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既婚女性と独身男性…その不倫の行く末とは

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

目次

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1:女性が結婚しているのに不倫、その行く末が気になる……

(1)女性が不倫したら家庭はどうなる

既婚者の女性が不倫をしたら、その家庭はどうなるのか……。気になったことがある人もいるのではないでしょうか。

今まで、『Menjoy!』のライターとして、不倫を経験したさまざまな人からお話を聞いてきました。その中には「不倫相手とは別れて、今までと変わりなく家庭に戻った」という人もいれば、「不倫がバレて離婚になった」という人もいました。

子どもがいなければ離婚しやすいということも傾向としては言えると思いますが、「子どもがいるから、不倫が発覚しても結婚生活を続けている」という人もいます。不倫の結末は、人それぞれのようですね。

(2)既婚女性を好きになる独身男性の心理は?

逆に、既婚女性を好きになる独身男性とは、一体どのような心理なのでしょうか。話を聞いてみると「好きになった人がたまたま既婚者だっただけ」という人もいれば、「俺は結婚する気がないから。既婚者と付き合うとそのリスクがなくていい」という人もいました。

理由は人それぞれですが、彼らに共通している思い。それは罪悪感の薄さです。不倫の恋愛に対して、後ろめたさをそれほど感じないからこそ、既婚者と付き合えるのかもしれません。

 

2:遊びのつもりが本気に……不倫が辿り着いた場所4つ

では、実際に不倫を経験したことのある人に、そのはじまりから終わりまでのお話をじっくり聞いてみました。4つのケースをご紹介します。

(1)割り切った関係のつもりが……

「僕は、学生のころに不倫を経験したことがありますね。相手は既婚者で、僕はまだ学生。既婚者との恋愛はセックスが魅力的だって話を聞いて、アルバイト先で一緒に働いている20代後半の人妻に、アプローチをしかけました。

最初は当然断られましたけど、結婚してから異性と絡むことが少なかったようで、まんざらでもない感じでしたね。で、アルバイト先の飲み会の帰りに酔った勢いでホテルに誘って、身体の関係を持ちました。それからしばらくは、週に1回とか会ってましたね。

最初は好奇心から不倫してみたいっていうだけだったんですけど、徐々に彼女が欲しくなりました。“離婚して僕と結婚してほしい”って言ったんですけど、笑われちゃいましたよ。“そういうセリフはしっかり自立してから言いなさい”って。彼女のほうこそ、僕のことは遊びだったんですよ。

結局、就職してアルバイトを辞めてからは、会わなくなりました」(Iさん・23歳)

(2)離婚して彼と一緒に……

「私の場合は、会社の上司と関係をもってしまいました。3年前なので、28歳のときですね。私は結婚していたんですけど、夫とうまくいってなくて……。ケンカとかもひどかったんですよ。だから、いつも優しく接してくれる上司に惹かれてしまって……。

その上司には、いつも相談に乗ってもらっていたんです。基本、仕事のことでしたが、次第に、家庭のこととか、夫婦のこととかも相談するようになって。上司は独身でしたが、以前は結婚していてお子さんもいたので、いろいろとためになるお話を聞かせてもらいました。

それである日、旦那はすごく大きなケンカをして、もう何もかもいやになっちゃったんです。そのときも、上司に泣きついたんです。“どうして彼と結婚しなかったんだろう”って思ったら、気持ちが止まらなくなってしまって。それで彼とは、そのまま、男女の仲に……。

幸いなことに子どもがいなかったので、今は夫と離婚する話を進めています」(Yさん・31歳)

(3)惚れたが負け

「今考えると、馬鹿なことしたなって思うよね。でも、そのときは夢中だったから。

俺の場合、仕事の取引先の女性を好きになったんだ。きれいな人で仕事もできて、そのうえ、笑いのツボが合うから、すぐに打ち解けたね。まさか既婚者だとはね。それを知ったときには、もうめちゃくちゃ惚れてた。で、告白してフラれて。

でも、何度もアプローチを重ねてたら、“飲みに行こう”って言われてさ。嬉しかったね。“離婚する気はない”ってキッパリ言われたけど、“それでもいいなら”って付き合い始めて……。

でも、すぐにバレた。向こうの旦那が怪しんでいたんだってさ。LINEのトーク履歴を見られたとかで、旦那さんが会いに来たよ。“嫁のことは忘れろ”って言われたけど、無理だった。心底惚れてたからね。だから彼女を押し倒したんだ。身体の関係を持ってしまえば、旦那は彼女を許すことができないだろうって思ってね。

結果的に旦那は彼女を許したし、彼女も旦那のところに戻った。要するに俺は利用されたってこと。夫婦仲がうまくいってなかったから、俺との関係をチラつかせて、旦那に夫婦の関係を本気で考えてもらおうと思ってたみたい。やられたよ。でも、惚れたが負けって言葉あるように、俺は未だに彼女に惚れてんだ。まいったよな」(Aさん・26歳)

(4)情熱と罪悪感のあいだ

「うちの場合は、旦那が先に不倫したんです。それで頭にきて、私も好きにしてやろうと思って、それで外に男をつくったんですよ。既婚者と付き合ってW不倫になるといろいろとリスクが高いから、独身男が良かったんです。もちろん、その人とうまくいったら、離婚してそっちと結婚してやろうかとも思ってました。

もちろん、不倫をしている最中は旦那も気づいていたと思いますよ。開き直っていたし、隠すには隠してましたけど、神経をすり減らしてまでは隠していませんでしたから。

でも、旦那はじっと黙ってたんですよね。はじめはいい気味だと思ってたんですけど、不倫相手に本気になればなるほど、同時に罪悪感が出てきちゃったんですよ。私は旦那のことが好きだったから、不倫をしても、私が受けたショックを旦那が理解してくれるならって思ってたんですよね。

でも、不倫相手に本気になりはじめたら、ダメ。ただ黙って優しく接してくる旦那を見てると、家でひとりで泣いていたときの自分が重なっちゃって。それ以上は不倫を続けられませんでした。今は二度と不倫は辞めようって約束して、旦那と平穏に過ごしてます」(Eさん・29歳)

 

3:人生いろいろ。不倫の結末もいろいろ

今回は、既婚女性と独身男性との不倫が行き着いた結末をご紹介しました。書き切れませんでしたが、不倫がバレて慰謝料請求されてしまったり、離婚したあげくに会社にも居づらくなって辞めてしまったなんて人もいました。

また、本気で好きになって、次の人生を歩んでいる人や、不倫という愚かさに反省して家に戻ったという人など、さまざまな人がいました。不倫はドラマのような泥沼の愛憎劇だけではなく、幾通りもの結末が待っているものなのですね。