性だったらしいんだけどね。それを渡された後は鼻歌交じりに、実に楽しそうに仕事をしてたよ。あれは“女心と秋の空だな”と思ったね」(Aさん/41歳)

 

4:女子の機嫌が悪くなるのは男子のせい!

いかがでしたか? 女心と秋の空についてご紹介してきました。デート中に女性がいきなり不機嫌になるというコメントがありましたね。女性の言い分としては「折角ワンピース買っておしゃれしてきたのに、食券のお店に連れて行かれるとショック」(Tさん/23歳)とかなのだそうです。

男性諸君、髪型の変化には気づいてあげてください。そして「ちょっと太っちゃった」といったセリフには「ほんとだ!」と返すのではなく「そんなことないよ」とか「十分かわいいよ」といった返し方をしてあげてください。そうすれば、女性は「女心と秋の空」にならずにいてくれるはずです。

 

【参考】

台風の平均値ー気象庁