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優しい言葉に救われた…優しい言葉のエピソードと名言8つ
山根ゆずかY.Yamane
1:SMAPの名曲『優しい言葉』の「歌詞が好き」な人続出!
どんなに好きだと思っていても、お互いのコミットメントがなければ恋愛関係は続きません。SMAPの『優しい言葉』は、そんなコミットメントをとっても自然な形で表現している曲です。
恋愛における切ない気持ちも含め、すべてを受け入れる。そんな男性の器の大きさと繊細さを感じさせてくれる、思わずキュンとしてしまう名曲です。
女性としては、こんなふうに彼氏に思われていたらもうたまりません……。
2:優しい言葉にまつわる名言5つ
(1)Love is doing small things with great love
「愛とは、大きな愛をもって小さなことをすること」という、マザーテレサの言葉。大きな愛をもって行うことは、小さなことでも尊いものです。
この言葉を聞いて思い起こすのは母親の愛。
日々、子供のために行うこと自体は小さなものに思えますが、そのすべてが大きな愛に基づいています。
母親の行為そのものが愛を体現している。そんなふうにも考えることができます。
(2)人は悲しみが多いほど人には優しくできる
海援隊の『贈る言葉』は、人生において重要な概念がたくさん詰まっています。この言葉もそのうちのひとつ。
悲しみが多く訪れた人生なら、それを嘆くだけではなく、それを自分の糧として他の人の気持ちがわかるように活かしていく。
誰の人生にも、悲しいことは起こるものです。それをどのように捉え、活かしていくのかは自分次第なのです。
(3)when one door is closed,many more is open
ボブ・マーリーの曲『Coming In From The Cold』より。
とても大切な“何か”がうまくいかないと、世界のすべてにそっぽを向かれたような、孤独な気持ちになるものです。
でも、そんなとき、実は他の道が開かれているということに気が付けば、気持ちが晴れることでしょう。
偉大な人の言葉は、
「信じてみよう」
という気にさせてくれる偉大なパワーがあるものです。
(4)生きることは愛すること
瀬戸内寂聴さんの言葉です。仏教の「忘古利他」(己を忘れて他を利するは、慈悲の究極なりーー自分を忘れて他人のためにつくすという意味) を元にした言葉で、「他人を愛し、他人を幸せにすることに生きる意味がある」という思いが込められています。
「愛される」ことに意識が向きすぎてしまうと、相手の一挙手一投足、些細なひと言まで気になってしまい、自分らしくいることができなくなっていきます。
それなら、自分でコントロールできる自分の愛情にだけフォーカスし、相手からの見返りには気を向けない。
そんなふうに生きることこそ、気が楽になる生き方なのかもしれません。
(5)随処作主 立処皆真
これは禅の言葉で、「随処に主と作れば、立処皆な真なり」というものです。「今していることと一体となれ」ということです。
具体的に言えば、毎日の掃除や洗濯、仕事など、すべて自分が行うことと同化するくらい一所懸命に取り組めということ。
毎日の生活の中では、ただ時間が過ぎることを願ったり、適当に物事を進めてしまう……なんてことがよくあるものです。
でも、ひとつひとつのことに集中し、そのプロセスに入り込むことができれば、真実を見つけることができるのです。
大きな目標を持つと、そこに向かう間、長い道のりを歩かなければなりません。でも、そのプロセスひとつひとつが真実であり、意味があることなのだと思えれば、諦めることなく、ひたすら目標に向かって進んでいけるようになります。
3:優しいひと言をかけられて救われたエピソード3つ
(1)あなたには輝くものがあるから
「目標もなく、ただ目先の楽しさだけ追いかけていた高校生のとき、担任と進路の話になり、“大学は行かないと思う”と言ったら“大学じゃなくてもいい。勉強を続けなさい。あなたには輝くものがあるから”と言われた。その言葉が、今も自分を生かしてくれている」(外資系金融機関Yさん 30代)
自分に向けられた言葉は、どん底に感じられたときにこそ、心に刺さるもの。そのときにはピンとこなかった言葉でも、自分がピンチになったとき思い出すと、それが生きる源になることもあるのです。
(2)君はこんなところにいるべき人じゃない
「ちょっと遊び過ぎていたころ。クラブで知り合って、大好きになったホストの男の子とふたりでいるとき。その彼に好きだと伝えたら“君はさ、こんなところにいるべき人じゃないよ”と言われた。そのときは振られたと思ってすごくつらかったけど、この言葉は年を取るごとに重みを増している」(フリーランスMさん 30代)
長い人生。迷いを感じることがあります。あるいは、迷っていることにすら気づいていないなんてことだってあるものです。
そんなときにふと背中を押してくれる言葉をかけてくれる人は、意外な人かもしれません。
(3)あの子のことは自分にまかせてください
「親が離婚し、祖父母と同居していたころ。自分を見失い、大好きだった部活もさぼってばかりいたんだけど、コーチや仲間に助けられて、少しずつ軌道修正することができた。
高校を卒業したあと、祖母から、あのころコーチから電話が来て“○○(私)のことは自分に任せてください。大丈夫ですから”と言われたことを聞かされた。感謝しかない」(専業主婦Aさん 30代)
いつでも自分を強く持っていられるほど、人は強くありません。自分ではどうしようもない力に、人生を大きく変えられてしまうこともあります。人はいつも、誰かのやさしさに助けられながら生きているのです。
4:優しい言葉をたくさん伝えよう
優しい言葉をひとつかけられるだけで、人は大きな力を発揮することができるものです。
誰もが誰かの優しい言葉に支えられて生きています。自分も優しい言葉をたくさんの人に伝えて生きていきたいものですね。