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結婚式のブーケの相場は?生花・造花の違いや人気のデザイン、保存方法まで!
並木まきM.Namiki
目次
隠す1:結婚式のウェディングブーケの相場は?格安に済ますには?
結婚式のブーケは、凝ったものをオーダーしようとすると、青天井的に値段が上がるオプション。
かと言って、スタンダードなブーケだと個性が出ないから、こだわりたい女子も少なくない!
(1)結婚式のブーケの値段は?
結婚式で花嫁さんが持つブーケの相場は、式場の“格”にもよりますが、おおむね3~5万円程度です。
花嫁のブーケとお揃いで作るブートニアとセットの値段で提示されるパターンも少なくありません。
(2)手作りのブライダルブーケの相場は?
手作りでブライダルブーケを作ろうと思おうと、材料費など直接“ブーケ”にかかるお金のほか、式場によっては“持ち込み料”がかかります。
手作りブーケのみの相場としては5千円~1万円程度、持ち込み料の相場としては無料のところもゼロではないものの1万円前後が目安。
ただし持ち込み料は会場によってかなりばらつきがあるので、手作りブーケを視野に入れているならば、事前の確認がマストです。
2:ブーケトスだけじゃない?結婚式の演出5つ
ところで、ブーケを使った結婚式の演出といえば、未婚の女性ゲストに花嫁がブーケをトスする「ブーケトス」が有名です。
でも、今どきの演出はブーケトスだけじゃない!
そこで、ブーケトスの代わりに行うカップルも多い、人気の演出を5選ご紹介します。
(1)ブーケプルズ
ブーケに数本のリボンをかけておき、それぞれのリボンをゲストに引っ張ってもらう演出です。
複数のリボンのうち、1本だけがブーケに繋がっていて、ブーケトス同様に「当たった人にはラッキーが訪れる」という言い伝えがあります。
(2)プレゼントトス
プチプレゼントをいくつか用意しておき、ブーケトスの要領で花嫁さんが会場のゲストにギフトをトスする演出です。
「1人にだけ」当たるブーケトスと異なり、男性や子供にもギフトが当たる可能性があるから、みんなで盛り上がれます。
(3)ブロッコリートス
「ブロッコリー」は、その姿形から「子宝に恵まれる」という縁起のいい野菜。
ブーケトスの要領でラッピングされたブロッコリーをトスし、キャッチした人は「子宝に恵まれる!」と盛り上がる演出です。
(4)ピッククラッカー
花嫁さんが大きなクラッカーを持ち、ゲストにぶつからないように発射させる演出です。
キラキラと光るテープやリボンが空中に舞うので、インスタ映えを狙える演出としても人気があります。
(5)ハッピードラジェ
何かをトスするのではなく、ゲストに提供するケーキの中にドラジェを仕込んでおいて「当たり」を引いた人にプレゼントを贈る演出。
ブーケトスのように派手な動きがないので、大人婚の演出としても、人気があります。
3:結婚式のウェディングブーケ「造花」のメリット・デメリット5つ
プレ花嫁さんが「ブーケどうする?」を考えたときに気になるのが“造花or生花”というチョイス。
そこで、“造花”でブーケを作る場合のメリットとデメリットをご紹介します。
メリット1 長く飾っておける
生花だと枯れてしまうけれど、造花は枯れないので、結婚式が終わったあとに長く飾っておけるメリットは大きいです。
メリット2 生花より価格を抑えやすい
生花だと、使いたい花によっては季節の関係で高額なものもあるけれど、造花は比較的価格が安定しています。
よって、同じデザインでブーケを作るなら造花のほうが生花より価格が下がるメリットも期待できます。
メリット3 事前に実物の確認ができる
生花だと、当日でき上がってくるまで仕上がりがわからないデメリットがあるものの、造花だと事前に確認ができる!
「ここをもうちょっとこう変えたい」などの細かな要望に応えやすいのは、生花より造花のブーケです。
デメリット1 捨てドキが難しい
長持ちしてしまうということは、それだけ捨てドキが難しいというデメリットも。
“結婚式”という特別な日に使ったものだけに、いつまでも捨てられずにタンスの肥やしになってしまう可能性も……。
デメリット2 色使いや質感によっては造花だと即バレする
生花にない色が楽しめるのも造花ブーケの魅力。
だけれど、そんな色使いによって、遠目でも「あっ、造花ブーケだ!」とわかりやすいのは、生花ブーケの代わりで造花を選んだ人にとっては、デメリットと言えます。
4:結婚式のウェディングブーケ「生花」のメリット・デメリット5つ
続いては、生花で作るブーケのメリットとデメリットを見ていきます。
メリット1 生花ならではの香りも楽しめる
生花でブーケを作ると、生花ならではのお花の香りも楽しめるのが、最大のメリット。
いろんなお花の香りが混ざり、ふんわりといい匂いがします。
メリット2 みずみずしい見た目が楽しめる
生花ならではのみずみずしさは、造花ブーケでは出せない魅力。
いかにも新鮮なお花を使ったブーケは、見た目にもゴージャスです。
メリット3 「その日限り」の特別感がある
生花はすぐに枯れてしまうので、“その日限り”の特別感は大きいです。
ハレノヒのために“今日の自分のためだけに作られた”を実感して、幸せを噛み締められるのは嬉しい♡
デメリット1 長持ちしない
生花は枯れるので、ブーケが長持ちしないデメリットもあります。
選んだ花の鮮度やオアシスの状態によっては、時間の経過とともにしおれてくるリスクも。
デメリット2 造花よりも重い
生花に水を吸わせるためにブーケにはオアシスが使われていることが多いため、“水”の分だけブーケが重くなるデメリットがあります。
5:これが人気!ウェディングブーケ・ブライダルブーケのデザイン集5つ
ブライダルブーケのデザインに迷ってしまったら、今人気があるデザインから選びたい♡
そこで、ウェディングブーケの人気デザインを5選ご紹介します。
(1)サムシングブルー
花嫁が結婚式当日に何か青いものを身につけると幸せになれるという言い伝え「サムシングブルー」を、ブーケで実践するのもオシャレ♡
ブルーの花やリボンを使ったブーケは、色使いを控えめにすると清楚な印象に仕上がります。
(2)ハワイアンテイスト
「ハワイが大好き!」という花嫁さんに人気なのが、プルメリアなど南国のお花を使ったブーケ。
他の人と差をつけたい個性派花嫁さんにもおすすめのデザインです。
(3)和テイストブーケ
和装だけでなく和のテイストが入った洋装をする花嫁さんに人気なのが、和テイストのブーケ。
使う花やデザインで、ぐっと日本的な仕上がりになります。
白をベースにすると、地味すぎずに華やかなイメージになりやすい♡
(4)紅白デザイン
「おめでたい色使い」として代表的な紅白の組み合わせ。これをブーケで演出すると、斬新かつ意外なほど近代的なイメージのブーケにも。
どんな色のドレスにも合わせやすく、ぱっと見で“ハレノヒ感”を出しやすいブーケデザインです。
(5)ホワイト一色
余計な色は一切使わずに、花嫁さんの色である「白」だけを使ったブーケ。これも、ゴージャスかつ清楚なブーケとして人気です。
ウェディングドレスとの一体感が出しやすいのはもちろんのこと、カラードレスと合わせても邪魔にならないから、万能なブーケと言えるでしょう。
6:結婚式のブーケの保存方法3つ
結婚式に使ったブーケは「いつまでも色褪せないでほしい♡」と思う花嫁さんも多いです。
しかしブーケを保管しておくのって、意外と大変だし、場所をとる!
そこで、結婚式のブーケを効率的に保存する方法を3つご紹介します。
(1)ドライフラワーにする
まずは定番のドライフラワーから。
生花ブーケを保存しておきたい花嫁さんは、当日のブーケを業者に出してドライフラワーにしてしまう人も多いです。
ドライフラワーは自分でも加工できるけれど、“世界にひとつ”のブーケ保存を絶対に失敗したくないならば、専門業者に依頼したほうが確実です。
(2)フラワードームに加工してもらう
ブーケをそのまま飾っておくと、大きすぎる!
という場合には、ブーケのお花から見繕って、プリザーブドフラワーやドライフラワーに加工し、ドーム型の容器にデザインしてもらうと、新居のインテリアグッズに変身!
こちらも、自作もできる保存方法ながら、失敗したくない気持ちが強いならば、専門の業者に依頼すると安心です。
(3)押し花にする
すべての花を保存しておくのは大変……と感じる花嫁さんには、当日のブーケからいくつかのお花を見繕って、“押し花”にして保存する方法も人気です。
自分で簡単に作れますし、“しおり”などに加工すれば、日常生活でも使えるちょっとした雑貨に。
また作った押し花を組み合わせて、写真立てに入れて飾れるのもおすすめ。場所をとらない上に、いつまでも結婚式の感動を身近に感じられる保存方法になります。
7:結婚式のブーケはとことんこだわろう♡
結婚式のブーケは、当日の満足度だけでなく、あとから写真を見返したときにも、いろんな思いが蘇る小道具のひとつ。
なので、ブーケに憧れがあるならば、妥協せずにとことんこだわるほうが、納得感の高い式が迎えられると筆者は考えます。
ぜひみなさんも、とびっきりのブーケで素敵な結婚式を挙げてください♡