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女の不倫!いますぐやめたほうがいいこれだけの理由とリスク

大山奏

大山奏K.Ohyama

目次

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1:女の不倫にはリスクしかない

(1)そもそも不倫は罪です

今は男性だけでなく、女性の不倫も増えています。不倫を取り上げたドラマも多いですし、注目度も非常に高いです。また、芸能界をはじめとした不倫ネタは、誰もが知りたがります。

こんなふうに、現代社会は、不倫が非常に身近になっていると言えますが、一方で、そもそも不倫は罪です。

民法第770条の1項第1号には、「配偶者に不貞な行為があったとき」は離婚の訴えを提起することができるとあります。

既婚者であるならば、イケナイ恋という甘い言葉に誘われて、一回でも他の男性と不倫をしてしまったら、旦那さんから離婚をつきつけられても文句は言えません。

(2)芸能人の不倫劇を見てもリスクだらけ

ニュースをつければ、毎週のように芸能人の不倫ネタが取りあげられていますよね。そして当たり前ですが、芸能人ですら不倫をして評価が上がった人はひとりもいません。

不倫が騒がれたあとには、事務所を通して謝罪の文章が発表され、レギュラーのお仕事を降板せざるを得ない状況になったり、離婚したのちに、メディアで姿が見えなくなった人も多くいます。

 

2:女の不倫が百害あって一利なしといわれる理由5つ

ではここからは、具体的に女の不倫がどんなリスクを伴うのかを見ていきましょう。

(1)仕事をなくす

不倫の相手としていちばん多いのは、職場の人間です。そして職場の上司や部下、同僚との不倫がバレた場合、会社は部署異動など、何らかの処分を下すことも少なくありません。

会社からは特別なにも処分がなかったとしても、不倫がバレてしまったら、一瞬でその情報は社内全体に広まります。そして周囲の視線や噂が気になって会社に居づらくなり、結果として、辞めざるを得ない状況になることも少なくありません。

(2)結婚できなくなる

自分は結婚しておらず、相手に奥さんや子どもがいる状態の不倫でも、もちろん男性だけでなく、女性にもリスクはあります。相手がどんなことを言っていようと、不倫の結末でふたりが一緒になるという可能性はかなり低いです。

「妻とは離婚するから」という言葉に騙されて婚期を逃してしまい、一生独身になってしまうかもしれませんし、「不倫をした」というレッテルが、将来の影を落とすリスクだってあるのです。

(3)慰謝料請求

不倫がバレてしまった場合、相手の奥さんから慰謝料や示談金を要求されるケースも少なくありません。「自分は誘われただけだから」と戦うこともできますが、裁判になれば負ける可能性は高いでしょう。そして、弁護士費用もかかります。

不倫をすれば、それまでコツコツと貯めてきたお金を、一瞬で失うことにもなりかねません。

(4)家族をなくす

自分が結婚している状態で不倫をして、それがバレてしまった場合、夫から離婚を迫られても文句は言えません。男性は、自分のことはともかく、女性の浮気に対しては非常にセンシティブな生き物です。

ちょっとのよそ見、遊びだったはずが、本当に愛している人が自分のそばからいなくなってしまうなんて、ハイリスクすぎますよね。

(5)精神的不安定

不倫をしている間にも害はあります。相手の男性といる間は楽しいかもしれませんが、関係を隠すために普段からウソを重ねなければいけません。ウソにウソを重ねていくという精神的なストレスは、無意識的に溜まっていくでしょう。

相手とうまくいかなくなったら、なおさら精神的な余裕がなくなってしまいます。その不安定は日常生活に影響を及ぼすことも容易に想像がつきます。

 

3:不倫して後悔……不倫がもたらした恐怖体験3つ

では実際に、不倫をしたことのある女性たちにその恐怖体験を聞いてみました。

(1)仕事をなくし家に閉じ込められ

「私は夫と結婚してからも仕事が楽しくて、仕事が生きがいみたいになっていました。そんなとき、会社の上司と一緒の飲み会のあと、ふたりで飲みなおしたのをきっかけにダブル不倫関係に……。彼とは体の相性も良くて、仕事の話もできるし、いいストレス発散ができていると思っていました。でもある日、LINEを旦那に見られて不倫がバレてしまって……」(Nさん・38歳)

――その後どうなりましたか?

「旦那は当然、激怒ですよね。相手が仕事の上司だって知って、私に会社を辞めるように言ってきました。もし辞めないのなら離婚をすると。旦那のことは好きだったので、私は会社を辞めることに。

そのあとは専業主婦になったんですけど、旦那の厳しい監視が始まって、どこに行くにも許可を取らないといけなくて。私が悪いのはわかっていますが、仕事を失って何のために生きているかわからなくなることもあります」

(2)慰謝料請求で家族もお金もなくした

「本当に今になって考えると、なんであんなことしちゃったんだろうって思います。夫への愛はあったんですけど、ジムで知り合った男性とお茶するようになって、そこから関係がどんどん深くなっていって。ある日、一緒にいるところをたまたま夫に見られてしまって。夫は何を言っても“離婚する”の一点張りで、早々に弁護士を雇って、慰謝料を請求されました」(Mさん・42歳)

――結局離婚を?

「はい。もうどうやっても夫の気持ちは戻ってこないと悟って、夫の求めるままに慰謝料300万を支払って離婚しました。元々そんなに貯金もなかったので、家族もお金も失って、今はただ、日々の生活のためだけに働いている状態です」

(3)旦那が会社に乗り込んできて

「会社の上司と不倫していました。どこで気づいたのかわからないんですけど、ある日いきなり旦那が私の会社に乗り込んできて、大声で私の不倫相手を呼び出し、話があると外に連れ出しました。当然周りは噂を始めますよね。ほどなく私たちの不倫は社内全体に広まって、仲良くしていた同僚の女性たちも話しかけてくれなくなって。結局、居心地が悪くて仕事を辞めることに」(Aさん・39歳)

――旦那さんと不倫相手の男性はどうなったんですか?

「その日、旦那は相手に不倫の清算と、示談金を要求したみたいです。それ以来、私と旦那との関係は冷めきっていますが、離婚したいと言われないので結婚生活は続いています。もう怖くて不倫などできないです。これから一生、冷めた関係のまま一緒に旦那と暮らしていくのかと思うと、どうしたら良いのかわかりません……」

 

4:不倫がもたらすものは何もなし

不倫って、どこか艶めかしい雰囲気だったり、禁断の恋として物語の中で描かれているため、魅力的に感じてしまう人もいるかもしれません。ですが、実際の不倫の結果は散々なものが多いでしょう。不倫をしたせいで、人生を台無しにしてしまっている人は少なくありません。

ちょっとだけ……なんて甘い気持ちで始めてしまうと、泥沼に足を突っ込むことになるかもしれませんよ。