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合コンは結婚に結びつかない説を検証!合コンでの出会いは非効率ってホント?

毒島 サチコ

毒島 サチコS.Busujima

目次

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1:合コンが付き合うきっかけに……はもう少数?

合コンが付き合うきっかけになり、そのままゴールイン……!

そんなケースももちろん存在しますが……実は年々、合コンから結婚に至るケースが減少していることをご存知ですか?

(1)合コンの結婚率は?

では合コンの結婚率はどのくらいなのでしょうか?

リクルートブライダル総研「婚活実態調査2018年」によると、合コンをきっかけに結婚した人の割合は9.6%。2016年の13.2%から大きく減少しています。

なぜ、ここまで合コンから結婚に至るケースが減少したのでしょうか?

それは、婚活サイトやアプリの影響が大きそうです。

2017年の婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は10.4%。(ここでいう婚活とは、広義の結婚に向けての意識的な行動で、結婚前に利用・実施していたものの調査)

最近では、特にネット系婚活サービスを通じて結婚する割合の増加が顕著で、「婚活サイト・アプリ」を通じて結婚した割合は22.2%と、過去最高であるということが発表されました。

大手企業が続々とマッチング業界への参入したことにより、ネット婚活は安全安心というイメージが定着。時間とお金をそれほどかけずに、自分にあった条件の相手に出会えるネット婚活は、「どんな人がくるかどうかは運次第」という合コンよりも効率的、と考える婚活者が増えていることが結果に表れています。

(2)合コン結婚は恥ずかしい?ネガティブな理由

合コン結婚は恥ずかしい……なんて声もいまだに聞きます。

まだまだマッチングアプリで出会った相手との結婚よりも定番で、恥ずかしがる必要なんてないのでは、と筆者は思ってしまいますが、「合コンで出会ったなんて、友達や家族に言えない……」という人も多いようです。

それは、どことなく合コンに対して不真面目なイメージを持つ人がいるから。特に年配の方であればその傾向が強いです。

とはいえ、結婚式では馴れ初めを「3対3の合コンで運命的な出会いを遂げ……」などとは言わず、普通は「共通の友人との飲み会で知り合い……」などと紹介してもらえるなどの配慮もあり、恥ずかしいという気持ちを感じる必要はないでしょう。

 

2:合コンが結婚に結びつかない理由4つ

では、ここからは合コンが結婚に結びつかない理由をご紹介します。

(1)本気の恋を探している人が少ない

合コンがいちばん結婚に結びつかない理由はこれ!

そもそも男性も女性も、「合コンで恋人を!」と意気込んでいる人は少ないです。

「その場が楽しければいい」「まあ、いい人がいれば……」といった気軽な気持ちで参加しているケースが多いのです。

(2)「出会いが合コン」がつきまとう

もし、合コンからお付き合いに発展しても……。

一生「出会いは合コン」がつきまといます。決して悪いことではありません。ですが、同級生同士の結婚、職場恋愛の後の結婚などと比べると、やや引け目を感じてしまい、結婚まで至らなかったというケースも。

(3)そもそもいい人に出会えない

そもそも、合コンは一度に会える人数が限られるうえ、開催されるまで、どんな人が来るかわかりません。どれだけ意気込んで行ったとしても、好みの相手、ましては結婚に結びつく可能性を秘めた人が来る可能性を考えると……。

しかも、もし第一印象で「ないわー」と思ってしまったとしても、その後、少なくとも2時間くらいは費やさなければならないのです。

(4)合コンに来る人なんて……

自分も合コンに行っておいて!……と言われてしまいますが、「合コンに来る人なんて、チャラくて結婚相手にしたくない!」という本音を抱える女子も相当数います。

もちろん出会いがどこであろうと、好きになれば関係ないですよね。ですが、どうしても「合コンに来ている人」というフィルターをかけてしまう人が男女ともに多く、結婚を前提として真剣交際には発展しにくいのです。

 

3:合コンには出会いがないと嘆く前に……合コンの活かし方3

結婚に結びつく可能性が低いとしても、誘われればついつい行ってしまうのが合コン。ここからは、合コンに出会いがないと嘆く前に、そんな合コンを有意義な時間にするためのテクニックやポイントをご紹介。

(1)モテ仕草を学ぶ

誘ってくれた女性が「モテ女」だった場合、大いに行く価値があります。

もちろんモテ女が連れてきてくれる相手の男性に期待できる場合も多いですが、さりげなく、そのモテ女の異性に対する仕草を見て学ぶのです。合コンでしか見られないモテる友達の女の顔……見たくありませんか?

(2)その先の人を紹介してもらう

合コンにいって「ないわー」となったケース。

でも大丈夫! 目の前にいる男性がどうでもいいからこそ、友達になっておきましょう。

友達になれば、また別のメンバーでの合コンのお誘いが来るかも!? 友達の先の、そのまた先に期待!

とりあえず仲良くして、また別のメンバーで合コンを提案してみましょう。

(3)興味があるなら行く

そして根源的な話になりますが、合コンを活かすために、少しでも興味があり、時間があるなら、やっぱり行くことです。

あとで「ああ、行かなきゃよかった……」となっても、それは行ってみないとわからないことです。「行けばよかった」という後悔よりはマシかも!?

 

4:まとめ

実は筆者も合コンが大の苦手です。男性の生態についてリサーチするために行くこともありますが、本気の恋は求めていません。そもそも「出会えない」という先入観があるからです。

そして筆者と同じように、合コンが苦手という女性も多いと思います。

でも……ちょっと待って。一度想像してみてください。

タイプど真ん中の吉沢亮似の男性が合コンにいて、自分に好意を示してくれたら……!?

ほら! 結局、恋が始まるでしょ?

「そんな男性、合コンにこねーわっ! いたとしてもそんな人が自分のこと好きになってくれないわ!」なんていう突っ込みもしつつも、「もしかしたら……」をちょっと期待してしまいます。

合コンでもマッチングアプリでも、ナンパだって……!? 結局恋の始まりに出会う場所は関係ないのかもしれませんね(笑)。

 

【参考】

株式会社リクリートマーケティングパートナーズ ブライダル総研「婚活実態調査2018」